琉球お爺いの綺談

歴史と時代

歴史と時代第七稿 大陸抗争は、様々な思いが錯綜する

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　「特区」は、新たなフロンティアである
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　大陸利権の確保と「特区」というフロンティアを与えることで、アメリカを国際連盟に組み入れた。

　ロシア帝国が崩壊し、国外逃亡したロマノフ王朝を国際連盟が、無地領主Landless Lordとして承認した。これは、ロシア帝国資産を、ソビエト連邦が継承することを、阻止することにある。また、日本に大陸利権を寡占させないためにも、鉄道利権と地下資源を分割させた。駐仏ロシア大使館を、そのまま無地領主Landless Lordの資産としてフランスが承認し、資産管理機能を持たせて、大陸利権にフランスを参加させた。

　アメリカには、ウラジオストクからシベリア鉄道利権とし、沿海州の利権を確保させた。イギリスが黒竜江の河川航行権を確保し、ハバロフスクからニコラエフスクまでの利権を確保させた。

　日本は、満洲鉄道利権を確保させ、関東都督府の権限は、遼東半島のみに縮小させた。シナ派遣軍は、満洲利権を確保しつつ、ソビエトとの戦いを継続し、帝国陸軍の敵を確立することにあります。

　山東省の利権を日本から、アメリカ・ドイツへ売却することで、大陸での争いから日本を引かせた。これは、最終的に米中戦争の始まりであり、日米抗争への布石となる。

　米独VSソ中

　日英仏伊に米独に好意的中立を維持させ、ソ中VS米独が戦争状態となっていく。無地領主Landless Lordロシアが、中華民国と協力関係となり、米独の戦争状態に干渉することとなる。

　長江沿岸の河川航行権を含めた、大陸の南方利権は、イギリスの利権で在り、米独の圧迫は、そのままイギリス利権の侵害となる。日本は、無地領主Landless Lordロシアに引きずられつつ、イギリスと共闘するようにして、米独との対立を深めていくこととなる。

　英日VS米独VSソ中

　大陸を舞台に諸国家の利権が錯綜し、どの国にとっても泥沼となった、三つ巴の抗争が開始される。