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癖の強い者達
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数千年と存在してきたはずの聖剣様は少年の異様な叫びを聞き、小動物のような瞳で怯えている。
「君の後ろに居る子はまさか?!」
眼鏡を掛けた少年は口元をニヤケさせながらアイリスの事を見つめている。
「初めて見たのじゃ……」
アイリスがレグルスの腕に抱きつき、興味深そうに少年を見つめている。眼鏡の少年は、聖剣様がレグルスに抱きついた時に一瞬笑顔が固まっていた。
「ね、ねぇ君。ど、どうしたらそんな幼女と仲良くなれるんだい?」
明らかに取り乱し、おかしな事になっている。幼女狂はレグルスの肩に痛みが走るほど強く掴み揺さぶっている。
「痛い痛い痛いッ!」
レグルスの肩を掴んでいる腕を無理やり引き剥がす。引き剥がす際の力が思っていたより強かったのか、幼女狂は後ろに倒れた。
「はッ?! ごめんね。取り乱していたようだ」
少年は立ち上がり正気に戻った。もしかしたら先程の叫びも取り乱していたのが原因かもしれないな、と心中で安堵の息を吐く間も無く。
「で、つるぺた幼女は好きかい?」
眼鏡の少年は先程とは打って変わって、にこやかな笑みを浮かべている。
それとは逆にレグルスはこめかみに皺を寄せ唸っている。アイリスに関しては、レグルスの腰に着いている鞘の中に収まっている。
「そんなに困らなくても良いのに……。 この学園で暮らしている数少ない幼女達を観察したり尾行したりわざと身体をぶつけたりするだけだよ?」
それを普通の事だと言い張る幼女狂を前にレグルスは、なにも言えなかった。
「で、どうだい? 幼女のパートナーがいるんだし僕と共に歩もう」
少年は爽やかな笑顔と共に手を差し伸べてくる。
「うん。絶対いやだ」
レグルスはこれ以上ない程の笑みを浮かべながら言い放った。すると幼女狂は下を向き暗い影を落とした。やばかったか? と心配するのも束の間。
「ぬぉおぉぉぉぉおぉ幼女!幼女!つるぺた幼女!幼女!幼女!つるぺた幼女おぉぉぉぉおお」
幼女狂は血走った目をしながらヒステリックな叫び声を出し走り去っていった。叫びながら走り去って行く幼女狂を呆然と見つめる他なかった……。
☆
「っふふふふ」
学園バルムンクの学園長であるシャウラは薄い紫髪の長髪を揺らしながらひっきりなしに笑っている。
「いや笑い事じゃないだろ……。 幼女にちょっかいをかける事とかおかしいだろ!」
先程の事が余程怖かったのか、聖剣様はレグルスの腕に抱き着きながら同意するようにコクコクと頷いている。
数千年の中で、聖剣を恐怖させた眼鏡の少年は、膨大な年月の記憶の中にしっかりと刻まれたであろう。
「そうだね、まずは色々と説明するよ」
笑いを堪えながら、シャウラは静かに説明を始めた。
「学園では五つの絶対的なルールがある。
一つ、許可無く学園の敷地から出ない事。
二つ、決闘をする場合はお互いが承諾する事。
三つ、節度ある行動をする事。
四つ、殺人を犯した者は学園から追放する事。
五つ、実力者の権限は絶対である事。さて、何か質問はある?」
「二つ目の決闘と三つ目の節度ある行動が良く分からない。 三つ目の内容はルールで縛る必要は無いんじゃないか?」
シャウラは、うんうんと頷きながら説明をしてくれる。
「まず、三つ目の内容だけど、巫女と巫祝は同じ部屋で暮らす事になる。まあ、言ってしまえばエッチな事はしないようにっ、て事だね。
二つ目は、ここ含め他の学園にも必ずランキングがあるんだ」
レグルスの記憶には、ここバルムンクを含む五つの学園があると覚えている。
「なんの順位だ?」
「学園内での強さだよ。 年に一度開かれる学園対抗の剣舞祭で上位三名になる事が出来れば、富と名声を授かる事が出来るんだよ」
「それは各学園全員のトーナメント戦なのか?」
「違う。各学園から出場出来るのは、その学園の上位六名だけ。その六人の中に入ろうと皆必死なんだよ」
アイリスは疑問に思った事を口にした。
「この学園の現在の上位六名に決闘を挑んで勝った場合はどうなるのじゃ?」
すると学園長はニヤリとした表情になった。
「それはもちろん上位者に勝てればすぐにその座に着くことが出来る」
「なるほど」
つまりは上位者になる為には一つの道しかない。自分を磨き上げ上位者に勝利する事。
学園では強い者だけが生き残れる場所だと改めて認識した。
「因みに、君達がさっき言っていた幼女狂は、学園バルムンクのランキング二位の実力者だよ」
「「あの変態が?!」」
聖剣とレグルスの悲鳴の様な声が重なった。あの変態はそんなに強かったのか……。
今思えば、レグルスの肩を掴んだ時、あの体型からは想像出来ないほどの腕力だった事を思い出す。
「この学園の上位に居座ってる連中は皆癖が強いんだよ」
学園長は深い溜め息をつきながらそんな事を漏らす。
「まだ一人しか知らないけど癖強すぎないか?」
あの幼女狂の様なおかしな連中が上位に居座ってるとかこの学園やばいだろ。明らかに学園の節度と秩序を乱してるだろ……。
「君達も充分癖が強いと思うけどねぇ」
シャウラの目が一瞬細くなった。
「バルムンクの一位はどんな人物なのだ?」
「そうだね……。
彼女を一言で表すなら最強にして最恐、だね」
「最強にして最……」
学園長は立ち上がり唐突にレグルスの言葉を遮った。後ろの扉を指差す。
「後ろの扉を開ければ彼女を見る事が出来るよ」
「……」
部屋の扉を開けて廊下を見ると、これから戦場に行くかの様な全身赤色の甲冑に身を包んだ人が歩いていた。
「……なにあれ?」
「彼女が学園バルムンク一位のアスカロン=ティアだよ」
学園一位の実力者を見た時に感じたのは殺気だった。辺りに殺気を振り撒き、まるで自分に近寄らせないようにしているかの様だった。
しかし、彼女の少し後ろではおかしな事をしている人達のせいで、彼女の強烈な殺気は霧散していた。
「もっと、もっと刺すようにぃいいい!」
先程の幼女狂が黒髪セミロングの俗に言うロリ巨乳に冷たい目線を向けられている。幼女狂は身体をクネクネさせながら快楽に浸っているかのような嬉しそうな悲鳴をあげている。
「キモい」
ロリ巨乳が呆れたような声をあげる。
しかし、幼女狂はブレなかった。
「あ。もっと蔑んだ感じでお願いします。四つん這いになったほうがいいスか? いや、むしろなるんで踏んでください」
赤色と金色の豪華な装飾をされた上品な雰囲気に満たされていた廊下の様子は地獄絵図だった。
殺気を所構わず振り撒く学園一位の甲冑女。学園二位の眼鏡は幼女の冷たい目線を受けて快楽に浸っている。
「この学園大丈夫か……?」
この異様な光景を普段通りだというかのように、他の生徒達や教師達は気にせず横を通り過ぎていく。
「そろそろ君の教室に行こうか」
シャウラは微笑を浮かべているが、目元がピクピクとしていた。
「俺の入る教室には上位者が居るのか?」
レグルスは、一日の体力を先程の一幕だけで使い果たし体を引きずるように歩いている。
「居るよ。 学園バルムンクの三位の実力者がね」
「君の後ろに居る子はまさか?!」
眼鏡を掛けた少年は口元をニヤケさせながらアイリスの事を見つめている。
「初めて見たのじゃ……」
アイリスがレグルスの腕に抱きつき、興味深そうに少年を見つめている。眼鏡の少年は、聖剣様がレグルスに抱きついた時に一瞬笑顔が固まっていた。
「ね、ねぇ君。ど、どうしたらそんな幼女と仲良くなれるんだい?」
明らかに取り乱し、おかしな事になっている。幼女狂はレグルスの肩に痛みが走るほど強く掴み揺さぶっている。
「痛い痛い痛いッ!」
レグルスの肩を掴んでいる腕を無理やり引き剥がす。引き剥がす際の力が思っていたより強かったのか、幼女狂は後ろに倒れた。
「はッ?! ごめんね。取り乱していたようだ」
少年は立ち上がり正気に戻った。もしかしたら先程の叫びも取り乱していたのが原因かもしれないな、と心中で安堵の息を吐く間も無く。
「で、つるぺた幼女は好きかい?」
眼鏡の少年は先程とは打って変わって、にこやかな笑みを浮かべている。
それとは逆にレグルスはこめかみに皺を寄せ唸っている。アイリスに関しては、レグルスの腰に着いている鞘の中に収まっている。
「そんなに困らなくても良いのに……。 この学園で暮らしている数少ない幼女達を観察したり尾行したりわざと身体をぶつけたりするだけだよ?」
それを普通の事だと言い張る幼女狂を前にレグルスは、なにも言えなかった。
「で、どうだい? 幼女のパートナーがいるんだし僕と共に歩もう」
少年は爽やかな笑顔と共に手を差し伸べてくる。
「うん。絶対いやだ」
レグルスはこれ以上ない程の笑みを浮かべながら言い放った。すると幼女狂は下を向き暗い影を落とした。やばかったか? と心配するのも束の間。
「ぬぉおぉぉぉぉおぉ幼女!幼女!つるぺた幼女!幼女!幼女!つるぺた幼女おぉぉぉぉおお」
幼女狂は血走った目をしながらヒステリックな叫び声を出し走り去っていった。叫びながら走り去って行く幼女狂を呆然と見つめる他なかった……。
☆
「っふふふふ」
学園バルムンクの学園長であるシャウラは薄い紫髪の長髪を揺らしながらひっきりなしに笑っている。
「いや笑い事じゃないだろ……。 幼女にちょっかいをかける事とかおかしいだろ!」
先程の事が余程怖かったのか、聖剣様はレグルスの腕に抱き着きながら同意するようにコクコクと頷いている。
数千年の中で、聖剣を恐怖させた眼鏡の少年は、膨大な年月の記憶の中にしっかりと刻まれたであろう。
「そうだね、まずは色々と説明するよ」
笑いを堪えながら、シャウラは静かに説明を始めた。
「学園では五つの絶対的なルールがある。
一つ、許可無く学園の敷地から出ない事。
二つ、決闘をする場合はお互いが承諾する事。
三つ、節度ある行動をする事。
四つ、殺人を犯した者は学園から追放する事。
五つ、実力者の権限は絶対である事。さて、何か質問はある?」
「二つ目の決闘と三つ目の節度ある行動が良く分からない。 三つ目の内容はルールで縛る必要は無いんじゃないか?」
シャウラは、うんうんと頷きながら説明をしてくれる。
「まず、三つ目の内容だけど、巫女と巫祝は同じ部屋で暮らす事になる。まあ、言ってしまえばエッチな事はしないようにっ、て事だね。
二つ目は、ここ含め他の学園にも必ずランキングがあるんだ」
レグルスの記憶には、ここバルムンクを含む五つの学園があると覚えている。
「なんの順位だ?」
「学園内での強さだよ。 年に一度開かれる学園対抗の剣舞祭で上位三名になる事が出来れば、富と名声を授かる事が出来るんだよ」
「それは各学園全員のトーナメント戦なのか?」
「違う。各学園から出場出来るのは、その学園の上位六名だけ。その六人の中に入ろうと皆必死なんだよ」
アイリスは疑問に思った事を口にした。
「この学園の現在の上位六名に決闘を挑んで勝った場合はどうなるのじゃ?」
すると学園長はニヤリとした表情になった。
「それはもちろん上位者に勝てればすぐにその座に着くことが出来る」
「なるほど」
つまりは上位者になる為には一つの道しかない。自分を磨き上げ上位者に勝利する事。
学園では強い者だけが生き残れる場所だと改めて認識した。
「因みに、君達がさっき言っていた幼女狂は、学園バルムンクのランキング二位の実力者だよ」
「「あの変態が?!」」
聖剣とレグルスの悲鳴の様な声が重なった。あの変態はそんなに強かったのか……。
今思えば、レグルスの肩を掴んだ時、あの体型からは想像出来ないほどの腕力だった事を思い出す。
「この学園の上位に居座ってる連中は皆癖が強いんだよ」
学園長は深い溜め息をつきながらそんな事を漏らす。
「まだ一人しか知らないけど癖強すぎないか?」
あの幼女狂の様なおかしな連中が上位に居座ってるとかこの学園やばいだろ。明らかに学園の節度と秩序を乱してるだろ……。
「君達も充分癖が強いと思うけどねぇ」
シャウラの目が一瞬細くなった。
「バルムンクの一位はどんな人物なのだ?」
「そうだね……。
彼女を一言で表すなら最強にして最恐、だね」
「最強にして最……」
学園長は立ち上がり唐突にレグルスの言葉を遮った。後ろの扉を指差す。
「後ろの扉を開ければ彼女を見る事が出来るよ」
「……」
部屋の扉を開けて廊下を見ると、これから戦場に行くかの様な全身赤色の甲冑に身を包んだ人が歩いていた。
「……なにあれ?」
「彼女が学園バルムンク一位のアスカロン=ティアだよ」
学園一位の実力者を見た時に感じたのは殺気だった。辺りに殺気を振り撒き、まるで自分に近寄らせないようにしているかの様だった。
しかし、彼女の少し後ろではおかしな事をしている人達のせいで、彼女の強烈な殺気は霧散していた。
「もっと、もっと刺すようにぃいいい!」
先程の幼女狂が黒髪セミロングの俗に言うロリ巨乳に冷たい目線を向けられている。幼女狂は身体をクネクネさせながら快楽に浸っているかのような嬉しそうな悲鳴をあげている。
「キモい」
ロリ巨乳が呆れたような声をあげる。
しかし、幼女狂はブレなかった。
「あ。もっと蔑んだ感じでお願いします。四つん這いになったほうがいいスか? いや、むしろなるんで踏んでください」
赤色と金色の豪華な装飾をされた上品な雰囲気に満たされていた廊下の様子は地獄絵図だった。
殺気を所構わず振り撒く学園一位の甲冑女。学園二位の眼鏡は幼女の冷たい目線を受けて快楽に浸っている。
「この学園大丈夫か……?」
この異様な光景を普段通りだというかのように、他の生徒達や教師達は気にせず横を通り過ぎていく。
「そろそろ君の教室に行こうか」
シャウラは微笑を浮かべているが、目元がピクピクとしていた。
「俺の入る教室には上位者が居るのか?」
レグルスは、一日の体力を先程の一幕だけで使い果たし体を引きずるように歩いている。
「居るよ。 学園バルムンクの三位の実力者がね」
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