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番外ふえええ
あれからふえええ
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「サリ?」
「ママ上?」
「おい、まさか話していなかったのか!?」
「……ふえええ~」
ハイリとガヤドッタとヴィング。
三人に、じ~~~と見つめられて、俺は気づいた。
ぽくぽくぽく……。
「ふえぇあっ!!」
おっと、いい忘れてた。もう、俺ってばうっかりさん☆
「ふえええ、ヴィング今日から暫くここに泊まるって!」
「今か!?今いったのか!?これじゃあ私がいきなり押し掛けたみたいじゃないか!」
「ふえええ。気にしない~」
「えぇ問題ありませんよヴィング様。使用人は、伺っておりましたので」
「…………」
「えーーー!?」
うん、だってご飯の支度とか、部屋の準備とかあるしね。奥離宮のみんなには色々相談にのって貰ったし、ヴィングお迎え用馬車だって用意して貰った。
でもハイリとガヤドッタには、うちに友達泊まりにくるよ~って、いってなかったね☆
うっかり、うっかり。
ってか俺以外のみんなもいってなかったんだね!!ふえええ、俺たちみんなでうっかりさんってか☆
うんうん。そういう時もあるよね、だって人間だもの!
よくある、よくある!なんかしようと思って、部屋から出たのに、廊下歩いてたら何するか忘れちゃったとかね。
結局思い出せないって事は、忘れてもなんとかなるような事だって!
だから今回のも問題ないよ!ふええええ、ないない!
「…帰る………」
「ふえ!!!」
「!?」
ダ~~~メ!遠慮はダメ!!俺はヴィングの服を優しく掴む。
「……おまえに任せず…やはり私からも連絡をいれるべきだった」
「ふえええ~。それだと失敗でしょお」
「ぐっ」
出掛けるそぶり見せたら、とめられちゃうっていったのヴィングじゃんね。もう~~。
それを忘れるなんて、ヴィングくんも、うっかりさんってか☆
まぁハイリとガヤドッタには、サプライズになったって事で。
ほらほら、人生にはどきどきも必要だぜ?そうスパイスってやつさ…oh…ハードボイルド!ふえええー!
「……わかった。…………その…世話になる」
「ふえ~~っす」
そうしなさっせ~。
俺にぼそっといってから、ヴィングはハイリになんか畏まった感じであれこれ挨拶する。
おっほぉ~なんか新鮮ね、そういうやり取りって。
俺とヴィングは友達だし、ガヤドッタとも子ども、こみこみで仲良しだから、そういうのいらないって、された事ないんだけどさ。
ハイリにたいしては、そういう訳にもいかんのだって。
今のヴィングはハイリの臣下だから、そういう訳にもいかんのだって。
ふえええ~王様って大変ね~あんな長い挨拶聞かなきゃいけないなんて~~。俺、王様じゃなくてよかった。
でも、そうすっとヴィングってば、上司の家にお泊りする事になんのか?
ふえええええ。まぁ…ハイリってば、ここんとこ王様業忙しいみたいだし、いない時間長いし、大丈夫でっしょ~~~。
「ママ上!!」
「ふえええ~?」
「今回のヴィーママのお泊りは、ヴィーママ側のみんなには内緒って事だよね!!」
「ふえええ~~っす」
いえすいえす!そうよ~そうなのよ~。
ヴィングの旦那さんの一人がね、妊娠したヴィングくんを心配し過ぎてて、過保護が、保護保護!過っ過っ!してて、気づまりなんだって。
子どもたちは、それぞれ別の旦那さんの実家に預けられっぱで会えてないしだし…で……。
その過保護の保護保護に、ついにヴィングは激怒した!
そこでこの俺、俺だよ俺俺!
はぁい、ヴィングくん元気?おっ友達のサリちゃんだよ~?ふええええ~。
へっへっ、ヴィング!俺ぁ、おまえにいいプランを持ってきてやったぜ。ボイルド・サリ旅行店おすすめのスパイシーなプランをよぉ!へへへっ。
この前別れる時、ちょっとだけ相談しておいたんだよね。
そんで、奥離宮のみんなともっと相談して、日程組んで~~って……今日無事!プチ家出便がフライトオン!
当機は~~まもなく~お泊りプランに着陸いたしまぁす。
…ふえええ、はい着陸。
わっくわっく!
夜は枕投げしようぜ、枕投げ!!………ふええええーしまった。相手は一人の体じゃないんだ…。
激しい運動はよくないね…。
……ふええええ。じゃあ、先生役でいいか。
適度なタイミングで、こら!もう消灯時間だぞ!っていって貰おう。
どき!!スパイスだわぁ……。楽しみ楽しみ!
一応家出のスパイスが過ぎるといけないから、行先の書置きはお願いしたよ。
保護保護!過っ過っ!して、ヴィングは激怒したっていっても、心配のさせ過ぎはよくないからね。
ちなみに、今までも似たような感じの時に、逃走を試みた事はあるらしいけど、逃げてもすぐ連れ戻されちゃったらしい。
ま、今回のプランではね。そこはご安心くださいよ!お客様ぁ!
ここってば、ハイパーダーリンハイリのお膝元だからね。
逃げ込めさえすれば、いくら過保護の保護保護でも、下手な手出しは出来ねぇって寸法よ!
だってハイリ王様ぞ!最高権力者だぞ!いよっハイリくん。
そこに気づいてしまうとは……自分の頭脳が恐ろしいぜ。天才か俺!
「ふ、ふふふっふ。ふえええええええー!」
「ふえ?」
おん?どうしたのマイディア、急に笑って?
「ふええええええー!!!ママ上ナイスーーー!!あーーーっはっはっ!ざまぁーあの陰険」
わっつ?え?なんで?ハイリも魔王スマイルを浮かべてんの?
ふええええ??????
ガヤドッタもガヤドッタで、いつの間に、そんな悪役令嬢みたいな顔をマスターしたの?
やっぱりハイリたんの血を引いてるのねぇ~。
笑ってるのに凄みがあるの。それどうやってやんの?いいなかっこいい。俺もやりたい。
その笑い方だと、おーーーほっほっも似合いそうだね。
ふえええ~王女で聖女なのに、悪役令嬢も目指す感じ?夢いっぱいね~マイディア!
あ、俺も!俺もね!前世ん時の何になりたい?って、職業いっぱい描いてある絵本のやつ、全部の職業に丸つけてた~~。
ふええええ~。やっぱり夢はいっぱいの方がいいよね~!
どんどん増やせぃ!はばたけ、マイディア!!
「ヴィーママをヴィーダたちからも離して、独り占め出来る期間作ったくせに、まんまと逃げられてんじゃないのーー!…ふふふふ!!ざまぁああああー!!おーーーーーっほっほっほっ!!」
「ふえ!?」
おおマイディアが、マジでおーっほっほっをマスター!!
ふええええ~上手ね~~いよっ!お腹からいい声出てる。
「おーーーっほっほっほっほっほっ!!」
「ふええええー!」
「ママ上?」
「おい、まさか話していなかったのか!?」
「……ふえええ~」
ハイリとガヤドッタとヴィング。
三人に、じ~~~と見つめられて、俺は気づいた。
ぽくぽくぽく……。
「ふえぇあっ!!」
おっと、いい忘れてた。もう、俺ってばうっかりさん☆
「ふえええ、ヴィング今日から暫くここに泊まるって!」
「今か!?今いったのか!?これじゃあ私がいきなり押し掛けたみたいじゃないか!」
「ふえええ。気にしない~」
「えぇ問題ありませんよヴィング様。使用人は、伺っておりましたので」
「…………」
「えーーー!?」
うん、だってご飯の支度とか、部屋の準備とかあるしね。奥離宮のみんなには色々相談にのって貰ったし、ヴィングお迎え用馬車だって用意して貰った。
でもハイリとガヤドッタには、うちに友達泊まりにくるよ~って、いってなかったね☆
うっかり、うっかり。
ってか俺以外のみんなもいってなかったんだね!!ふえええ、俺たちみんなでうっかりさんってか☆
うんうん。そういう時もあるよね、だって人間だもの!
よくある、よくある!なんかしようと思って、部屋から出たのに、廊下歩いてたら何するか忘れちゃったとかね。
結局思い出せないって事は、忘れてもなんとかなるような事だって!
だから今回のも問題ないよ!ふええええ、ないない!
「…帰る………」
「ふえ!!!」
「!?」
ダ~~~メ!遠慮はダメ!!俺はヴィングの服を優しく掴む。
「……おまえに任せず…やはり私からも連絡をいれるべきだった」
「ふえええ~。それだと失敗でしょお」
「ぐっ」
出掛けるそぶり見せたら、とめられちゃうっていったのヴィングじゃんね。もう~~。
それを忘れるなんて、ヴィングくんも、うっかりさんってか☆
まぁハイリとガヤドッタには、サプライズになったって事で。
ほらほら、人生にはどきどきも必要だぜ?そうスパイスってやつさ…oh…ハードボイルド!ふえええー!
「……わかった。…………その…世話になる」
「ふえ~~っす」
そうしなさっせ~。
俺にぼそっといってから、ヴィングはハイリになんか畏まった感じであれこれ挨拶する。
おっほぉ~なんか新鮮ね、そういうやり取りって。
俺とヴィングは友達だし、ガヤドッタとも子ども、こみこみで仲良しだから、そういうのいらないって、された事ないんだけどさ。
ハイリにたいしては、そういう訳にもいかんのだって。
今のヴィングはハイリの臣下だから、そういう訳にもいかんのだって。
ふえええ~王様って大変ね~あんな長い挨拶聞かなきゃいけないなんて~~。俺、王様じゃなくてよかった。
でも、そうすっとヴィングってば、上司の家にお泊りする事になんのか?
ふえええええ。まぁ…ハイリってば、ここんとこ王様業忙しいみたいだし、いない時間長いし、大丈夫でっしょ~~~。
「ママ上!!」
「ふえええ~?」
「今回のヴィーママのお泊りは、ヴィーママ側のみんなには内緒って事だよね!!」
「ふえええ~~っす」
いえすいえす!そうよ~そうなのよ~。
ヴィングの旦那さんの一人がね、妊娠したヴィングくんを心配し過ぎてて、過保護が、保護保護!過っ過っ!してて、気づまりなんだって。
子どもたちは、それぞれ別の旦那さんの実家に預けられっぱで会えてないしだし…で……。
その過保護の保護保護に、ついにヴィングは激怒した!
そこでこの俺、俺だよ俺俺!
はぁい、ヴィングくん元気?おっ友達のサリちゃんだよ~?ふええええ~。
へっへっ、ヴィング!俺ぁ、おまえにいいプランを持ってきてやったぜ。ボイルド・サリ旅行店おすすめのスパイシーなプランをよぉ!へへへっ。
この前別れる時、ちょっとだけ相談しておいたんだよね。
そんで、奥離宮のみんなともっと相談して、日程組んで~~って……今日無事!プチ家出便がフライトオン!
当機は~~まもなく~お泊りプランに着陸いたしまぁす。
…ふえええ、はい着陸。
わっくわっく!
夜は枕投げしようぜ、枕投げ!!………ふええええーしまった。相手は一人の体じゃないんだ…。
激しい運動はよくないね…。
……ふええええ。じゃあ、先生役でいいか。
適度なタイミングで、こら!もう消灯時間だぞ!っていって貰おう。
どき!!スパイスだわぁ……。楽しみ楽しみ!
一応家出のスパイスが過ぎるといけないから、行先の書置きはお願いしたよ。
保護保護!過っ過っ!して、ヴィングは激怒したっていっても、心配のさせ過ぎはよくないからね。
ちなみに、今までも似たような感じの時に、逃走を試みた事はあるらしいけど、逃げてもすぐ連れ戻されちゃったらしい。
ま、今回のプランではね。そこはご安心くださいよ!お客様ぁ!
ここってば、ハイパーダーリンハイリのお膝元だからね。
逃げ込めさえすれば、いくら過保護の保護保護でも、下手な手出しは出来ねぇって寸法よ!
だってハイリ王様ぞ!最高権力者だぞ!いよっハイリくん。
そこに気づいてしまうとは……自分の頭脳が恐ろしいぜ。天才か俺!
「ふ、ふふふっふ。ふえええええええー!」
「ふえ?」
おん?どうしたのマイディア、急に笑って?
「ふええええええー!!!ママ上ナイスーーー!!あーーーっはっはっ!ざまぁーあの陰険」
わっつ?え?なんで?ハイリも魔王スマイルを浮かべてんの?
ふええええ??????
ガヤドッタもガヤドッタで、いつの間に、そんな悪役令嬢みたいな顔をマスターしたの?
やっぱりハイリたんの血を引いてるのねぇ~。
笑ってるのに凄みがあるの。それどうやってやんの?いいなかっこいい。俺もやりたい。
その笑い方だと、おーーーほっほっも似合いそうだね。
ふえええ~王女で聖女なのに、悪役令嬢も目指す感じ?夢いっぱいね~マイディア!
あ、俺も!俺もね!前世ん時の何になりたい?って、職業いっぱい描いてある絵本のやつ、全部の職業に丸つけてた~~。
ふええええ~。やっぱり夢はいっぱいの方がいいよね~!
どんどん増やせぃ!はばたけ、マイディア!!
「ヴィーママをヴィーダたちからも離して、独り占め出来る期間作ったくせに、まんまと逃げられてんじゃないのーー!…ふふふふ!!ざまぁああああー!!おーーーーーっほっほっほっ!!」
「ふえ!?」
おおマイディアが、マジでおーっほっほっをマスター!!
ふええええ~上手ね~~いよっ!お腹からいい声出てる。
「おーーーっほっほっほっほっほっ!!」
「ふええええー!」
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