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全裸の春菜がソファーに座る。脚を開き、オマンコを開く。膣口がピンク色の口を開く。

この奥に処女膜があるのだ。

そう思うと緊張した。僕が破ってもいいのだろうか?

「お兄さんに破られたいの。大好きなお兄さんに」

「どうして春菜ちゃんはそんなに僕を好きなんだ?」

「子供の頃、お兄さんが私を助けてくれたからよ。5歳の私をね」

「ぜんぜん記憶にないんだけど」

「僕は勇者だ。女の子を怖がらせるような奴は僕が許さないって助けてくれたんだけど」

僕の心の奥に封印した黒歴史。その封印の扉がゆっくりと開く。

自分は異世界から現世に転移してきた勇者と思っていた過去が脳裏に再生される。勇者は強くなければいけないと毎日のように筋トレをしていた中二病の僕。今は魔法が使えないが異世界に戻れば魔法が使えると信じていた中二病の僕。極限状態に追い込まれれば秘めた力が目覚めると思っていた中二病の僕。

そんな中二病だった頃の僕が次々と脳裏に浮かぶ。

その黒歴史の記憶の中には幼い少女を助けた記憶もあった。

相手は40歳くらいの男。その男との格闘。勇者は強くなくてはいけないということで体をアホみたいに鍛えていたので小学生とは思えない筋力と体力が僕には備わっていた。おまけに空手も習っていた。

そのおかげでなんとかその中年男を撃退することができた。今思えば凄まじく無謀なことをしたものだと思う。

「そう言えばそういう時期があったわね」弥生が思い出し笑いをする。「可愛かったわ。あの頃の健吾くん。異世界に帰っても弥生さんのことは絶対に忘れないからねって言ってたよね」

僕は赤くなる。恥ずかしい!

「ふ~ん。そうなんだ。健吾くん。そんな可愛い時代があったんだ」
美雪がからかうように言う。

ああっ。穴があったら入りたい。過去に戻れるなら戻って人生をやり直したい。

「私にとってお兄さんは本当の勇者だった。小さな体に40歳くらいの大人と戦って私のことを守ってくれたんだもん。傷だらけになりながらも私のために戦ってくれたんだもん。私にとって本当にお兄さんは勇者だった。すごくカッコ良かった」

「そのときから春菜ちゃんにとって健吾くんは特別な男性になったのね?」
美雪が訊く

「うん。本当に特別な男性。自分の全人生を捧げてもいいと思うくらい特別な存在。だから良い女になって、お兄さんに相応しい女になって、お兄さんに告白しようと思ったの」

「すぐ告白しようという気持ちはなかったの?」
美雪が訊く。

「あったよ。でも父の仕事の都合で転校することになって。告白したくても告白できなくなったの。でもあの頃の私では転校してなくても告白できなかったと思う。今よりも自分に自信なかったから。だから転校先で頑張ったの。お兄さんに相応しい女になるためにね。すごく頑張ったんだよ。料理を覚えたり、裁縫を覚えたり、オシャレの勉強をしたりね」

春菜は笑みを浮かべる。

「頑張ったおかげで父と母が離婚してこの街に戻ってこれたときにはお兄さんに会って、あのときのお礼を言うくらいの自信はついていたわ。私はお兄さんの自宅に向かった。お兄さんにあのときのお礼を言うために。お兄さんの自宅近くまで来たとき、ちょうどお兄さんが家から出てくるところだった。私は思わず隠れてしまったわ。電柱の影からお兄さんを見ていた。涙を流しながら。嬉しかったの。お兄さんを見ることができて。ずっとこの日を夢見ていたから」

春菜は目を少し潤ませている。

「私はあのときのお礼を言うためにお兄さんに近付こうとした。でもそのときお兄さんに近付いてきた女性がいたの。その女性の名前は酒井早苗さん」

「健吾くんの幼馴染ね」
弥生が言う。

春菜が頷く。「酒井さんはお兄さんと一緒に歩き出したの。楽しそうに談笑しながら。それを見て私は酒井さんに嫉妬したの。凄く嫉妬したの。酒井さんに負けたくない。絶対に負けたくない。そう思ったの」

「それで健吾くんに近づいたのね」
と美雪。

「うん。正攻法では酒井さんには勝てないと思った。だからエッチな方法を使ったの」

「健吾くんに嫌われるとは思わなかったの?」

「思ったよ。でも小学生の私が酒井さんに勝てる見込みがある方法はエッチな方法しか思いつかなかった。もしお兄さんがロリコンだったら私にも勝ち目があると思ったから。だからエッチな方法を使ったの。嫌われたら死ぬ覚悟でね」

「決死の覚悟だったんだね」
と美雪。

「うん」

「すごいね。春菜ちゃんは。そこまで本気で1人の男性を愛することができるなんて」
美雪は目を潤ませて言う。

「本当に。私にはもうそこまで1人の男性を愛する力はないわ」弥生が眩しいものを見るように春菜を見ながら言う。「私には春菜ちゃんには勝てないわ。だから健吾くんの初めては春菜ちゃんに譲るわ」

「私も」美雪も同調する。「健吾くんの初めては春菜ちゃんに譲る。健吾くん、春菜ちゃんに挿入してあげて」

「えっ?」

「処女膜をそのおちんちんで破ってあげてほしいの。それが春菜ちゃんが一番喜ぶことだと思うから」

「私もそう思うわ」弥生が同調する。「女にとってね、男性のおちんちんで処女膜を破られるのは1つの夢なの。私もその夢を持っていたわ。そして叶えたの。すごく嬉しかったのを覚えているわ。だから処女膜を破るんだったらおちんちんで破ったほうがいいと思う」

「・・・私、お兄さんのおちんちんで処女膜破られたいわ。お兄さん、お願い。そのおちんちんで私の処女膜を破って。お願い」哀願するような表情で春菜がお願いしてくる。

「・・・」

「健吾くん。犯罪行為だからという一般論に逃げないで。春菜ちゃんの気持ちを真剣に考えて結論を出してあげて」
美雪が妹を思う姉のような顔で言う。

「そうよ。そんな他人が決めたルールに縛られないで」弥生が言う。「自分の気持ちに従って決めて」

「お兄さん、春菜は本気だよ」愛莉が言う。「ライバルの私にはわかる。本気だって。本気でお兄さんに処女膜破られたいって思ってるって。そんな春菜の気持ちを傷つけるようなことしないであげて」

・・・春菜の顔を見る。その顔から本気さが伝わってくる。僕のペニスで処女膜を破ってほしいという本気さが伝わってくる。

「春菜。わかったよ。僕のペニスでキミの処女膜を破る」

「うん」春菜は嬉しそうに頷く。「ありがとう、お兄さん。ううん。健吾。健吾って呼んでいいよね?」

「ああ。構わないよ」

「私のこと春菜って呼んで」

「わかった。春菜」

「うん」春菜は幸せそうな笑みを浮かべる。「健吾。私の処女膜を破って。この中にそのおちんちんを入れて」オマンコを開く。膣口も開く。

「ねえ春菜ちゃん。私たち邪魔かな?」
美雪が訊く。

「ううん。邪魔じゃないよ」

「じゃあ見ててもいいかな?」

「いいよ」

「ありがとう。健吾くんもいいかな?」

「構わないよ」

「ありがとう」

「春菜ちゃん。怖くない?」
弥生が訊く。

「少し怖いよ。でも大丈夫。大好きな健吾に処女膜を破られるっていう喜びのほうが大きいから」

「春菜ちゃん。あなた、本当に健吾くんのこと好きなのね?」

「うん。大好き」
春菜は太陽のような笑顔を浮かべる。

こんな天使のような笑顔で大好きと言われたのは生まれて初めてだ。春菜を傷つけたくない。

そう強く思った。
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