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第二章 甘い生活
第38話 女王襲来
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遠くの方から音楽が聞こえてくる。
何かのパレードかなにかかな?
気のせいか、その音楽の音はどんどん大きくなっている様な気がする。
「シャルナ…この音楽は…」
「貴方の思った通りよカセリア、この国の際物女王マリアン様が近づいてきているわね」
「やはりな…そうすると目当てはやはり」
「理人以外ありえないわね」
「女王様が来るの? シャルナお姉ちゃん大丈夫よね」
「そうね、大丈夫だわ! まぁ際物女王とは言え、女王は女王、今すぐ急いでシャワーを浴びなくちゃ」
「そうだな、流石にこのままじゃ、不味いな」
「うん」
まぁさっき迄、まさに『やっていたんだから』仕方が無い。
俺達は、慌ててシャワーを浴び。
栗の花の匂いのする部屋をかたずけ、換気をした。
しかし、女王相手に際物って…シャルナも大概だな。
◆◆◆
「あの、シャルナ、本当に女王様が此処に来るの?」
「間違いなく来るわね、あの色物、際物女王ですから…だけど、此処は男性保護施設ですから安心して良いわ…此処にいる限り立場は理人の方が上だから」
そうシャルナが説明している最中…ドアが開いた。
「あら、貴方が理人ちゃんなのね、凄くカッコ良いわ~」
凄い美人が勢いよくドアを開けた前に立っていた。
何故か耳無しバニーガールの恰好で…
女王というからにはマリン王女の母親の筈なのだが、どう見ても20代半ば位の年齢にしか見えなく、一番近いイメージはレースクィーンやラウンドガール、バニーガールの綺麗なお姉さんみたいな感じだ。
う~ん…怪盗のダイブを華麗に躱す謎の女が一番近いイメージかも知れない。
「はぁ~いい加減にして下さい!マリアンヌ女王陛下! 名前位ちゃんと名乗りませんか?」
「もう、全く、シャルナは固いんだから…理人ちゃん、マリアンヌと言います一応、この国の女王です…宜しくね」
「はぁ~宜しくお願い致します」
際物、色物の意味が少し解った気がする。
女王に見えない…前の世界でもし出会ったらキャバ嬢だと思う。
ただ、凄い美人なのは確かだ。
ちなみにカセリアとミムは自室に避難している。
まぁカセリアは会いたく無いだろう…
「それでね、理人ちゃん年上はありですか?」
「どの位年上のかに寄りますね」
「私位はどう?」
この人本当に女王なんだよな…ルンルン顔で話す姿は、女王に見えない。
実際は解らないが脳がお花畑みたいな気がする。
「女王陛下、もう少し…」
マリアンヌ女王は指を立てた。
「無粋ですわ!シャルナ公爵、私は理人様と話しているんですよ? 割り込まないで下さいね」
流石のシャルナも女王相手じゃ勝手が違うようだ。
「失礼しました」
「それじゃ、理人ちゃん…」
俺は女王に引っ張られる様にして寝室に連れて行かれた。
この国…本当に大丈夫か?
何かのパレードかなにかかな?
気のせいか、その音楽の音はどんどん大きくなっている様な気がする。
「シャルナ…この音楽は…」
「貴方の思った通りよカセリア、この国の際物女王マリアン様が近づいてきているわね」
「やはりな…そうすると目当てはやはり」
「理人以外ありえないわね」
「女王様が来るの? シャルナお姉ちゃん大丈夫よね」
「そうね、大丈夫だわ! まぁ際物女王とは言え、女王は女王、今すぐ急いでシャワーを浴びなくちゃ」
「そうだな、流石にこのままじゃ、不味いな」
「うん」
まぁさっき迄、まさに『やっていたんだから』仕方が無い。
俺達は、慌ててシャワーを浴び。
栗の花の匂いのする部屋をかたずけ、換気をした。
しかし、女王相手に際物って…シャルナも大概だな。
◆◆◆
「あの、シャルナ、本当に女王様が此処に来るの?」
「間違いなく来るわね、あの色物、際物女王ですから…だけど、此処は男性保護施設ですから安心して良いわ…此処にいる限り立場は理人の方が上だから」
そうシャルナが説明している最中…ドアが開いた。
「あら、貴方が理人ちゃんなのね、凄くカッコ良いわ~」
凄い美人が勢いよくドアを開けた前に立っていた。
何故か耳無しバニーガールの恰好で…
女王というからにはマリン王女の母親の筈なのだが、どう見ても20代半ば位の年齢にしか見えなく、一番近いイメージはレースクィーンやラウンドガール、バニーガールの綺麗なお姉さんみたいな感じだ。
う~ん…怪盗のダイブを華麗に躱す謎の女が一番近いイメージかも知れない。
「はぁ~いい加減にして下さい!マリアンヌ女王陛下! 名前位ちゃんと名乗りませんか?」
「もう、全く、シャルナは固いんだから…理人ちゃん、マリアンヌと言います一応、この国の女王です…宜しくね」
「はぁ~宜しくお願い致します」
際物、色物の意味が少し解った気がする。
女王に見えない…前の世界でもし出会ったらキャバ嬢だと思う。
ただ、凄い美人なのは確かだ。
ちなみにカセリアとミムは自室に避難している。
まぁカセリアは会いたく無いだろう…
「それでね、理人ちゃん年上はありですか?」
「どの位年上のかに寄りますね」
「私位はどう?」
この人本当に女王なんだよな…ルンルン顔で話す姿は、女王に見えない。
実際は解らないが脳がお花畑みたいな気がする。
「女王陛下、もう少し…」
マリアンヌ女王は指を立てた。
「無粋ですわ!シャルナ公爵、私は理人様と話しているんですよ? 割り込まないで下さいね」
流石のシャルナも女王相手じゃ勝手が違うようだ。
「失礼しました」
「それじゃ、理人ちゃん…」
俺は女王に引っ張られる様にして寝室に連れて行かれた。
この国…本当に大丈夫か?
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