日ノ本経済 始まりの話

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閑話休題

閑話休題3 損得勘定は、商人の必須スキル

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 経済的な感覚について、日本は、とっても両極端に分かれる国である。長年、ボードゲームをプレイしたりインストしていて、ルールが理解できるけど、ゲームが理解できないという人達に何度か出会った。日本人というのは、ボードゲーム等で海外に行くと、何故か、相手から強いと思われてしまう。まぁ確かに、日本人は強い、世界チャンピオンになるより、日本チャンピオンになる方が難しい競技があったりする。(日本選手権の上位は、ほとんどかつての世界チャンピンだったりする)

 お爺ぃは、若気のいたり?で、「キャッシュフ○ー」というゲームがある。1998年くらいだったかに或る本を買って、中に書かれていたゲーム(当時199ドル+送料50ドル)を輸入すると、当然ながら英文のゲームが届いた。ゲームの箱には、著者の講演テープ(当時はまだカセットだった)やらが入っていて、友人と、ゲームは多分5000円くらいで、入っていたオリジナル電卓(ロゴ入り紫カラー)が5000円で、ありがたい?テープが一万円という話をしていた。(笑)
 ゲームのルールを訳して、カードを訳して遊んでいたら、教えて欲しいと頼まれて、教えたことがある。

 ゲームをインストしていて判ったのは、経済感覚の或る人と無い人は、判別できる出会った。ゲームで使用されるカードを確認し、システムを解析できる人は、経済感覚上問題ない。しかしながら、ルールを理解できても、システムの構成を理解できない人は、投資という行為そのものに向いていない。
 特に「キャッシュフ○ー」というゲームは、損得勘定を理解できるかできないか、この点に焦点が置かれていて、プレイヤーは置かれた立場を最大限に利用して、様々な手を使って、儲けを図ることがシステムとして要求される。
 投資手段や方法を考えるのは、プレイヤーであり、誰かが教えてくれるわけではない。
 インストラクトでは、或る程度のカードに記載されている情報は与えるものの、プレイヤーが判断できなければ、どうにもならない。また、新たな投資方法を考えたプレイヤーへの対応について、TRPGのマスターとして対応します。まぁ、新たな投資を考えるプレイヤーは、法的な整合性等を含めて検討して、判定を下すことになります。損得勘定を判断できる人は、成功するかは確率ですが、可能性はゼロではありません。
 でもって、何回かプレイしても、判断できないプレイヤーは、諦めた方が良いなぁと思ってたりしました。懇親会では、オブラートに才能が無い話をしますが、諦められない方が、当時のバブルがはじけた中で、投資でどうにかしようという感じだったのですが、この方には無理だなぁと感じました。
 状況に対するRoll Playが、実務的なお話です。
 時折、実務的なRoll Playを話します。或るイベントによって生じる利益があるとする、利益の支払い手が誰になるのかを逆算することが、現実的な投資判断の基準と考えてください。
 2025年に万博が大阪に来る、IRも大阪が名乗りを上げている、だが、東京や横浜が諦めたわけではない。祭典によって生じるもしくは生じた赤字を抱える、東京や横浜。基地が移転したとして跡地はどうするのか?同規模で、経済効果を継続的に得られるモノとは何か?そんな疑問符?をプカプカ浮かべつつ、お爺ぃには、そのような思いもあります。困ったことにお爺ぃは、近くに住んでいる親戚等と話をすることができないことだけれど、選択肢はほとんど無いと判断してます。





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バブルが弾けた頃、個人的に、知り合い等に対して話をしたのは、
「ITで儲けたいという人は、損得勘定が判断できれば、確率勝負に持ち込むことができる。
 しかしながら、損得勘定の判断が出来なければ、勝負の土俵にすら立つことはできない。
 ただし、良心回路をゴミ箱に捨てれば、ITで儲けたい人を相手に商売はできる」
という話をしていた。
 お爺ぃ個人は、貧乏お爺ぃを目指す人間なのだが、システム解析と評価は好きで、様々に予測と評価を精度良くすることがある。お爺ぃは、無欲である間は、予測は当たりやすいもので、知人からは見者けんじゃだねぇと言われたりした。



 良心回路というのは、キカイダーという特撮作品のヒーローが、「不完全な良心回路」を持っていて、悪の命令に従おうとすることに、必死で抵抗するヒーローに出てくる設定である。



 お爺ぃは、損得勘定からくる投資には、良心回路を機能停止させることがあると考えている。
 9.11の時、ジャンボがビルに飛び込むのを見て、知人から掛かってきた電話は、
「明日の朝一で、金を買いに行くから、貯金を貸して欲しい」
 知人は、生じたイベント(9.11)から、結果として起きることを予測し、投資を確定させて儲けをだしている。お爺ぃは、「不完全な良心回路」が邪魔をして、投資を確定させることはできない、つまりは金持ち○さんになれない。
 3.11の時は、別の知人が、円売りドル買いで儲けを出していましたが、思った以上に変化せず、儲けが小さかったので、勉強会が開催され、日本が受けたダメージ以上に海外のダメージは大きい。相対的には、「円」がマシ。個人的には、3.11よりも、同年10.11の東南アジアの水害被害の方が、圧倒的に日本には影響していたなぁというのがあった。正直に言えば、東日本の工場は、半年以内に再稼動できた工場がほとんどであったが、部品工場が水没により壊滅して復旧の目処が立たず、部品を手に入れることができないため、結果的に再稼動した工場で、製品を生産できなかったという事態になった。
 まぁ、3.11は対応できても、10.11は対応不可能というのが、日本の製造業が、2011年に受けた衝撃だった。

 まぁ、投資というのは、時折、凄まじいまでのイベントが生じる。どっかの国が21世紀の記念で祭典を開催したことで、破産したようなモノである。お爺ぃは、当時ニュースの中で、かの国で祭典を開催するにあたって、連続して開催することで、赤字を縮小し黒字に転換できるという前約束だったハズ。結果的に、欲望のままにビジネスに集り、「良心回路」を停止させた連中にとっては、目の前のビジネスに飛びつくという結果になる。
 困ったことに、祭典というのは、単体では基本的に赤字なのだ。





 損得勘定を理解できるかどうかは、数字の計算ができると言うことではなく、金の流れやモノの流れについて、イベントの結果を予測する能力があるかどうかである。

 予測できないからと言って、悲観する必要は何も無い。正直に言って、予測できる人間は、どこかで何かを置き忘れた人間である。もしくは、目の前の出来事に対して、「良心回路」のスイッチをON/OFFをできる人間のことであり、日本では評価が分かれる人種であることを示すのである。
 お爺ぃは、ON/OFFはできないし、冷静で居られることも無いので、投資の判断はともかく、決断はできない。だからこそ、貧乏お爺ぃを、目指すこととした。





 正直に言えば、損得勘定を理解でき、判断できることは、情実とは合わないことが多い。お爺ぃのように、情実に振り回される人間は、判断した結果がロクなことにならない。人には、向き不向きがあるものだ。

 別にお爺ぃは、金持ち○さんを目指すことを、否定することは無い。そっちの世界を追い求めるのも、間違いではない。日本昔話には、福の神と貧乏神が争って、家人の爺婆が、貧乏神を応援して、福の神を追い出すという話がある。福の神は、首を傾げながら、帰路に着くという話だ。これも、日本人の特性である。



「まくとぉそぅけぇ、なんくるないさぁ」



 真っ当に誠実に対応していれば、物事はなんとかなるものである。という、琉球方言である。お爺ぃは、投資を目指したいという人に、この琉球方言のお話しをした後で、



「目的が、手段を正当化する」この言葉を、「まくとぉそぅけぇ、なんくるないさぁ」として、実行するということが、本当にどのようなことであるか、投資をする時には、一呼吸置いて考えることをお勧めします。自分自身が、「目的に対して、どこまでの手段を正当化できるか」であり、この判断基準を誤れば、本当の意味で一線を越えてしまうことになります。まぁ、お爺ぃは、「目的に対して、手段を正当化するを始めてしまったら」一線を越えない自信は、欠片もありません。
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