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三章
11.欲しい…食べ…たい…食べる
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「何が願いを叶えるだ…」
「ま、やっぱり…ねえ…。に…しても十めえ…。自分の最後の願いを託す…なんて可愛いもんじゃ…なかった、か」
「あぁ…。願いが叶うというのも、それは狂信者にとっての話だろうしな」
「は…まったく…まんまと利用されちゃってえ…お子ちゃまの…お馬鹿」
「先生、九はっ…」
何が…どうして、ああなってしまったんだ。
「名前を言った」
「名前を…?」
確かにここでは、名前を言うなといわれていたけど?
疑問を抱いた俺に、生徒達が代わる代わる教えてくれる。
「クロ、私達は今も個を主張していない状態なの…」
「個を主張していない?」
「本当の名前で、活動していない状態の事よ」
「真の名を呼ばれる、名を名乗る…そういった行為は、自分が自分であるという事……、つまり個を主張する行為にあたるんです」
「な、…るほど?」
「んで、ここ。結界の中で、個を主張しちゃうとさ。なんつーのか…」
「主張していない状態が~水底の石~?結界の流れに…反せず存在出来ているんだけど~」
「個をはっきりさせてしまうと、水底の石から、水面に出ている木の葉へと扱いが変わってしまうんです」
「そっす」
「えぇ?ええぇえ!?」
「濁流に呑まれちゃう存在になるの~」
「だ、濁流?」
「結界に存在を呑まれるんだよ」
「えぇええ………物騒!?」
ど、道理で、先生が名乗るのをとめたはずだ。
「…クロ、これも知らなかったんだな」
「詳しくは……知りませんでした」
め、面目ない…。
「でも、うっかり呼んじゃったりとか…」
そういう事故がないとはいえない…ような。
「…………」
「……」
「…」
「………」
「……」
「…………」
「え、あの…」
これはまたあれかな…異世界常識の何かかな…。無言の視線を受けて、察した。
「これもかー。えっとさクロ」
「うん…」
ごめん。こんな時に…知識不足でさらに足引っ張って。
「そもそも、俺達は名前…本当の名前は普段から使わないんだ」
「ここでは慣例上…部屋の番号と合わせる事になっていて…それを使っているけど…」
「そうじゃなくても~外では外の…仮の名前を使っているの~」
「ですから、もし仮に、外での名をここで呼ばれても、特に問題ありません」
「そ、そっか」
しかし本名を名乗っちゃったりすると結界に呑まれるか…結界に呑まれる…?
「…え、でも?」
結界に、呑まれる?
「そうなの~」
「そっすよね」
俺と同じ疑問は彼女達も感じていたのだろう。再び九に視線を向ければ、名前を言ったはずの彼は確かに存在していた。
「さっきの様子…。あれは九が結界を呑んだように見えました」
「九が?」
「…あは…優秀じゃない…皆」
狼…九との距離を測り、にらみ合っていた先生達が、背を向けたまま会話に加わる。
幸いにも九はこちらを急に襲うような事はせず、不快そうに体を動かしているだけで、何かしてくる様子はない。
うまく動けないようにも見えるけど、いずれにせよ先生達も、どうしていいか迷っているようで、まだ動けずにいる。
「って事はやっぱ」
「あぁ。消える途中…残りの結界が食われた」
「え、じゃあ…今は…結界がない状態って事に」
「そう、なるな」
「………!?」
慌てて体を確認してみたけれど、今の所、異変は何も現れていなかった。よかったぁ…。
「あ、はは…結界食べるとか……神にでもなる気だったのかねえ…狂信者は」
「さぁな。あれが本当に望んだ形だったかもわからねぇよ」
「だ…ねえ…」
それまで身づくろいしているだけだった、九と…目が…合った。
俺を捉えた獣の瞳は、二度三度瞬いたあと…餌を見つけたかのように鋭く細められる。
「!」
「ォオオオオオオオオオオオオーーーーーン!!」
自身の昂りを吐き出すように吠え、俺へと足を向けた九を先生達が阻む。
「ぐ…」
「う…わ」
ぶわりと土煙が上がり、視界が霞む。
「おい。殴ってでも、とりあえず鎮めるぞ…」
「え…あ、はは…。その役目……ワンコロに…任せちゃおうかな……あ」
「あぁ?……………っお前」
「あは……褒めてよ。咄嗟に…出来たの…凄くない?」
「ちっ。馬鹿が」
巨体を二人で押しとどめていた先生達が体勢を変える。
先生が前に出て、一人巨体を支えた。そうして後方に退いた兄先生を先生が器用に蹴り上げ、吹っ飛ばす。
「ぇええ!?」
幸いこちらにぶつかりはしなかったけど…。俺達の横で派手に尻もちをついた兄先生は起き上がらず、そのままだ。
「一花その馬鹿。診てくれ」
「はい~!」
「兄貴ぃい!?」
「?」
六太の叫びに引かれ見た兄先生の顔は、紙のように白い。
「え…なんで…」
普段の健康的な色との差に……一瞬、もう生きていないんじゃないかと、ぞっとした。
「兄先生!?」
「あはは…クロチャン…あったかあ…」
駆け寄って彼の頭を胸に抱けば、僅かにこちらに向けられた目も濁っていて…、確かに俺を見ているはずなのに……、焦点が合っていない。
「な、ん…で」
なんで、どうして?兄先生に何が?先生に頼まれ、兄先生の状態を確認していた一花が顔を上げる。
「うぅう~これは私達の誰にも無理なレベル~」
「だ、だよなぁ…」
「眷属様がこれだけ消耗して、どうにか出来るのは…神様位ですよ」
兄先生と俺を囲むように集まった皆の顔は一様に暗い。
「ワォオオオオオオオオオオオーーー!」
俺達が兄先生に気を取られている合間に、先生と九の戦いは始まっていた。
まるで、狼に立ち向かう…小鳥のようだ…それ位に体格差がある。
崖ぎりぎりに佇んでいた巨体は、あっという間に俺達を越えて、先生と共に後方の森に移動する。
殺す気で向かって来る獣と、その獣をとめるために手加減して戦う先生。
どれだけの実力差があったら、まともな勝負になるんだろう。兄先生を抱きながら…祈るように見守っていても、状況が一気に好転するなんて奇跡は起きない。
あれだけ走っていても疲れを見せていなかった先生が、息を乱し始めたのがわかる。
……兄先生の脈もどんどん弱くなってきている気がする。
生徒達も答えを出せず、静かに見守るだけだ。
どうしよう…何も出来ない…何も出来る事がない。
そうして、どんどん増す不安に押し潰されそうな俺に、苦しそうな兄先生の声が届く。
「ま、やっぱり…ねえ…。に…しても十めえ…。自分の最後の願いを託す…なんて可愛いもんじゃ…なかった、か」
「あぁ…。願いが叶うというのも、それは狂信者にとっての話だろうしな」
「は…まったく…まんまと利用されちゃってえ…お子ちゃまの…お馬鹿」
「先生、九はっ…」
何が…どうして、ああなってしまったんだ。
「名前を言った」
「名前を…?」
確かにここでは、名前を言うなといわれていたけど?
疑問を抱いた俺に、生徒達が代わる代わる教えてくれる。
「クロ、私達は今も個を主張していない状態なの…」
「個を主張していない?」
「本当の名前で、活動していない状態の事よ」
「真の名を呼ばれる、名を名乗る…そういった行為は、自分が自分であるという事……、つまり個を主張する行為にあたるんです」
「な、…るほど?」
「んで、ここ。結界の中で、個を主張しちゃうとさ。なんつーのか…」
「主張していない状態が~水底の石~?結界の流れに…反せず存在出来ているんだけど~」
「個をはっきりさせてしまうと、水底の石から、水面に出ている木の葉へと扱いが変わってしまうんです」
「そっす」
「えぇ?ええぇえ!?」
「濁流に呑まれちゃう存在になるの~」
「だ、濁流?」
「結界に存在を呑まれるんだよ」
「えぇええ………物騒!?」
ど、道理で、先生が名乗るのをとめたはずだ。
「…クロ、これも知らなかったんだな」
「詳しくは……知りませんでした」
め、面目ない…。
「でも、うっかり呼んじゃったりとか…」
そういう事故がないとはいえない…ような。
「…………」
「……」
「…」
「………」
「……」
「…………」
「え、あの…」
これはまたあれかな…異世界常識の何かかな…。無言の視線を受けて、察した。
「これもかー。えっとさクロ」
「うん…」
ごめん。こんな時に…知識不足でさらに足引っ張って。
「そもそも、俺達は名前…本当の名前は普段から使わないんだ」
「ここでは慣例上…部屋の番号と合わせる事になっていて…それを使っているけど…」
「そうじゃなくても~外では外の…仮の名前を使っているの~」
「ですから、もし仮に、外での名をここで呼ばれても、特に問題ありません」
「そ、そっか」
しかし本名を名乗っちゃったりすると結界に呑まれるか…結界に呑まれる…?
「…え、でも?」
結界に、呑まれる?
「そうなの~」
「そっすよね」
俺と同じ疑問は彼女達も感じていたのだろう。再び九に視線を向ければ、名前を言ったはずの彼は確かに存在していた。
「さっきの様子…。あれは九が結界を呑んだように見えました」
「九が?」
「…あは…優秀じゃない…皆」
狼…九との距離を測り、にらみ合っていた先生達が、背を向けたまま会話に加わる。
幸いにも九はこちらを急に襲うような事はせず、不快そうに体を動かしているだけで、何かしてくる様子はない。
うまく動けないようにも見えるけど、いずれにせよ先生達も、どうしていいか迷っているようで、まだ動けずにいる。
「って事はやっぱ」
「あぁ。消える途中…残りの結界が食われた」
「え、じゃあ…今は…結界がない状態って事に」
「そう、なるな」
「………!?」
慌てて体を確認してみたけれど、今の所、異変は何も現れていなかった。よかったぁ…。
「あ、はは…結界食べるとか……神にでもなる気だったのかねえ…狂信者は」
「さぁな。あれが本当に望んだ形だったかもわからねぇよ」
「だ…ねえ…」
それまで身づくろいしているだけだった、九と…目が…合った。
俺を捉えた獣の瞳は、二度三度瞬いたあと…餌を見つけたかのように鋭く細められる。
「!」
「ォオオオオオオオオオオオオーーーーーン!!」
自身の昂りを吐き出すように吠え、俺へと足を向けた九を先生達が阻む。
「ぐ…」
「う…わ」
ぶわりと土煙が上がり、視界が霞む。
「おい。殴ってでも、とりあえず鎮めるぞ…」
「え…あ、はは…。その役目……ワンコロに…任せちゃおうかな……あ」
「あぁ?……………っお前」
「あは……褒めてよ。咄嗟に…出来たの…凄くない?」
「ちっ。馬鹿が」
巨体を二人で押しとどめていた先生達が体勢を変える。
先生が前に出て、一人巨体を支えた。そうして後方に退いた兄先生を先生が器用に蹴り上げ、吹っ飛ばす。
「ぇええ!?」
幸いこちらにぶつかりはしなかったけど…。俺達の横で派手に尻もちをついた兄先生は起き上がらず、そのままだ。
「一花その馬鹿。診てくれ」
「はい~!」
「兄貴ぃい!?」
「?」
六太の叫びに引かれ見た兄先生の顔は、紙のように白い。
「え…なんで…」
普段の健康的な色との差に……一瞬、もう生きていないんじゃないかと、ぞっとした。
「兄先生!?」
「あはは…クロチャン…あったかあ…」
駆け寄って彼の頭を胸に抱けば、僅かにこちらに向けられた目も濁っていて…、確かに俺を見ているはずなのに……、焦点が合っていない。
「な、ん…で」
なんで、どうして?兄先生に何が?先生に頼まれ、兄先生の状態を確認していた一花が顔を上げる。
「うぅう~これは私達の誰にも無理なレベル~」
「だ、だよなぁ…」
「眷属様がこれだけ消耗して、どうにか出来るのは…神様位ですよ」
兄先生と俺を囲むように集まった皆の顔は一様に暗い。
「ワォオオオオオオオオオオオーーー!」
俺達が兄先生に気を取られている合間に、先生と九の戦いは始まっていた。
まるで、狼に立ち向かう…小鳥のようだ…それ位に体格差がある。
崖ぎりぎりに佇んでいた巨体は、あっという間に俺達を越えて、先生と共に後方の森に移動する。
殺す気で向かって来る獣と、その獣をとめるために手加減して戦う先生。
どれだけの実力差があったら、まともな勝負になるんだろう。兄先生を抱きながら…祈るように見守っていても、状況が一気に好転するなんて奇跡は起きない。
あれだけ走っていても疲れを見せていなかった先生が、息を乱し始めたのがわかる。
……兄先生の脈もどんどん弱くなってきている気がする。
生徒達も答えを出せず、静かに見守るだけだ。
どうしよう…何も出来ない…何も出来る事がない。
そうして、どんどん増す不安に押し潰されそうな俺に、苦しそうな兄先生の声が届く。
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