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1章 DT、父親になる
30話 男だから目指す場所があるそうです
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雄一とテツは、寝るには遅すぎると思えるほどの時間を費やして男同士の語り合いをしてしまい、朝までの時間を持て余してしまった。
そこで、雄一は、決して、みんなに対してのゴマすりではないが焼き立てのパンを御馳走しようと思い、テツを誘って台所へと移動する事にした。
雄一は、ボールに強力粉、ドライイーストの上に砂糖といった感じに置き、ドライイーストからバターを離して投入する。
ちなみに、バターとドライイーストを離すのは、イーストの発酵を妨げる為である。
そして、人肌に温めた牛乳をドライイースト目掛けて、投入し、捏ね始める。
捏ねて、纏まりが出てきたら、塩を投入して、まな板に小麦粉を振って、生地を捏ね始める。
雄一のやってる事を、興味ありげというより、やってみたそうにしてるテツに気付き、「やってみるか?」と誘ってみると嬉しそうに頷いてくる。
「手に小麦粉を着けて、左手、テツ、右利きだよな?」
頷くテツに、雄一も頷くと続ける。
「左手で生地の端を押さえて、右手の掌を使って、台に擦り付けるようにして伸ばす」
テツは必死な顔をして、雄一が言うように頑張ってやるが、意外と不器用のようだが、頑張るテツを見て、笑みが漏れる。
「伸ばした生地を2つ折りにして、伸ばしてを繰り返すんだ」
俺がいいと言うまで、頑張れ、と言われたテツは、元気良く「はいっ!」と答えて気合いを入れて捏ねる。
10分ぐらいした頃、汗を掻きながらも弱音も泣き事も言わずに、必死に捏ねるテツを見て、良い根性してると雄一は目を細める。
「良し、そんなものでいいぞ」
雄一が言うとテツは、笑顔が溢れる表情を雄一に向け、額の汗を腕で拭う。
その様子を見た雄一は、テツは女の子にモテそうだな、と半眼になる。
「それを、丸めるんだ」
雄一は、手でその形を示して、テツに伝える。
言われるがまま、丸めた生地を雄一に見せると頷く。
テツが捏ねている間に作って置いた、熱めのお湯の入った鍋を差し出す。
「その生地をボールに入れたら、この鍋を蓋をするようにボールを載せるんだ」
はいっ! と優等生のような返事をすると実行したのを見た雄一は、ボールと鍋を覆うような厚手の布を被せる。
「よし、これを1時間ぐらい置いたら、パン生地ができる。それまで休憩しようか?」
そう言うと、雄一は、テツにコーヒーは飲めるか? と聞き、テツは砂糖が入っていたらと答えたので、雄一はコーヒーを作り始めた。
お湯を沸かす雄一の背中をジッと見つめているテツが口を開いた。
「ユウイチさんは、冒険者なんですよね?」
「ああ、それがどうした?」
雄一は振りかえらず、マグカップにドリッパーを取りつけて、粉を入れながら答える。
テツは、少し考え込むようにして雄一に問いかける。
「僕も、冒険者になれるでしょうか?」
「なれる。なるだけでいいならな? でも、テツが望む冒険者はそれじゃないんだろ?」
雄一は、ドリッパーにお湯を注いで、2つ分できると片方にだけ、砂糖を入れ、入れたほうをテツの傍のテーブルに置きながら言ってくる。
「はい……僕は、自分の名前を聞くだけで、相手に一目置かれるような人物になりたいのです」
「何の為に?」
テツは、俯いて、拳を握り締める。
「言葉だけの男になりたくないからです。どんな綺麗事を言っても、力なき正義は無力です」
「言葉で通じないから、力で捩じ伏せたいと?」
雄一は、表情を変えずに聞き返すが、テツはかぶり振る。
「それと同時に、力だけの男にもなりたくはありません。言葉も力も使いこなして、将来、自分の手の届く範囲の家族を守れる男になる為に、強き男になりたい。自分の身を犠牲にして、子供を守らなくても助けてやれる父親になりたい!」
僕が、お父さんを超える男に成る為に、と言葉にして雄一を見つめる。
雄一は、口の端を上げて、眩しそうにテツを見つめ、たいしたガキだと思う。
両親を死なせて、まだ丸1日も経っていないと言うのに、前を向こうとするテツを見て、過去の自分には出来なかった事だったと嘆息する。
雄一は、ブラックコーヒーを一口飲み、テーブルにマグカップを置く。
「テツ、俺が、人の適性を見抜く事ができると言ったら、俺の言葉を信じ……」
「信じます。疑いません!」
雄一に最後まで言わせずに、言い切ってくるテツを目を点にして見つめ、噴き出すと腹を抱えて爆笑して声を出さないように必死に耐える。
「信じる事は、良い事だが、無闇に信じるのも考えモノだぞ?」
体を痙攣させるように、耐えながら、テツに言うと、
「世界一のお父さんの言葉を信じないという考えが、正しいというなら、世界が間違っているんですよ」
迷いもなく言ってくるテツを見て、危なっかしいヤツだと溜息を吐きながら、「馬鹿野郎がっ」と言う。
馬鹿野郎と言われたのにも関わらず、嬉しそうにするテツに、呆れて、再び溜息を吐く。
雄一は、テーブルの傍にある丸椅子を指差し、テツに座るように言う。
素直に座るテツの前に違う丸椅子を引き寄せて、正面に座り、
「テツ、俺の目を良く見るんだ。いいな?」
はいっ!と答えたテツは、馬鹿正直に雄一の目を見つめてくる。
雄一もテツの目をジッと見つめる。
少しすると、あの感覚が流れ込んできたので目の端に視線をやる。
それを見た雄一は、思わず噴き出してしまい、目の前のテツが目を白黒させる。
○テツ 10歳
両手剣:SS
アビリティ: 見切り
称号 : 憧憬を抱く者 悲しみを乗り越えたアルビノ
雄一は、再び、ステータスを見つめて唸る。
得意武器が1種しかないのもビックリだが、SSである事に呆れる。
ホーラのSですらビックリだったが、あれから、どさくさに紛れて何人もステータスを見てきたが、Bのサリナさんが1人いただけで、Cが3人、それ以外はそれ以下の者しか発見できていない。
勿論、ミチルダは人類とカウントしないとして、今まで見てきた奴で、もっとも才能を秘めた存在である。
称号で気になるモノがあったので、意識を向ける。
『悲しみを乗り越えたアルビノ。エルフのアルビノは、生活魔法以外の魔法が使えない変種なのですぅ。その代わり、エルフでは考えられない程の身体能力を発揮するのですぅ。敏捷は勿論、華奢な体から信じられないような力を発揮し、猛威を振るえるのですぅ。辛い体験を乗り越えた事で、精神異常に対する耐性も上がっているのですぅ』
まったく才能まで不器用で真っ直ぐなヤツだな、と雄一は苦笑する。
先程から表情がコロコロ変わる雄一を見て、不安そうに見つめるテツに口の端を上げて大きな笑顔で伝える。
「テツ、お前は本当に不器用なヤツだ。性格も才能も揃ってな」
「僕に、適性はないのですか? でも、僕は……」
雄一は、テツの言葉に笑みを浮かべたままで、かぶり振る。
「お前は、万能型じゃない、特化、それも、超が付くほど、馬鹿と笑いたくなるほど、特化型だ」
テツは、雄一を目を大きく見開き、続きの言葉を待つように唾を飲み込む。
「テツ、お前は、両手剣で、俺と一緒に最強を目指してみるか?」
雄一の言葉を受けたテツは、目を大きく見開き、潤ませ、両拳を握り締める。
「はいっ! どこまでも、お伴させて頂きます!!」
雄一は、テツの頭に手を置き、覗き込んで笑う。
「お前の得物を、今日、買いに行くか」
テツは、嬉しそうに笑みを漏らして、雄一に頭を乱暴に撫でられるがままになりながら、はい! と答える。
雄一は、話をしている間に生地発酵が良い塩梅だと気付いて、テツに、「パン作りに戻るぞ」と言うと嬉しそうに雄一の後を追って着いてくる。
ガス抜きを済ませ、切り分け、生地の包み方、丸め方を教えると、雄一は石窯へ行き、生活魔法で窯の温度を調節すると、テツの下へと戻り、仲良くパン作りに勤しんだ。
そして、焼き上がり、良い匂いが広がるなか、出来栄えを見つめ、雄一とテツは笑みを交わし合う。
すると、台所の入口にシホーヌを先頭にみんながいるのを見て、空を見つめて起きてくるには早い時間だと思っているとシホーヌが口を開く。
「そんな、美味しそうな匂いをさせられたら、お腹が減って寝られないのですぅ!」
雄一とテツはお互いの顔を見つめ合い、通じ合うように同じ事を思い、溜息を吐きながら、同じ言葉を吐きだした。
「「理不尽だ……」」
早い朝食を要求され、項垂れながら雄一とテツは朝食の準備に駆りだされた。
そこで、雄一は、決して、みんなに対してのゴマすりではないが焼き立てのパンを御馳走しようと思い、テツを誘って台所へと移動する事にした。
雄一は、ボールに強力粉、ドライイーストの上に砂糖といった感じに置き、ドライイーストからバターを離して投入する。
ちなみに、バターとドライイーストを離すのは、イーストの発酵を妨げる為である。
そして、人肌に温めた牛乳をドライイースト目掛けて、投入し、捏ね始める。
捏ねて、纏まりが出てきたら、塩を投入して、まな板に小麦粉を振って、生地を捏ね始める。
雄一のやってる事を、興味ありげというより、やってみたそうにしてるテツに気付き、「やってみるか?」と誘ってみると嬉しそうに頷いてくる。
「手に小麦粉を着けて、左手、テツ、右利きだよな?」
頷くテツに、雄一も頷くと続ける。
「左手で生地の端を押さえて、右手の掌を使って、台に擦り付けるようにして伸ばす」
テツは必死な顔をして、雄一が言うように頑張ってやるが、意外と不器用のようだが、頑張るテツを見て、笑みが漏れる。
「伸ばした生地を2つ折りにして、伸ばしてを繰り返すんだ」
俺がいいと言うまで、頑張れ、と言われたテツは、元気良く「はいっ!」と答えて気合いを入れて捏ねる。
10分ぐらいした頃、汗を掻きながらも弱音も泣き事も言わずに、必死に捏ねるテツを見て、良い根性してると雄一は目を細める。
「良し、そんなものでいいぞ」
雄一が言うとテツは、笑顔が溢れる表情を雄一に向け、額の汗を腕で拭う。
その様子を見た雄一は、テツは女の子にモテそうだな、と半眼になる。
「それを、丸めるんだ」
雄一は、手でその形を示して、テツに伝える。
言われるがまま、丸めた生地を雄一に見せると頷く。
テツが捏ねている間に作って置いた、熱めのお湯の入った鍋を差し出す。
「その生地をボールに入れたら、この鍋を蓋をするようにボールを載せるんだ」
はいっ! と優等生のような返事をすると実行したのを見た雄一は、ボールと鍋を覆うような厚手の布を被せる。
「よし、これを1時間ぐらい置いたら、パン生地ができる。それまで休憩しようか?」
そう言うと、雄一は、テツにコーヒーは飲めるか? と聞き、テツは砂糖が入っていたらと答えたので、雄一はコーヒーを作り始めた。
お湯を沸かす雄一の背中をジッと見つめているテツが口を開いた。
「ユウイチさんは、冒険者なんですよね?」
「ああ、それがどうした?」
雄一は振りかえらず、マグカップにドリッパーを取りつけて、粉を入れながら答える。
テツは、少し考え込むようにして雄一に問いかける。
「僕も、冒険者になれるでしょうか?」
「なれる。なるだけでいいならな? でも、テツが望む冒険者はそれじゃないんだろ?」
雄一は、ドリッパーにお湯を注いで、2つ分できると片方にだけ、砂糖を入れ、入れたほうをテツの傍のテーブルに置きながら言ってくる。
「はい……僕は、自分の名前を聞くだけで、相手に一目置かれるような人物になりたいのです」
「何の為に?」
テツは、俯いて、拳を握り締める。
「言葉だけの男になりたくないからです。どんな綺麗事を言っても、力なき正義は無力です」
「言葉で通じないから、力で捩じ伏せたいと?」
雄一は、表情を変えずに聞き返すが、テツはかぶり振る。
「それと同時に、力だけの男にもなりたくはありません。言葉も力も使いこなして、将来、自分の手の届く範囲の家族を守れる男になる為に、強き男になりたい。自分の身を犠牲にして、子供を守らなくても助けてやれる父親になりたい!」
僕が、お父さんを超える男に成る為に、と言葉にして雄一を見つめる。
雄一は、口の端を上げて、眩しそうにテツを見つめ、たいしたガキだと思う。
両親を死なせて、まだ丸1日も経っていないと言うのに、前を向こうとするテツを見て、過去の自分には出来なかった事だったと嘆息する。
雄一は、ブラックコーヒーを一口飲み、テーブルにマグカップを置く。
「テツ、俺が、人の適性を見抜く事ができると言ったら、俺の言葉を信じ……」
「信じます。疑いません!」
雄一に最後まで言わせずに、言い切ってくるテツを目を点にして見つめ、噴き出すと腹を抱えて爆笑して声を出さないように必死に耐える。
「信じる事は、良い事だが、無闇に信じるのも考えモノだぞ?」
体を痙攣させるように、耐えながら、テツに言うと、
「世界一のお父さんの言葉を信じないという考えが、正しいというなら、世界が間違っているんですよ」
迷いもなく言ってくるテツを見て、危なっかしいヤツだと溜息を吐きながら、「馬鹿野郎がっ」と言う。
馬鹿野郎と言われたのにも関わらず、嬉しそうにするテツに、呆れて、再び溜息を吐く。
雄一は、テーブルの傍にある丸椅子を指差し、テツに座るように言う。
素直に座るテツの前に違う丸椅子を引き寄せて、正面に座り、
「テツ、俺の目を良く見るんだ。いいな?」
はいっ!と答えたテツは、馬鹿正直に雄一の目を見つめてくる。
雄一もテツの目をジッと見つめる。
少しすると、あの感覚が流れ込んできたので目の端に視線をやる。
それを見た雄一は、思わず噴き出してしまい、目の前のテツが目を白黒させる。
○テツ 10歳
両手剣:SS
アビリティ: 見切り
称号 : 憧憬を抱く者 悲しみを乗り越えたアルビノ
雄一は、再び、ステータスを見つめて唸る。
得意武器が1種しかないのもビックリだが、SSである事に呆れる。
ホーラのSですらビックリだったが、あれから、どさくさに紛れて何人もステータスを見てきたが、Bのサリナさんが1人いただけで、Cが3人、それ以外はそれ以下の者しか発見できていない。
勿論、ミチルダは人類とカウントしないとして、今まで見てきた奴で、もっとも才能を秘めた存在である。
称号で気になるモノがあったので、意識を向ける。
『悲しみを乗り越えたアルビノ。エルフのアルビノは、生活魔法以外の魔法が使えない変種なのですぅ。その代わり、エルフでは考えられない程の身体能力を発揮するのですぅ。敏捷は勿論、華奢な体から信じられないような力を発揮し、猛威を振るえるのですぅ。辛い体験を乗り越えた事で、精神異常に対する耐性も上がっているのですぅ』
まったく才能まで不器用で真っ直ぐなヤツだな、と雄一は苦笑する。
先程から表情がコロコロ変わる雄一を見て、不安そうに見つめるテツに口の端を上げて大きな笑顔で伝える。
「テツ、お前は本当に不器用なヤツだ。性格も才能も揃ってな」
「僕に、適性はないのですか? でも、僕は……」
雄一は、テツの言葉に笑みを浮かべたままで、かぶり振る。
「お前は、万能型じゃない、特化、それも、超が付くほど、馬鹿と笑いたくなるほど、特化型だ」
テツは、雄一を目を大きく見開き、続きの言葉を待つように唾を飲み込む。
「テツ、お前は、両手剣で、俺と一緒に最強を目指してみるか?」
雄一の言葉を受けたテツは、目を大きく見開き、潤ませ、両拳を握り締める。
「はいっ! どこまでも、お伴させて頂きます!!」
雄一は、テツの頭に手を置き、覗き込んで笑う。
「お前の得物を、今日、買いに行くか」
テツは、嬉しそうに笑みを漏らして、雄一に頭を乱暴に撫でられるがままになりながら、はい! と答える。
雄一は、話をしている間に生地発酵が良い塩梅だと気付いて、テツに、「パン作りに戻るぞ」と言うと嬉しそうに雄一の後を追って着いてくる。
ガス抜きを済ませ、切り分け、生地の包み方、丸め方を教えると、雄一は石窯へ行き、生活魔法で窯の温度を調節すると、テツの下へと戻り、仲良くパン作りに勤しんだ。
そして、焼き上がり、良い匂いが広がるなか、出来栄えを見つめ、雄一とテツは笑みを交わし合う。
すると、台所の入口にシホーヌを先頭にみんながいるのを見て、空を見つめて起きてくるには早い時間だと思っているとシホーヌが口を開く。
「そんな、美味しそうな匂いをさせられたら、お腹が減って寝られないのですぅ!」
雄一とテツはお互いの顔を見つめ合い、通じ合うように同じ事を思い、溜息を吐きながら、同じ言葉を吐きだした。
「「理不尽だ……」」
早い朝食を要求され、項垂れながら雄一とテツは朝食の準備に駆りだされた。
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