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「今のが攻撃魔法よ」僕は感動しながら言う。「すごいね」
「地道にレベルを上げていけばいつかはシズクにも使えるわよ」
マリアが淡々と言う。
「うん」
「頑張ってね。じゃあね」
マリアは歩き出す。
「えっ?本当に僕のこと見捨てるの?」
「敵を呼び寄せる男と一緒に冒険できるわけないでしょ。私でも勝てないような強い敵が呼び寄せられる可能性だってあるんだからね」
「それはそうかもしれないけど・・・ここで2人に見捨てられたら僕は100%死んじゃうよ」
「そんなこと私には関係ないわ」
「酷い・・・」
「マリア。私も今のセリフは酷いと思う」
「私は酷い女なのよ」
「せめて弱い敵のところまで連れていってあげようよ」
「私はさっさと先に進みたいの」
「彼を連れていったほうがいいですよ」
とふいに声が背後から聞こえてきた。
見るとイケメンがいた。白髪のイケメンがいた。ホスト倶楽部にいるようなイケメンがいた。黒いスーツを着ている。日本のホストが着るような高級感のあるスーツだ。草原にスーツ姿の男って・・・違和感半端ない。
「魔王」
マリアが男を睨みながら言う。
「魔王・・・あいつが」
「そうよ。あいつが魔王よ。あのふざけた格好の男がね」
「ふざけた格好ってマリアさんは相変わらず辛辣ですね。マリアさん以外の日本の女の子はみんな私を褒めてくれるのに」
「日本?お前日本に行ったことあるのか?」
「はい。ありますよ。何度もね。日本に私が運営するホスト倶楽部があるんです」
「ホスト倶楽部を運営してる?魔王が」
「はい。ルシファーってホスト倶楽部を運営してます。新宿で。結構人気の店なんですよ。私は経営者兼ホストとしてそこで働いています」
「冗談だろ」
「本当ですよ。はい。これ名刺」
魔王が名刺を差出してきた。
受け取って見る。
青いバラが咲き乱れている。その前で黒いスーツ姿が優しく微笑んでいる。そんなデザインの施された名刺だった。『東京都新宿区◯◯××』という住所もプリントされている。電話番号もプリントされている。
「信じてもらえましたか?私が日本でホストをしてること。あっ、もちろん、この世界でもホスト倶楽部してますよ。その名刺も差し上げますね」
魔王はもう一枚名刺を差出してきた。
それを受け取る。一枚目と似たようなデザインの名刺だった。
「よかったら遊びに来てくださいね。まあ、店に私がいるとは限らないですけどね。私、こう見えて意外と忙しいんです。一応、魔王ですからね。魔王的活動もしなければならないので」
魔王は副業で魔王やってますみたいな感じで言った。
こいつ、本当に魔王なのか?本当に強いのか?そんな疑念が生まれる。
「あ、シズクさん。私が本当に魔王なのか?と疑念を持ちましたね。私、本当に魔王ですよ。そして強いですよ。ねっ、マリアさん。私、強いですよね」
「あんたの強さの話なんてどうでもいいわ。そんなことよりもシズクを連れていったほうがいいってどういうこと?」
「シズクさんがいると私を倒せる確率が上がるからです。シズクさんにはそういう可能性があるんです。だから連れていったほうがいいと言ったんです」
「僕に魔王を倒せる可能性がある?」
「はい。あります。少なくともマリアさんよりはその可能性が高いです」
「レベル62の私よりレベル1のシズクのほうがあんたを倒せる可能性が高い?」マリアは疑しそうに言う。
「はい。現時点で一番私を倒せる可能性が一番高いのはシズクさんです」
「どうしてよ?どうしてシズクが一番倒せる可能性が高いのよ」
「『港町アムール』に行ってください。そこにヒントがあります」
港町アムール・・・ヒント
「お前の言うことなど信用できない。なぜシズクがお前を倒せる可能性が高いのか教えなさい」マリアは諦めずに答えを求める。
「いいですよ。僕を全裸にすることができたら教えてあげますよ。どうします?僕と戦いますか?」
「・・・やらない」
「どうしてですか?また僕に全裸にされるのが嫌だからですか?」
マリアがむっとしたような表情になる。
「そうですよね。同郷のシズクさんの前で全裸にされるのは嫌ですよね。恥ずかしですよね」
マリアがさらにむっとしたような表情になる。
「マリアをバカにするな」
エリシアが怒って魔王に斬りかかる。
「ダメよ!エリシア!あなたには魔王に勝てない!」
マリアが怒鳴る。
だがエリシアは止まらない。
「おやおや。エリシアさん。はじめまして。僕と戦ってくれるんですか?嬉しいですね。僕は女性と戦うのは大好きなんです」
「うるさい!」
エリシアの鋭い剣先が魔王に襲いかかる。
エリシアの動きが止まる。攻撃が当たったわけではない。魔王の人差指だけで受け止められてしまったからだ。指一本だけでレベル32のエリシアの攻撃を受け止めてしまうなんて。どんだけレベル差があるんだ。
「まだまだですね。この程度の攻撃力では僕のネクタイも破れませんよ」
「くそが!」
エリシアはさらに攻撃をしようとする。
「遅いです」
そう言った直後、エリシアの服がすべて破れた。魔王の攻撃を受けたのだろう。でも僕には魔王がどんな攻撃をしたのかまったく見えなかった。
エリシアは唖然としている。全裸で立ち尽くしている。自分が何をされたのかわかってないようだ。大事なところを隠そうともせずに呆然としている。
「いいですね。女性の裸は。芸術的ですね。興奮しますね。シズクさんもそう思いませんか?」
僕はノーコメントを貫く。
マリアがすばやくエリシアに近づき、バスタオルでエリシアの体を包む。
どどどどどどどどっと足音が近づいてくる。誰かのエッチな気持ちに呼び寄せられて魔物がやってきたのだ。またイノシシだ。
「シズクさんも好きですね」
魔王が笑う。
「いやいや。あれは魔王が呼び寄せた魔物だろう」
「いやいや。シズクさんが呼び寄せた魔物ですよ」
「いやいや。魔王だろう。だからあんたがあの魔物なんとかしてくれ」
「仕方ないですね。私が処理しましょう」魔王が接近してくる魔物に右手の掌を向ける。「ダークファイアー」と詠唱する。
黒い炎が現れる。巨大な黒い炎の塊が魔物に向かって飛んでいく。凄まじいスピードで。
火の玉が魔物に直撃。
黒い炎に焼かれた魔物は断末魔の叫びを上げる暇もなく消滅した。
「地道にレベルを上げていけばいつかはシズクにも使えるわよ」
マリアが淡々と言う。
「うん」
「頑張ってね。じゃあね」
マリアは歩き出す。
「えっ?本当に僕のこと見捨てるの?」
「敵を呼び寄せる男と一緒に冒険できるわけないでしょ。私でも勝てないような強い敵が呼び寄せられる可能性だってあるんだからね」
「それはそうかもしれないけど・・・ここで2人に見捨てられたら僕は100%死んじゃうよ」
「そんなこと私には関係ないわ」
「酷い・・・」
「マリア。私も今のセリフは酷いと思う」
「私は酷い女なのよ」
「せめて弱い敵のところまで連れていってあげようよ」
「私はさっさと先に進みたいの」
「彼を連れていったほうがいいですよ」
とふいに声が背後から聞こえてきた。
見るとイケメンがいた。白髪のイケメンがいた。ホスト倶楽部にいるようなイケメンがいた。黒いスーツを着ている。日本のホストが着るような高級感のあるスーツだ。草原にスーツ姿の男って・・・違和感半端ない。
「魔王」
マリアが男を睨みながら言う。
「魔王・・・あいつが」
「そうよ。あいつが魔王よ。あのふざけた格好の男がね」
「ふざけた格好ってマリアさんは相変わらず辛辣ですね。マリアさん以外の日本の女の子はみんな私を褒めてくれるのに」
「日本?お前日本に行ったことあるのか?」
「はい。ありますよ。何度もね。日本に私が運営するホスト倶楽部があるんです」
「ホスト倶楽部を運営してる?魔王が」
「はい。ルシファーってホスト倶楽部を運営してます。新宿で。結構人気の店なんですよ。私は経営者兼ホストとしてそこで働いています」
「冗談だろ」
「本当ですよ。はい。これ名刺」
魔王が名刺を差出してきた。
受け取って見る。
青いバラが咲き乱れている。その前で黒いスーツ姿が優しく微笑んでいる。そんなデザインの施された名刺だった。『東京都新宿区◯◯××』という住所もプリントされている。電話番号もプリントされている。
「信じてもらえましたか?私が日本でホストをしてること。あっ、もちろん、この世界でもホスト倶楽部してますよ。その名刺も差し上げますね」
魔王はもう一枚名刺を差出してきた。
それを受け取る。一枚目と似たようなデザインの名刺だった。
「よかったら遊びに来てくださいね。まあ、店に私がいるとは限らないですけどね。私、こう見えて意外と忙しいんです。一応、魔王ですからね。魔王的活動もしなければならないので」
魔王は副業で魔王やってますみたいな感じで言った。
こいつ、本当に魔王なのか?本当に強いのか?そんな疑念が生まれる。
「あ、シズクさん。私が本当に魔王なのか?と疑念を持ちましたね。私、本当に魔王ですよ。そして強いですよ。ねっ、マリアさん。私、強いですよね」
「あんたの強さの話なんてどうでもいいわ。そんなことよりもシズクを連れていったほうがいいってどういうこと?」
「シズクさんがいると私を倒せる確率が上がるからです。シズクさんにはそういう可能性があるんです。だから連れていったほうがいいと言ったんです」
「僕に魔王を倒せる可能性がある?」
「はい。あります。少なくともマリアさんよりはその可能性が高いです」
「レベル62の私よりレベル1のシズクのほうがあんたを倒せる可能性が高い?」マリアは疑しそうに言う。
「はい。現時点で一番私を倒せる可能性が一番高いのはシズクさんです」
「どうしてよ?どうしてシズクが一番倒せる可能性が高いのよ」
「『港町アムール』に行ってください。そこにヒントがあります」
港町アムール・・・ヒント
「お前の言うことなど信用できない。なぜシズクがお前を倒せる可能性が高いのか教えなさい」マリアは諦めずに答えを求める。
「いいですよ。僕を全裸にすることができたら教えてあげますよ。どうします?僕と戦いますか?」
「・・・やらない」
「どうしてですか?また僕に全裸にされるのが嫌だからですか?」
マリアがむっとしたような表情になる。
「そうですよね。同郷のシズクさんの前で全裸にされるのは嫌ですよね。恥ずかしですよね」
マリアがさらにむっとしたような表情になる。
「マリアをバカにするな」
エリシアが怒って魔王に斬りかかる。
「ダメよ!エリシア!あなたには魔王に勝てない!」
マリアが怒鳴る。
だがエリシアは止まらない。
「おやおや。エリシアさん。はじめまして。僕と戦ってくれるんですか?嬉しいですね。僕は女性と戦うのは大好きなんです」
「うるさい!」
エリシアの鋭い剣先が魔王に襲いかかる。
エリシアの動きが止まる。攻撃が当たったわけではない。魔王の人差指だけで受け止められてしまったからだ。指一本だけでレベル32のエリシアの攻撃を受け止めてしまうなんて。どんだけレベル差があるんだ。
「まだまだですね。この程度の攻撃力では僕のネクタイも破れませんよ」
「くそが!」
エリシアはさらに攻撃をしようとする。
「遅いです」
そう言った直後、エリシアの服がすべて破れた。魔王の攻撃を受けたのだろう。でも僕には魔王がどんな攻撃をしたのかまったく見えなかった。
エリシアは唖然としている。全裸で立ち尽くしている。自分が何をされたのかわかってないようだ。大事なところを隠そうともせずに呆然としている。
「いいですね。女性の裸は。芸術的ですね。興奮しますね。シズクさんもそう思いませんか?」
僕はノーコメントを貫く。
マリアがすばやくエリシアに近づき、バスタオルでエリシアの体を包む。
どどどどどどどどっと足音が近づいてくる。誰かのエッチな気持ちに呼び寄せられて魔物がやってきたのだ。またイノシシだ。
「シズクさんも好きですね」
魔王が笑う。
「いやいや。あれは魔王が呼び寄せた魔物だろう」
「いやいや。シズクさんが呼び寄せた魔物ですよ」
「いやいや。魔王だろう。だからあんたがあの魔物なんとかしてくれ」
「仕方ないですね。私が処理しましょう」魔王が接近してくる魔物に右手の掌を向ける。「ダークファイアー」と詠唱する。
黒い炎が現れる。巨大な黒い炎の塊が魔物に向かって飛んでいく。凄まじいスピードで。
火の玉が魔物に直撃。
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