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こうして彼はオークの女王様につくことにした 過去4
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魔剣使いのカイ
双剣使いのルルカ
ヒーラーのエルフ、エリエーヤ
そしてユニークスキル『ミラー』を持つモトキこと俺
俺たち四名のパーティーは快進撃を続けた。
ゴブリンやオークなどのデミ・ヒューマンの砦をいくつも落とし、ヒューマンの活動領域をじわじわ広げた。
俺たちは向かうところ敵無しだった。
「無敵だな俺ら! 最強! もう飲むしかない!」
「飲むしかないね! むしろ飲む以外のことしたくないよ! 空気を吸うひまあったら酒飲んじゃうよあたし!」
「ばっかお前空気吸わなきゃ死ぬだろ~」
「死んでも飲んじゃうよあたし~」
カイとルルカは一つ砦を落とすたびにこの調子だ。
たき火を囲んで、近くの町から買いあさった酒をくらって朝まで騒ぐ。
「バカ騒ぎ……よくないと思うけどな」
女エルフのエリエーヤだけは理性を保っているようで、ぼそぼそとカイとルルカを諫めてくれるが、彼女の手から酒の瓶が離れることはない。
実は一番飲んでいるのではなかろうか。
みんな調子に乗っていた。
まあ、それも仕方がない。調子がいい時調子に乗るのはあたり前だ。
ただ、俺は少しだけ現状に疑問を抱いていた。
「どうしたの……モトキ。さっきから黙っちゃって。具合悪いのかな……?」
エリエーヤが心配そうに話しかけてくれた。
「いや、ちょっと気分が悪くてな。酔ったかな」
「回復魔法かけようか……? あれ、でも酔った時に回復魔法ってきくのかな? 肝臓あたりにかければいいのかな……?」
「いやいいって。エルフの回復魔法を酔い覚ましに使うわけにはいかんだろ――風にあたってくる」
適当にごまかし、俺はパーティーを離れる。
エリエーヤもそれ以上しつこく聞いてくることはなかった。
彼女は優しいが、基本的にはカイのことしか考えてない。
今も俺と話しながら、ルルカと仲良くしているカイの方をちらちら見ていた。
俺は草原を歩き、崖から下を覗き込んだ。
そこには、つい先ほど俺たちがほろぼしたゴブリンの砦がある。
ゴブリンの住居や監視用の櫓(やぐら)は、まだゴウゴウと燃えている。
俺たちがやったのだ。
他のパーティーメンバーはゴブリンの命を奪うことをなんとも思っていないようだが、俺はそこそこの罪悪感を抱いていた。
別に俺がやさしいからじゃない。
俺が一番、ゴブリンのことを知っているからだ。
このパーティーにおいて、俺の役割は潜入・諜報である。
俺のスキル『ミラー』はデミ・ヒューマンにも化けられるので、戦いを始める前に俺は敵性種族に化けて集落に潜入する。
ゴブリンやオークと生活をともにしながら、軍勢の規模や罠の位置、兵糧の状態など、そのすべてを丸裸にし、仲間の元に持ち帰るのだ。
デミ・ヒューマンと一緒にいると、いろいろなことがわかってくる。
ヒューマンとデミ・ヒューマンに、違いなんてほとんどないことがわかってくる。
ちまたではゴブリンやオークは蛮族扱いされているが、普通に社会性があるのだ、あいつら。
情もある。
ヒューマンもデミ・ヒューマンもまじで変わらん。
いや別に、だからと言ってみんな仲良くしろと言いたいわけじゃない。
争いはあっていい。
その方が自然だ。
争いあって、小さく勝ったり負けたりしてるのが健全だ。
しかし現状は、あまりにもヒューマンが優勢すぎる。
ヒューマンばかり勝ちすぎだ。
なぜか?
ヒューマンだけが、地球から戦士を召喚できるからだ。
しかもチートスキルつきで。
どうして転生なんてことが起こっているのかは、ヒューマンの王と側近の神官しか知らないらしいが。
とにかく、このまま時代が進めばヒューマンとその同盟種族エルフが覇権を握った世界がやってくる――なんだか、気味が悪い。
みーんな本質は同じなのに、ヒューマンだけが王様づらをする世界。
「つまんねえよな、それどう考えても」
誰にでも変身できるスキル『ミラー』を使えるようになってから、俺は『多様性』というものを愛するようになっていた。
たくさんの種類があるからいい。
一つだけではつまらない。
世界に正義や道理がたったの一種――つまらな過ぎる。そんなのは地獄だ。
もしも。
ゴブリンやオークが、地球からの転生者に対抗するすべを得たら。
また、戦況は拮抗するだろう。
――そっちの方がおもしろい。
「じゃ、そうするか」
思い立ったら吉日といわんばかりに、俺は一人旅立つことに決めた。
これからオーク、ゴブリン、トロル、ゴースト、コボルド――デミ・ヒューマンたちの有力者のところを回って、地球転生者をどう殺せばいいかを伝えるのだ。『ミラー』を使えば接触はたやすいだろう。
カイたちと一緒に過ごすうち、俺は地球出身者の弱点に気付いた。
そこをうまくつけば、対抗は可能だ。
「じゃあなカイ、ルルカ、エリエーヤ」
俺はぼそっとつぶやき、草原を走り出した。
まず、向かうはオークの国だ。
**
こうして俺はオークに化けて、オークの女王オ・ルナの直轄地に侵入。
女王ルナと対面を果たした。
ルナは最初俺を警戒したが、彼女の手足となって2、3の事件を解決してやるうちに、友人として認めてもらえたようだ。
オークの国にはそんなに長く滞在するつもりではなかったのだが――気が付くと一年以上もルナの居城で寝泊まりしていた。
だって、ルナがあまりにも美人すぎるのだ。
オークはエルフと祖を共にするとは聞いていたが、ルナにはエルフの血が色濃く出ているようで、オークの体つきとエルフの美貌をあわせもつ奇跡の女が誕生したようだ。
一目で惚れた。
そんなルナに俺は先日頼まれた。
『わらわのかわりに地球人を殺ってくれ』と。
自分自身で同胞の地球出身者を手にかける気はなかったのだが――なんと一人地球人を殺すたび、ルナは少しずつ俺に体を許してくれるという。
なら、やる。
今回のターゲットを殺したら、とりあえず俺は一晩ルナの胸を好きにしていいことになっている。
「あの、高級果実のような胸を、好きに……好きに……!」
双剣使いのルルカ
ヒーラーのエルフ、エリエーヤ
そしてユニークスキル『ミラー』を持つモトキこと俺
俺たち四名のパーティーは快進撃を続けた。
ゴブリンやオークなどのデミ・ヒューマンの砦をいくつも落とし、ヒューマンの活動領域をじわじわ広げた。
俺たちは向かうところ敵無しだった。
「無敵だな俺ら! 最強! もう飲むしかない!」
「飲むしかないね! むしろ飲む以外のことしたくないよ! 空気を吸うひまあったら酒飲んじゃうよあたし!」
「ばっかお前空気吸わなきゃ死ぬだろ~」
「死んでも飲んじゃうよあたし~」
カイとルルカは一つ砦を落とすたびにこの調子だ。
たき火を囲んで、近くの町から買いあさった酒をくらって朝まで騒ぐ。
「バカ騒ぎ……よくないと思うけどな」
女エルフのエリエーヤだけは理性を保っているようで、ぼそぼそとカイとルルカを諫めてくれるが、彼女の手から酒の瓶が離れることはない。
実は一番飲んでいるのではなかろうか。
みんな調子に乗っていた。
まあ、それも仕方がない。調子がいい時調子に乗るのはあたり前だ。
ただ、俺は少しだけ現状に疑問を抱いていた。
「どうしたの……モトキ。さっきから黙っちゃって。具合悪いのかな……?」
エリエーヤが心配そうに話しかけてくれた。
「いや、ちょっと気分が悪くてな。酔ったかな」
「回復魔法かけようか……? あれ、でも酔った時に回復魔法ってきくのかな? 肝臓あたりにかければいいのかな……?」
「いやいいって。エルフの回復魔法を酔い覚ましに使うわけにはいかんだろ――風にあたってくる」
適当にごまかし、俺はパーティーを離れる。
エリエーヤもそれ以上しつこく聞いてくることはなかった。
彼女は優しいが、基本的にはカイのことしか考えてない。
今も俺と話しながら、ルルカと仲良くしているカイの方をちらちら見ていた。
俺は草原を歩き、崖から下を覗き込んだ。
そこには、つい先ほど俺たちがほろぼしたゴブリンの砦がある。
ゴブリンの住居や監視用の櫓(やぐら)は、まだゴウゴウと燃えている。
俺たちがやったのだ。
他のパーティーメンバーはゴブリンの命を奪うことをなんとも思っていないようだが、俺はそこそこの罪悪感を抱いていた。
別に俺がやさしいからじゃない。
俺が一番、ゴブリンのことを知っているからだ。
このパーティーにおいて、俺の役割は潜入・諜報である。
俺のスキル『ミラー』はデミ・ヒューマンにも化けられるので、戦いを始める前に俺は敵性種族に化けて集落に潜入する。
ゴブリンやオークと生活をともにしながら、軍勢の規模や罠の位置、兵糧の状態など、そのすべてを丸裸にし、仲間の元に持ち帰るのだ。
デミ・ヒューマンと一緒にいると、いろいろなことがわかってくる。
ヒューマンとデミ・ヒューマンに、違いなんてほとんどないことがわかってくる。
ちまたではゴブリンやオークは蛮族扱いされているが、普通に社会性があるのだ、あいつら。
情もある。
ヒューマンもデミ・ヒューマンもまじで変わらん。
いや別に、だからと言ってみんな仲良くしろと言いたいわけじゃない。
争いはあっていい。
その方が自然だ。
争いあって、小さく勝ったり負けたりしてるのが健全だ。
しかし現状は、あまりにもヒューマンが優勢すぎる。
ヒューマンばかり勝ちすぎだ。
なぜか?
ヒューマンだけが、地球から戦士を召喚できるからだ。
しかもチートスキルつきで。
どうして転生なんてことが起こっているのかは、ヒューマンの王と側近の神官しか知らないらしいが。
とにかく、このまま時代が進めばヒューマンとその同盟種族エルフが覇権を握った世界がやってくる――なんだか、気味が悪い。
みーんな本質は同じなのに、ヒューマンだけが王様づらをする世界。
「つまんねえよな、それどう考えても」
誰にでも変身できるスキル『ミラー』を使えるようになってから、俺は『多様性』というものを愛するようになっていた。
たくさんの種類があるからいい。
一つだけではつまらない。
世界に正義や道理がたったの一種――つまらな過ぎる。そんなのは地獄だ。
もしも。
ゴブリンやオークが、地球からの転生者に対抗するすべを得たら。
また、戦況は拮抗するだろう。
――そっちの方がおもしろい。
「じゃ、そうするか」
思い立ったら吉日といわんばかりに、俺は一人旅立つことに決めた。
これからオーク、ゴブリン、トロル、ゴースト、コボルド――デミ・ヒューマンたちの有力者のところを回って、地球転生者をどう殺せばいいかを伝えるのだ。『ミラー』を使えば接触はたやすいだろう。
カイたちと一緒に過ごすうち、俺は地球出身者の弱点に気付いた。
そこをうまくつけば、対抗は可能だ。
「じゃあなカイ、ルルカ、エリエーヤ」
俺はぼそっとつぶやき、草原を走り出した。
まず、向かうはオークの国だ。
**
こうして俺はオークに化けて、オークの女王オ・ルナの直轄地に侵入。
女王ルナと対面を果たした。
ルナは最初俺を警戒したが、彼女の手足となって2、3の事件を解決してやるうちに、友人として認めてもらえたようだ。
オークの国にはそんなに長く滞在するつもりではなかったのだが――気が付くと一年以上もルナの居城で寝泊まりしていた。
だって、ルナがあまりにも美人すぎるのだ。
オークはエルフと祖を共にするとは聞いていたが、ルナにはエルフの血が色濃く出ているようで、オークの体つきとエルフの美貌をあわせもつ奇跡の女が誕生したようだ。
一目で惚れた。
そんなルナに俺は先日頼まれた。
『わらわのかわりに地球人を殺ってくれ』と。
自分自身で同胞の地球出身者を手にかける気はなかったのだが――なんと一人地球人を殺すたび、ルナは少しずつ俺に体を許してくれるという。
なら、やる。
今回のターゲットを殺したら、とりあえず俺は一晩ルナの胸を好きにしていいことになっている。
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