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エピローグ
エピローグ 7
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咲は、また生徒達に笑顔を向けた。
「皆さん2年間ではありますが、これからよろしくお願いいたします!」
咲は頭を下げた。
「…姫!!」
「可愛い!可愛すぎるっ」
「咲姫!!!」
拍手と歓声が沸き起こる。
茉莉が、『今日の夕飯は豪華だぞ』とマイクで言っていた。
今日、何回目の歓声だろうか。
はりきって声を出していた生徒は、ガラガラ声で『応援します!』と言っていた。
みんなが喜んでくれて、咲は感極まって涙が出た。
それを見た愁が、咲の瞼にキスを落とす。
このあと食堂で姫就任の祝賀会が行われるので、あとで改めて愁と2人で、食堂のお姉さん'Sにお礼を言いに行くことにした。
皆から祝福を受けた、本当の結婚式のようだった。
愁と初めての共同イベントで、一生忘れない日になった。
学校の門の前の桜並木の中を、愁と咲は歩く。
しっかりと握った手を、離さないように力を入れた。
愁が握り返してくれる。
一緒にいたいと思う人が、隣にいてくれる。
そんな些細な事なのに、嬉しくて堪らない。
「咲、ありがとう」
愁が咲にお礼を言った。
「咲が俺の側にいてくれるのが、すごく嬉しいよ」
「僕も嬉しい!」
「咲、これからもよろしくね」
「はい!」
足を止めた。
お互いが微笑み合って、肩に手を置き触れた。
愁が、咲の身体を引き寄せた。
咲は愁の頬に右手を伸ばし、唇をよせてキスをした。
世界が色づく。
桜並木の桜が、フラワーシャワーのように舞っていて、その中を愁と咲は歩いた。
愁と咲の物語は、これからも一緒に歩んで行く。
世界に祝福されて、幸せの時をこれから先も一緒に刻んでいくのだった…。
「皆さん2年間ではありますが、これからよろしくお願いいたします!」
咲は頭を下げた。
「…姫!!」
「可愛い!可愛すぎるっ」
「咲姫!!!」
拍手と歓声が沸き起こる。
茉莉が、『今日の夕飯は豪華だぞ』とマイクで言っていた。
今日、何回目の歓声だろうか。
はりきって声を出していた生徒は、ガラガラ声で『応援します!』と言っていた。
みんなが喜んでくれて、咲は感極まって涙が出た。
それを見た愁が、咲の瞼にキスを落とす。
このあと食堂で姫就任の祝賀会が行われるので、あとで改めて愁と2人で、食堂のお姉さん'Sにお礼を言いに行くことにした。
皆から祝福を受けた、本当の結婚式のようだった。
愁と初めての共同イベントで、一生忘れない日になった。
学校の門の前の桜並木の中を、愁と咲は歩く。
しっかりと握った手を、離さないように力を入れた。
愁が握り返してくれる。
一緒にいたいと思う人が、隣にいてくれる。
そんな些細な事なのに、嬉しくて堪らない。
「咲、ありがとう」
愁が咲にお礼を言った。
「咲が俺の側にいてくれるのが、すごく嬉しいよ」
「僕も嬉しい!」
「咲、これからもよろしくね」
「はい!」
足を止めた。
お互いが微笑み合って、肩に手を置き触れた。
愁が、咲の身体を引き寄せた。
咲は愁の頬に右手を伸ばし、唇をよせてキスをした。
世界が色づく。
桜並木の桜が、フラワーシャワーのように舞っていて、その中を愁と咲は歩いた。
愁と咲の物語は、これからも一緒に歩んで行く。
世界に祝福されて、幸せの時をこれから先も一緒に刻んでいくのだった…。
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