13 / 15
第13話 ソープルーム②
しおりを挟む「お兄ちゃん、普通の部屋だよ」
「多分、この部屋で凄いのはお風呂だよ!」
流石の俺も風俗迄は知らない。
前の世界でも学生だから、流石に行った事は無い。
同級生に見せて貰った本で2~3ページ見た位だ。
「へぇ~お風呂が凄いんだ,行ってみようよ、お兄ちゃん!」
「そうだね…」
自分で部屋を選んでおいてなんだけが、妹を風俗嬢あつかいして良いのだろうか?
いや…良いのだ。
この世界では、これからするのは仲睦まじい兄妹の営み。
問題はない。
この世界では全く問題は無いのだ。
「お兄ちゃん、これ…どうするの?」
ソープルームというだけあって、お風呂が凄くでかい。
二人でも余裕で入れる湯舟があって、その横の洗い場も広く、そこにビーチマットみたいなマットがある。
そしてローションにスケベ椅子まである。
脱衣所にはサウナもある。
この間はお湯を張らずに失敗した。
「まぁ、後でゆっくり考えながらしてみよう…まずは、お風呂にお湯を張らないとね」
「そうだね、お風呂だもん、お湯は必要だよね」
俺は蛇口をまわし、温度を調整しながらお湯を出した。
◆◆◆
「お兄ちゃん、ここベッドも変わっているね」
ベッドのある部屋は驚く事に回りが鏡ばりで、ベッドが丸い。
まさか…
「亜美、これ回転式ベッドだ」
「回転式ベッド?」
亜美はどうやら回転式ベッドを知らないようだ。
「亜美、ベッドに乗ってみなよ」
「別に良いけど!? なにかあるの?」
「ここをこう押してと…ほら」
ボタンを押すとベッドが回り始めた。
「へぇ~このベッド回転するんだ…面白いね」
学生服のままベッドに座り、はしゃぐ亜美が凄くインモラルに感じる。
たまにスカートが捲れてパンツが見えるけど気にしないではしゃいでいる。
パンツにの柄は熊さんだ。
こう言う所は子供っぽいな…
「確かに面白いね、まさかこんなに高くなるなんて」
このベッドは高級品なのか、ただ回るだけじゃなくて上にもあがった。
今現在の高さは2メートルくらいだ。
「そうだね…あっ、今お兄ちゃん亜美のパンツ見たでしょう?」
前の世界なら、これに素直に見たといえば嫌われるが、此処じゃ違う。
「見たよ!可愛らしい熊さんだね」
「えへへっ、可愛いでしょう?」
そう言うと亜美はスカートを捲り上げ、熊さん柄のパンツを見せてくれた。
◆◆◆
お風呂から、お湯がこぼれる音が聞こえる。
亜美は回転ベッドで寝そべっているけど…
「亜美、お風呂多分準備が出来ているから行こう」
「そうだね」
二人して風呂場に向かった。
亜美は天真爛漫というか、俺の事など、全く気にしないで服を脱いでいく。
何回か見た体だが、ラブホだからか…何となくエロく感じる。
「どうしたの?お兄ちゃん亜美の体なんて見つめちゃって…あっもしかして見たいの? 兄妹なんだから気にしないで見て良いよ?」
「いや、亜美は凄く可愛いなって思って」
「そう? ありがとうね!お兄ちゃん」
ふくらみかけの小さな胸に小ぶりなお尻。
なかなか、そそられる物がある。
「お兄ちゃん! 亜美に見惚れるのは良いけど…早く服を脱ごうよ」
「ごめん」
俺は急いで服を脱ぎ、亜美と一緒にお風呂場に入った。
0
お気に入りに追加
63
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる