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高町さんが服を脱いでいる。学校指定の制服を脱いでいる。
この学校では女子の着替えは別室で行われる。身体測定も男女別で行われる。だから僕は高町さんがこうして脱衣しているところを見たことがない。もちろん、ブレザーを脱ぐところとか体操服の長袖を脱ぐところは見たことがある。でも全裸になることを目的として脱衣は見たことがなかった。
クラスのマドンナ的存在である高町さんが僕の目の前で脱衣をしている。信じられない気分だった。夢を見ているような気分だった。
しかも僕は全裸で高町さんの脱衣を見ているのだ。姉も全裸で高町さんの脱衣を見ているのだ。夢を見ている気分になるのは仕方のない状況だった。
高町さんが上着を脱ぎ、スカートを脱ぎ、肌着を脱ぎ、下着姿となった。スポーツブラに地味な白のパンツ。上下ともに色気のない子供らしい下着だった。
それでも高町さんのような美少女の下着姿は僕を興奮させた。萎んでいた僕のおちんちんが大きくなっていく。
高町さんを見て勃起するのは姉に対して不誠実のような気がした。だから勃起を我慢しようとした。だがおちんちんは僕の我慢をあざ笑うかのように大きくなっていく。
「守くん。我慢する必要はないからね。他の女の子で興奮したときは素直に勃起して。私は守くんが私のために我慢する姿を見たくないの。守くんには自由でいてほしいの。だから我慢しないでね」
「でも・・・」
「守くんが誠実なのはわかってる。でもね、私だけじゃなく、守くんを思う女の子に対しても誠実であってほしいの。高町さんは守くんを本気で好きなの。本気で好きだから守くんの前で服を脱ぐことができるのよ。そんな高町さんに対して誠実であってほしいの。私はそんな守くんが好きなの。だからね、我慢しないで。高町さんを見て勃起したいなら勃起して」
「・・・うん」
「酒井くん。私のことを見て大きくしてるの?」
高町さんが訊いてきた。
「うん」
「嬉しい。私を女として見てくれてるって証拠だよね」
「うん」
「私、ずっと守くんに女として見てほしいって思ってたの。それを隠して生きてきたの。だから嬉しい。他の男子に女として見られるのは嫌だけど、守くんに見られるのは嬉しい」
「そのセリフと同じようなセリフを私も守くんに言ったのよ。私も守くん以外の男子に女として見られるのは大嫌いなの。運動会のときとか私のおっぱいの揺れを見て、守くん以外の男子に欲情されるの大嫌いなの」
「私もです。でも私のおっぱいはお姉さんほど大きくないのであんまり揺れないですけどね。それでもあんまり揺れないおっぱいを見て喜ぶ男子がいるんです」
「でしょうね。守くんもあなたのおっぱいの揺れを見て喜んでいた男子の1人よ。守くんもあなたに関心を抱いていた男子の1人だからね」
「守くんが?私に関心を」
「うん。憧れだって言ってたわ。でも高値の花だから恋愛の対象ではないと言っていたわ。ねっ、守くん」
「うん。僕と高町さんでは釣り合わないと思っていたんだ。だから恋愛対象にはならなかった」
「そうだったんだ。嬉しいな。守くんにそう思われていたなんて。もし私が告白していたら守くんと私は付き合っていたかもしれない。そう思うと嬉しい」
高町さんが笑顔を浮かべる。
「あなたは守くんと付き合うことを諦めているの?」
「・・・だって守くんはお姉さんのことが好きだから」
「私はあなたに常識の殻を破れって言ったわよね。今のあなたの考えは常識の殻の中にいる人の考えよ。常識の殻を破りたいならその考えを止めなさい。守くんが誰を愛していようと自分も愛される資格があると思いなさい」
「でも・・・」
「男にはね、複数の女を同時に愛することができる力があるの。一夫多妻制があるのがその証拠よ。男にはね、複数の女を愛することのできる能力があるからこそ一夫多妻制はあるの。日本の一夫一妻制は間違ってるの。一夫一妻制は男の愛する力を制限する悪しき制度なの。一夫一妻制は女が男を独占するために作り出した悪しき制度なのよ」
姉の言葉には相変わらず説得力がある。真実と思わせるような説得力がある。
「常識の殻を破りなさい。そうすればあなたは幸せになれる。守くんが幸せにしてくれるわ。守くんにはその力がある」
「お姉さんは良いんですか?守くんがお姉さん以外の人を好きになっても」
「問題ないわ。守くんが一番好きなのは私だって自信が私にはあるからね。そして守くんを一番好きなのは私だって自信もあるからね。だから守くんが誰を好きになっても問題ないわ」
「お姉さんはすごいです。私にはお姉さんのような自信はないです」
「自信なんて守くんを愛していれば自然に高められるわ」
「本当ですか?」
「本当よ。だから守くんを愛してみなさい。常識なんかに縛られずに自由に愛してみなさい。そうすればきっと自信を高めることができるわ。その自信はピアノ演奏も高めてくれる。きっとね」
「・・・愛します。守くんを」
「うん」
「守くん。守くんはお姉さんが好き。だから私の愛情なんて迷惑かもしれない。でも私は守くんを愛してるの。できるなら私のことも愛してほしいの。お願いします。私のことも愛してください。お願いします」
「・・・」
「守くん。自分が一番幸せになれる可能性のある選択をして。私は守くんに誰よりも幸せになってほしいの。自分の意思で選んだ道で幸せになってほしいの。だから自分が一番幸せになれる可能性のある選択を自分の意思で選んでほしいの」
僕が一番幸せになれる選択・・・
「僕は・・・高町さんのことも幸せにしたい。お姉ちゃんを幸せにしたい気持ちもあるけど、高町さんのことも幸せにしたい気持ちもあるんだ。だから高町さんのことも愛したい。お姉ちゃんのことも愛したいけど高町さんのことも愛したいんだ。そして幸せにしてあげたい」
「それが守くんの一番幸せになれる可能性がある選択なのね」
「うん」
「嬉しい。守くんに愛されることができるなんて本当に嬉しい」
「おめでとう。高町さん。あなたは常識の殻をひとつ破ることに成功したわ。きっとあなたの演奏力はアップしているはずよ」
「・・・はい。でも、もっと常識の殻を破りたいです」
「じゃあ、早く全裸になりなさい。そしてオナニーをしなさい。そうすればさらに常識の殻を破ることができるわ」
「はい」
高町さんは元気よく頷いた。
この学校では女子の着替えは別室で行われる。身体測定も男女別で行われる。だから僕は高町さんがこうして脱衣しているところを見たことがない。もちろん、ブレザーを脱ぐところとか体操服の長袖を脱ぐところは見たことがある。でも全裸になることを目的として脱衣は見たことがなかった。
クラスのマドンナ的存在である高町さんが僕の目の前で脱衣をしている。信じられない気分だった。夢を見ているような気分だった。
しかも僕は全裸で高町さんの脱衣を見ているのだ。姉も全裸で高町さんの脱衣を見ているのだ。夢を見ている気分になるのは仕方のない状況だった。
高町さんが上着を脱ぎ、スカートを脱ぎ、肌着を脱ぎ、下着姿となった。スポーツブラに地味な白のパンツ。上下ともに色気のない子供らしい下着だった。
それでも高町さんのような美少女の下着姿は僕を興奮させた。萎んでいた僕のおちんちんが大きくなっていく。
高町さんを見て勃起するのは姉に対して不誠実のような気がした。だから勃起を我慢しようとした。だがおちんちんは僕の我慢をあざ笑うかのように大きくなっていく。
「守くん。我慢する必要はないからね。他の女の子で興奮したときは素直に勃起して。私は守くんが私のために我慢する姿を見たくないの。守くんには自由でいてほしいの。だから我慢しないでね」
「でも・・・」
「守くんが誠実なのはわかってる。でもね、私だけじゃなく、守くんを思う女の子に対しても誠実であってほしいの。高町さんは守くんを本気で好きなの。本気で好きだから守くんの前で服を脱ぐことができるのよ。そんな高町さんに対して誠実であってほしいの。私はそんな守くんが好きなの。だからね、我慢しないで。高町さんを見て勃起したいなら勃起して」
「・・・うん」
「酒井くん。私のことを見て大きくしてるの?」
高町さんが訊いてきた。
「うん」
「嬉しい。私を女として見てくれてるって証拠だよね」
「うん」
「私、ずっと守くんに女として見てほしいって思ってたの。それを隠して生きてきたの。だから嬉しい。他の男子に女として見られるのは嫌だけど、守くんに見られるのは嬉しい」
「そのセリフと同じようなセリフを私も守くんに言ったのよ。私も守くん以外の男子に女として見られるのは大嫌いなの。運動会のときとか私のおっぱいの揺れを見て、守くん以外の男子に欲情されるの大嫌いなの」
「私もです。でも私のおっぱいはお姉さんほど大きくないのであんまり揺れないですけどね。それでもあんまり揺れないおっぱいを見て喜ぶ男子がいるんです」
「でしょうね。守くんもあなたのおっぱいの揺れを見て喜んでいた男子の1人よ。守くんもあなたに関心を抱いていた男子の1人だからね」
「守くんが?私に関心を」
「うん。憧れだって言ってたわ。でも高値の花だから恋愛の対象ではないと言っていたわ。ねっ、守くん」
「うん。僕と高町さんでは釣り合わないと思っていたんだ。だから恋愛対象にはならなかった」
「そうだったんだ。嬉しいな。守くんにそう思われていたなんて。もし私が告白していたら守くんと私は付き合っていたかもしれない。そう思うと嬉しい」
高町さんが笑顔を浮かべる。
「あなたは守くんと付き合うことを諦めているの?」
「・・・だって守くんはお姉さんのことが好きだから」
「私はあなたに常識の殻を破れって言ったわよね。今のあなたの考えは常識の殻の中にいる人の考えよ。常識の殻を破りたいならその考えを止めなさい。守くんが誰を愛していようと自分も愛される資格があると思いなさい」
「でも・・・」
「男にはね、複数の女を同時に愛することができる力があるの。一夫多妻制があるのがその証拠よ。男にはね、複数の女を愛することのできる能力があるからこそ一夫多妻制はあるの。日本の一夫一妻制は間違ってるの。一夫一妻制は男の愛する力を制限する悪しき制度なの。一夫一妻制は女が男を独占するために作り出した悪しき制度なのよ」
姉の言葉には相変わらず説得力がある。真実と思わせるような説得力がある。
「常識の殻を破りなさい。そうすればあなたは幸せになれる。守くんが幸せにしてくれるわ。守くんにはその力がある」
「お姉さんは良いんですか?守くんがお姉さん以外の人を好きになっても」
「問題ないわ。守くんが一番好きなのは私だって自信が私にはあるからね。そして守くんを一番好きなのは私だって自信もあるからね。だから守くんが誰を好きになっても問題ないわ」
「お姉さんはすごいです。私にはお姉さんのような自信はないです」
「自信なんて守くんを愛していれば自然に高められるわ」
「本当ですか?」
「本当よ。だから守くんを愛してみなさい。常識なんかに縛られずに自由に愛してみなさい。そうすればきっと自信を高めることができるわ。その自信はピアノ演奏も高めてくれる。きっとね」
「・・・愛します。守くんを」
「うん」
「守くん。守くんはお姉さんが好き。だから私の愛情なんて迷惑かもしれない。でも私は守くんを愛してるの。できるなら私のことも愛してほしいの。お願いします。私のことも愛してください。お願いします」
「・・・」
「守くん。自分が一番幸せになれる可能性のある選択をして。私は守くんに誰よりも幸せになってほしいの。自分の意思で選んだ道で幸せになってほしいの。だから自分が一番幸せになれる可能性のある選択を自分の意思で選んでほしいの」
僕が一番幸せになれる選択・・・
「僕は・・・高町さんのことも幸せにしたい。お姉ちゃんを幸せにしたい気持ちもあるけど、高町さんのことも幸せにしたい気持ちもあるんだ。だから高町さんのことも愛したい。お姉ちゃんのことも愛したいけど高町さんのことも愛したいんだ。そして幸せにしてあげたい」
「それが守くんの一番幸せになれる可能性がある選択なのね」
「うん」
「嬉しい。守くんに愛されることができるなんて本当に嬉しい」
「おめでとう。高町さん。あなたは常識の殻をひとつ破ることに成功したわ。きっとあなたの演奏力はアップしているはずよ」
「・・・はい。でも、もっと常識の殻を破りたいです」
「じゃあ、早く全裸になりなさい。そしてオナニーをしなさい。そうすればさらに常識の殻を破ることができるわ」
「はい」
高町さんは元気よく頷いた。
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