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お爺の一考
あやかし達と共に生きるために
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知的生命体の規定:
「言語を有し、操作可能な上肢を有する生命体は、知的生命体として認める」白鳥座憲章
この文章は、ロバート・A・ハインラインの「ラモックス」という作品での規定であるが、個人的には気に入っている。知的生命体同士の規定としては、佐藤大輔さんの「皇国の守護者」に描かれている、<大協約>の雰囲気が好みである。<大協約>の全文が知りたいなぁとか思っています。
白鳥座憲章は、生命体は、知的ではあるが、言語を有し、操作可能な上肢を有することができれば、一定のコミュニケーションが可能と言うのが、考え方の根底にある。これ自体には、それほど大きな違いは無いように思う。ただ、操作可能な上肢の部分については、類似したモノであれば良いように思う。ここらへんは、どの程度までコミュニケーションが可能であるかどうかに依存してくるのだと思う。
<大協約>は、生命体の種としての保存を基準として、戦争の制約条件としている。これは、異種族間の殲滅戦を回避する手法として用いられている。ここら辺が、一番の好みなところである。
様々なライトノベルでは、鬼や天狗といった様々な"あやかし"達が、あたりまえのように登場する。敵役として、または主役として、共に生きるモノとして描かれるには難しいとは思う。
日本人というのは、世界でもっとも成文法を嫌う国であるように思う。鬼や悪魔、さらにはロボットや異星人であっても、"友達"や"恋人"であると言い切る国は珍しい。そして、"友達"や"恋人"であろうと、殺し合い、憎み合えるのも、また、日本人なのだと思う。
「これって、バッドエンドだよね?」鎌倉草創期の女性武将、リアルな女性チート、浅利板額が登場します。巴御前も登場させています。
この中で、建仁覚書を登場させています。これは、生前贈与制度を基準として、嫡子相続と女性当主の確立」という流れを造り、武家制度の確立と共に嫡子相続の浸透をはかります。
宵闇シリーズでは、法律や慣習の流れとしては、延喜格式例を変更の起点として、「人の子は人、あやかしの子はあやかし」を最初に流れとして、鎌倉の建仁覚書として、「生前贈与から嫡子相続、女性当主の確立」という流れを築き、後の御成敗式目で確立を図ります。
日本国内については、これで、一通りの目途が立ちますので、後は、南北朝期の混乱と戦国期のイスパニア問題への対応ができれば、1700年くらいまでの流れを形成することができると考えております。
ただ、「これって、バッドエンドだよね?」の建仁覚書からの流れは、少し法律と社会に加速が掛かっていて、この形を鎌倉期に確立させると、鎌倉幕府の施政能力があがると共に、有力御家人の勢力がさほど弱体化しません。また、元寇については、琉球・松浦の大船とミズチ衆の活躍なんかが登場してしまうので、神風抜きで元寇を撤退に追い込みます。
鎌倉幕府そのものは、貨幣経済の浸透による民衆からの、律令や荘園制度、守護・地頭と多重支配体制に対する圧力上昇から、崩壊していきます。ここまでは、想定どおりなのですが、建仁覚書から、シミュレーション解析をおこなう中で、「室町幕府ってできねぇんじゃねぇ?」という問題が解決されていません。
つまりは、建武の新政から足利尊氏と主上が争う南北朝動乱の形ではなく、鎌倉からの流れとして、天皇家はそのままで、主上が嫡男に京洛から追い出されたりしながら、戦国動乱へと雪崩れ込んでいくような形になりそうです。足利尊氏、新田義貞などと源氏末裔が、それぞれ幕府を設立させる征夷大将軍の宣旨を受ける形となりそうです。源氏長者たる鎌倉から始まる、武家の棟梁たる征夷大将軍の後継者を、源氏各氏族が入り乱れて戦うような後継者争奪戦が戦国時代となるような感じとなります。
宵闇の琉球王朝は、清和源氏の源為朝からの流れですし、伊豆諸島は、為朝が嫡子為頼の子孫が、大島一族として、地侍衆となっております。また、平清盛が嫡子重盛の子宗重一族が駿河衆となっています。(困った、今川貞世の出番が九州なので、九州今川家になる)北条早雲は、伊勢平氏の流れなので、駿河が平家嫡流であれば、それほど影響を受けずに、そのまま関東へと進出できます。
地侍系の武家は、大きく土地を移動しませんが、守護系の武家は、大きく地理的な異動をしてしまいますので、九州では、菊池家の進出に対して、和田家が大宰府から勢力を伸ばすだったりとかで、足利が勢力を伸ばす課程で、遠江、駿河守護、今川貞世が鎮西探題に出てくることになります。史実では備後、安芸、筑前、筑後、豊前、肥前、肥後、日向、大隅、薩摩の守護も兼ねますので、状況としては、九州今川家が隆盛を築くという方がすっきりします。これだと、今川義元が、大友義鎮となります。
時代が進むと、演算が難しくなるというのは、こういったところですね。
「言語を有し、操作可能な上肢を有する生命体は、知的生命体として認める」白鳥座憲章
この文章は、ロバート・A・ハインラインの「ラモックス」という作品での規定であるが、個人的には気に入っている。知的生命体同士の規定としては、佐藤大輔さんの「皇国の守護者」に描かれている、<大協約>の雰囲気が好みである。<大協約>の全文が知りたいなぁとか思っています。
白鳥座憲章は、生命体は、知的ではあるが、言語を有し、操作可能な上肢を有することができれば、一定のコミュニケーションが可能と言うのが、考え方の根底にある。これ自体には、それほど大きな違いは無いように思う。ただ、操作可能な上肢の部分については、類似したモノであれば良いように思う。ここらへんは、どの程度までコミュニケーションが可能であるかどうかに依存してくるのだと思う。
<大協約>は、生命体の種としての保存を基準として、戦争の制約条件としている。これは、異種族間の殲滅戦を回避する手法として用いられている。ここら辺が、一番の好みなところである。
様々なライトノベルでは、鬼や天狗といった様々な"あやかし"達が、あたりまえのように登場する。敵役として、または主役として、共に生きるモノとして描かれるには難しいとは思う。
日本人というのは、世界でもっとも成文法を嫌う国であるように思う。鬼や悪魔、さらにはロボットや異星人であっても、"友達"や"恋人"であると言い切る国は珍しい。そして、"友達"や"恋人"であろうと、殺し合い、憎み合えるのも、また、日本人なのだと思う。
「これって、バッドエンドだよね?」鎌倉草創期の女性武将、リアルな女性チート、浅利板額が登場します。巴御前も登場させています。
この中で、建仁覚書を登場させています。これは、生前贈与制度を基準として、嫡子相続と女性当主の確立」という流れを造り、武家制度の確立と共に嫡子相続の浸透をはかります。
宵闇シリーズでは、法律や慣習の流れとしては、延喜格式例を変更の起点として、「人の子は人、あやかしの子はあやかし」を最初に流れとして、鎌倉の建仁覚書として、「生前贈与から嫡子相続、女性当主の確立」という流れを築き、後の御成敗式目で確立を図ります。
日本国内については、これで、一通りの目途が立ちますので、後は、南北朝期の混乱と戦国期のイスパニア問題への対応ができれば、1700年くらいまでの流れを形成することができると考えております。
ただ、「これって、バッドエンドだよね?」の建仁覚書からの流れは、少し法律と社会に加速が掛かっていて、この形を鎌倉期に確立させると、鎌倉幕府の施政能力があがると共に、有力御家人の勢力がさほど弱体化しません。また、元寇については、琉球・松浦の大船とミズチ衆の活躍なんかが登場してしまうので、神風抜きで元寇を撤退に追い込みます。
鎌倉幕府そのものは、貨幣経済の浸透による民衆からの、律令や荘園制度、守護・地頭と多重支配体制に対する圧力上昇から、崩壊していきます。ここまでは、想定どおりなのですが、建仁覚書から、シミュレーション解析をおこなう中で、「室町幕府ってできねぇんじゃねぇ?」という問題が解決されていません。
つまりは、建武の新政から足利尊氏と主上が争う南北朝動乱の形ではなく、鎌倉からの流れとして、天皇家はそのままで、主上が嫡男に京洛から追い出されたりしながら、戦国動乱へと雪崩れ込んでいくような形になりそうです。足利尊氏、新田義貞などと源氏末裔が、それぞれ幕府を設立させる征夷大将軍の宣旨を受ける形となりそうです。源氏長者たる鎌倉から始まる、武家の棟梁たる征夷大将軍の後継者を、源氏各氏族が入り乱れて戦うような後継者争奪戦が戦国時代となるような感じとなります。
宵闇の琉球王朝は、清和源氏の源為朝からの流れですし、伊豆諸島は、為朝が嫡子為頼の子孫が、大島一族として、地侍衆となっております。また、平清盛が嫡子重盛の子宗重一族が駿河衆となっています。(困った、今川貞世の出番が九州なので、九州今川家になる)北条早雲は、伊勢平氏の流れなので、駿河が平家嫡流であれば、それほど影響を受けずに、そのまま関東へと進出できます。
地侍系の武家は、大きく土地を移動しませんが、守護系の武家は、大きく地理的な異動をしてしまいますので、九州では、菊池家の進出に対して、和田家が大宰府から勢力を伸ばすだったりとかで、足利が勢力を伸ばす課程で、遠江、駿河守護、今川貞世が鎮西探題に出てくることになります。史実では備後、安芸、筑前、筑後、豊前、肥前、肥後、日向、大隅、薩摩の守護も兼ねますので、状況としては、九州今川家が隆盛を築くという方がすっきりします。これだと、今川義元が、大友義鎮となります。
時代が進むと、演算が難しくなるというのは、こういったところですね。
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