琉球お爺いの綺談

Ittoh

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日ノ本、二大政党制

日ノ本、二大政党への道 郷に入りて、郷に従うか

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 地方自治は、国の根幹を支えるか。
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 明治期に幾つかの叛乱を経験したこともあって、国民が武装することを抑え、知事を中央官庁から派遣し、地方自治体は中央へ従わさせるための機関にもなっていた。

 知事の在り方を、地元からの選出にすべきとの意見が、政友会から出された結果、東京府、大阪府、京都府、三府に神奈川県を加えて、地元議員から知事へという流れを創ろうとしました。民政党が反対し、調整の結果として、三府から東京府が省かれ、愛知県が追加され、昭和二年に知事任用の範囲は、内務省だけでなく、議員からの任用も実施され、大阪と京都が政友会から選ばれ、神奈川、愛知が民政党から選ばれたのでした。民政党は、東京を帝都とし、独立区画としたのである。

 知事は、地域の首長であるが、大きな権限を有していたが、財源を持っていなかった。大蔵省主税局は、財源の地方移譲ではなく、中央から地方への交付という形をとったのである。

 地方自治への流れは、未だ整備されていない状況ではあるが、昭和二年(1925年)に始まったのである。




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 政友会の流れは、地方各地に地盤を置いて、地方自治への流れを築き、地方自治の確立を目指す。
 民政党の流れは、帝都を中心とした、都市に地盤を置いて、強大な大日本帝国を築き上げることを目指す。
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