琉球お爺いの綺談

NHKを護ろう会？

お爺ぃは、NHKを護ろう会？ 「ＮＨＫスクランブル放送には反対です」

「ＮＨＫを護ろう会？」というのもありなのだろうか。

　現状の分担金なら、払っても良いけど、スクランブルになって、受信料が上がるようなら払えないから嫌だ。そんな奴らをぶっ壊せ。

　ＮＨＫのスクランブル放送が実現されると、当たり前だが、NHKの収入が下がる。

　収入が下がると、党首さんは、給料を下げて対応とかいうが、現実のNHKは、職員以外を切り捨てるところから始まる。最初の段階は、地方のＮＨＫで独自放送を作成している人たちである。党首さんが言うところの、本来のＮＨＫ活動をしている人たちである。ＮＨＫのスクランブル放送が始まると、まずは、一番立場が弱い、彼らの仕事が予算削減によって、干されていくことになる。決して、ＮＨＫ本体でぬくぬくしている、お偉いさん達の給料から下がることは無い。

　そして、地方のＮＨＫから新人採用が無くなり、徐々に職員が減っていって、地方は嘱託だらけの職場に変わっていく。ＮＨＫの職員が、地方局に１人か２人くらいになる。地方のニュースはもちろん削減されて、存在すらなくなっていく地方も出てくるだろう。

　さらに予算が削減されていくと、地域の放送設備を維持することが困難になる。結果として、ＢＳでしか映らない地域が増加していく。

　負のスパイラルに嵌ると、終わりの見えない蟻地獄のように、ＮＨＫからは、独立できるくらい優秀な人達から辞めていって、しがみつく人たちだけが残っていく。

　最終的には、ＮＨＫは消えてなくなり、後には何も残らない。今までの記録や様々な映像資料についても、競売にかけられ、散逸して消え去ってしまう。お爺ぃは、NHKが技術名目でもありますが、様々な記録やデータが残されていること、出来る限り保管されていることは、非常に良いことだと考えています。

　テレビ技術の進展では、ハイビジョンや４K、８Kといった開発をしないで良いと言えば、生きるのに必要じゃないし、民間で開発すればいいじゃんというのも在りです。民間で開発すると、古くはVHSとβ、メモリースティックにSDカードなどの規格争いが発生する。技術力ではなく、良く分からない力関係の中で、なんで残ったか良く分からない技術が残ったりもする。お爺ぃは、民間さんの独自開発は、自由競争であるけれど、そこにはユーザー優先という考え方は無く、当たり前のようにビジネスが最優先され、民間さんの冷たい姿がある。

　さらに、困ったことに、ばからしい話であるが、国がやれば安心ということも無い。国家というものは、国益が困ったことに優先され、国益になると判断されなければ、予算が得られない。最初から、国家以外の収益で運営されれば、一応は独立した対応が可能なのである。

　まぁ、しかしながら、組織が腐れば、利点は欠点に、寡占は強欲に支配される。それもまた、事実なのである。






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　お爺ぃは、ＮＨＫをスクランブル放送にすること以外については、党首の言っていることに賛成します。
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