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こんにちは世界

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光が晴れた先は謎の建物内 石か何かで出来てるのかボロボロで 蔦が張っており 一部隙間から光が差し込んできている 尚 天井には大きな穴が空いている

「とりあえず出ようか...っと手紙?」

Alice様へ

この際 管理AI 02番が貴方様に教え忘れた内容をここに書き留めます
まずステータスと唱える事で 貴方様のステータスやスキルが目の前に表示されます 次に貴方様が肩に掛けている肩掛けバッグの中に 体力回復薬 魔力回復薬 が3つずつ 片手剣が1本  この世界での通過 1000G入っています。 またレベル20からは死ぬとデスペナルティが適応されます 内容は所持金の2割の喪失 一定時間のステータス減少です またフレンド機能というものがあり もし今日一緒に始めた方が入れば スマホを経由してフレンドになる事も可能です それではYUggdracil onlineをお楽しみください

「あの機械音声やっぱりポンコツ?」

とりあえず言われた通りステータスと唱えると目の前に青い画面が出現する


Alice 種族 堕天使
ステータス
STR 5
VIT 6
INT 9
AGI 5
MND 7
DEX 4
スキル
飛行 光魔法 闇魔法  魔力感知 魔力制御 身体強化 雷魔法 剣術 見切り 鑑定 看破 水魔法

「おー出たね それでバッグ...あったね」

ちゃんと中に回復薬等が有るのを確認

そして剣を取り出す

「チュートリアルの時と同じかな それじゃあ外に出てみよう」


その建物の外に出てみる

「おー 滅んだ街って感じかな?」

ボロボロになった家が立ち並んでいる そしてその前をふらつきながら通る影

「...とりあえず物陰から様子見」

その影の姿は段々と見えてきたが

「私...そういう系あんまり好きじゃないだけどなぁ...」

人間のような姿をしているが身体の所々が腐っている 所謂 ゾンビ ってやつだ

とりあえずゾンビ映画系だと頭ぶち抜いたりして倒してたから魔法を使い 光の矢を生成して頭をぶち抜く

『ァァ...』

「まだ生きてるのか~とりあえず魔力尽きるまで撃ってよ」




はい、魔力が尽きました

「ここまでやっても倒せないの..?」

さっきから色々試したが全然ダメだった 闇系だと呻き声すらあげない 水系も全く 光魔法が唯一効いてそうだけど

「ずっと距離取りながら魔法もなぁ とりあえず次は剣でやろうかな」

感覚的にMPが尽きたのがよく分かるので剣で行く

「まずは首に一撃」

首に1発入れるがゾンビは苦しそうな声を上げるだけ

「んー胸とか?」

胸に思いっきり剣をぶっ刺すと何か固いものに当たる

「ん?なんかあるね...この体勢じゃ危ないし..それ!」

ゾンビを思いっきり押す ゾンビはそのままバランスを崩し倒れる

「よし これで力を込めれば..!」

剣を強く押す

パキ..パキパキ..

と何かひび割れるような音が聞こえてくるのでそのまま続ける

バキッ!

と音が聞こえると同時に ゾンビも動かなくなる

「これで良いのかな? お、ステータスも上昇して...何この上昇量」

ステータス
STR 19
VIT 18
INT 23
AGI 17
MND 20
DEX 16
スキル
飛行 光魔法 闇魔法  魔力感知 魔力制御 身体強化 雷魔法 剣術 見切り 鑑定 看破 水魔法


「これは...とりあえず狩ろうか」



あの後 ゾンビを鑑定するのを忘れていたので鑑定すると ゾンビ としか出なかった

これも熟練度次第だろう とりあえず鑑定も使っていく 尚 魔法は 光 闇 雷 水どれも胸の方に矢を形成して放っていれば倒せた

Alice 種族 堕天使
ステータス
STR 40
VIT 39
INT 43
AGI 38
MND 41
DEX 33
スキル
飛行 光魔法 闇魔法  魔力感知 魔力制御 身体強化 雷魔法 剣術 見切り 鑑定 看破 水魔法 空中戦闘 体幹強化 


またあれからかなり時間が経っているがレベル20に到達したアナウンスは無い レベル10なら到達した 体幹強化を獲得したのだが 空中戦闘はいつの間にか習得していた 飛行してゾンビを見つけたら強襲 を繰り返したからかな?

空中戦闘は空中での戦闘時に身体の動きや攻撃力への補正 体幹強化は文字通り体幹を強化してくれる 


「ふぅ...大体狩れたね...ん?」

遠目にとても大きい影が見える 

「所謂 ボス って感じかな?」

デスペナルティはまだ適応されていないので向かってみる


「うわぁ...ゾンビよりグロいじゃん...」

そこに居たのはゾンビよりグロい何か

鑑定してみると ゾンビドラゴンと出た またボスを示すと思われるマークが着いてたので多分ボスなんだろう

「うーん 今は気づいてないし..やっちゃうか」

1つ良いことを思い付いたので試してみる

それは魔法をこと

「んーと 光と闇で行こうかな」


ゾンビドラゴンの背後に立つ そして

光と闇を混ぜるようにイメージ そしてそれを矢に形作り放つ

「めっちゃ魔力持ってかれたんだけど? てか威力高いね」

それはゾンビドラゴンの尻尾から頭まで貫通

『虚無魔法 を習得しました』


「はへー ちゃんと魔法になった」

『ユニークモンスター  【死の祝福をもたらす竜】が討伐されました』

「え?ユニーク? ボスじゃないの?」

『レベル20を達成しましたのでデスペナルティが適応されます』

それと同時にゾンビドラゴン がポリゴン化し 宝箱が2つ出てくる 両方金ピカだ

「ふむ..とりあえず開けよう」

まずは片方を開ける

「これは...鎌?」

少し機械的な鎌が中には入っていた

「レベル20にもなったし鎌系のスキルでも習得しようかなぁ」

鑑定もしてみる

機装武器 ペルセウス
????

「おー なんか強そう とりあえずもう一個も開けよう」

もう一個の方は..

「...何これ?ローブ?」

魔法使いが装備してる事でお馴染みのローブがあった 色は黒 着る形によっては顔ら辺が暗くなり見えなくなりそうだ

鑑定すると

黒狼のローブ
???

どうやら鑑定の熟練度を更に上げないといけない様だ

「とりあえず着てみようかな」

着てみると着心地は普通に良い

「それと鎌系のスキルも習得と」

『鎌術を習得しました』

「ここで慣れていこうかな」


ぶっちゃけ剣より個人的には扱いやすかった

まずは距離を取りやすいし たとえ詰められても飛行で空に逃げて距離を取れる

そして鋭さが割とえげつない ゾンビの首を1発でスパッと切り落とした 尚その際もゾンビはポリゴン化し何か黒い宝石?か何かを落とした

鑑定すると それは魔石 なにかに使うらしい

また柄の部分でも攻撃は防げるので割と便利だ それにゾンビに思いっきり投げた時 ゾンビを貫いてから戻ってきた その際もゾンビを真っ二つにして来たのでこれも利用出来そうだ

「とりあえずボス居そうだし探そうかな」


あれからゾンビを切り裂きながらボスを探すと

「..それっぽいね」

古びた屋敷があったのでそこに向かう


「わーお 迫力凄いね...」

そんな時

『Altair から フレンド申請が届きました』

「お、この名前ってことは海音か」

勿論 承諾

『よし繋がったな』

「お、なんで分かったの?」

『お前もいつもAlice って使ってるだろ?んでそれでフレンド検索掛けたら当たった訳よ』

「おー流石だね」

『んで今何してる?』

「ゾンビなぎ倒しまくってユニークモンスター倒してなんか変な屋敷の前にいる」

『待て まずはお前の種族は?』

「堕天使」

『んなレア種族引いてんじゃねぇ 相当暴れてんな こっちも暴れてるが』

「種族は?」

『オーガ 暴れられてめっちゃ良いぜ それに魔物なら人間側のプレイヤー狩ってもペナルティとか出ないしな』

「そういえば他2人は?」

『勿論フレンド登録して連絡も取ってる Irisが悪魔 BELIALがスモールドラゴンだってよ』

「それじゃあAltair以外全員レア種族?」

『...不本意ながらそういう事だ』

「ま、ドンマイ でそっちはプレイヤー殺りまくって暴れてるんだ」

『そうだ というかほぼ不可抗力だな 俺を見て襲ってくる人間側プレイヤーがいるからそれを返り討ちにしてるだけだ 正直 最初はめんどくさかったが今じゃあ良い糧だ』

「そっか 助け必要そうだったら言ってね 私なら場所さえ分かれば行けるから」

『おうよ そんときは頼むわ んじゃ頑張れ』


「あっちも暴れてるねぇ..とりあえず Altairと合流したら Iris BELIALとも合流しないとね」


「とりあえず今は目の前の屋敷だ」


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