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第3話 健全な男女交際 セフレ
しおりを挟む本当にこの世界は俺の常識と比べ食と性が完全に入れ替わっているように思える。
世界が俺の知っている世界と違うように感じるけど…
俺と世界どちらかがきっと狂ってしまったのだろう。
まぁ良いや、この世界はどっちにしても俺には凄く都合が良い。
早速、俺は行動を起こす事にした。
◆◆◆
高校の通学路で待ち伏せした。
「こんな所で土下座なんてやめて下さい!」
俺は同じ高校の南条麗華に土下座をしている。
南条麗華は上場企業の南条グループのお嬢様だ。
我儘で、悪役令嬢と言ってよい容姿の目つきがきつめの美少女。
一番近いのはやはりラノベの美人タイプの美人だけど目つきの悪い悪役令嬢に近い。
「お願いです!一度、一度だけ、本当にそれだけで良いんですSEXして下さい!」
「本当に困りましたわね」
「勿論、麗華さんは雲の上の人だなんて解っています…食事なんて大それた事は考えていません…一度だけ、一度だけで良いんですSEXをさせて下さい」
周りの視線も痛い。
俺の常識の世界なら逮捕もんだ。
だが、これは俺の知っている世界なら土下座で『一度だけで良いから食事に付き合って欲しい』そう言っている様なものだ。
これならワンチャンありそうな気がしないか?
それに、この世界は…マグドに行く感覚でSEXをしているから、基本、女の子はビッチだ。
殆どの女の子が経験済みなのだと思う。
最初の1回位は、ビッチじゃない女の子と経験したい。
そう考えたら高嶺の花の南条麗華さんが頭に浮かんだ。
前の世界ではお嬢様で男の手すら触れた事が無いクール美女。
それなら、この世界でも経験なんて無いんじゃないだろうか…
それにエッチな事と食事が入れ替わったこの世界なら…
SEX位して貰えるかも…そう思ったんだ。
普通なら…絶対に手が届かない存在。
だが、この世界なら…万が一は有りそうだ。
『たかがSEXにあいつ必死だな』
『幾ら相手が南条先輩でもSEX位であそこ迄プライド捨てるかね』
『まぁ、モテない奴が必死になるのは解るな』
「はぁ~あなたどれだけ私が好きなんですの…男が土下座なんてするんじゃありませんわ、仕方ありませんわね!ラブホでショートで今から付き合ってあげますわ!ラブホ代金位はお持ちですわね?いっておきますが、本当にSEXだけで食事とか一切しませんわよ? それで良いなら、付き合いますわ!」
「勿論、それで充分です! SEXだけで本当に…ありがとうございます」
「全くもう…私、SEXも家族以外とは余りした事はありませんわ…光栄に想いなさいね」
「はい」
こうして俺は南条麗華と共にラブホ街へと向かった。
◆◆◆
「さぁラブホに入りましたわ、男でしょう?此処からエスコートして下さいね」
よく考えたら俺…『童貞』じゃないか…
まぁ、頑張るしかないな。
「そうだね、まずは俺シャワーを浴びてくる」
「そうですわね…お待ちしていますわ」
確か、こういう時は男が先にシャワーを手早く済ませベッドで準備を済ませて待っているんだよな。
俺は素早くシャワーで汗を流した。
「お待たせ麗華さん!」
「それじゃ私、シャワーを浴びてきますわね」
ブレザー、ブラウスと順番に脱ぎ捨てると形の良い胸を支えているブラが見えた。
そしてパサッという音と共にスカートを脱ぐと綺麗なレースの白い下着が見えた。
凄い…
「綺麗だ」
「随分と女性とのSEXが好きなんですのね…服を脱ぐのを見られるなんて…人によってはマナー違反って言われますわよ」
「すいません、凄く綺麗なので見惚れていました」
「まぁ、服を脱ぐのを綺麗って言われて嫌な気はしませんわ…見たければ見ていていいですわ」
「それじゃ、そうさせて頂きます」
まさか麗華のストリップが見られるなんて思って居なかったな。
綺麗だな…
胸は大きくて垂れていない。
モデルの様にお腹は引っ込んでいて足も長いし…本当に綺麗だ。
「本当に…可笑しな方ですわね」
麗華は全てを脱ぎ捨てた後、浴室に入っていった。
俺は、そのままベッドの部屋に戻りドキドキしながら麗華を待っていた。
「お待たせしましたわ」
バスタオルを巻いて髪の毛を上にたくしあげた麗華は凄くセクシーに見えた。
「凄く綺麗だ!」
「そんなたかがSEXの前にシャワー浴びただけで大げさですわよ」
そう言うと麗華はバスタオルをとり、裸になりベッドに横たわった。
「あの…」
「さぁ…貴方が土下座までして臨んだSEXですわ、思う存分楽しんで下さい…後でアフターピルを飲みますからゴムは必要ありませんわ」
「ありがとうございます」
そのまま俺は麗華を抱きしめた。
◆◆◆
「凄くSEXがお好きなのですわね…ここ迄されると見ていて清々しいですわ」
食事になおすと気持ち良く沢山食べた事になるのかな。
初めての経験だし相手は高嶺の花の麗華さんだからか気がついたら10回以上していて、今はもう夜だ。
「それは相手が麗華さんだからですよ」
「まぁ、嬉しいですわ…理人さんもお上手で素晴らしかったですわ、あまり男性経験が無い私ですが、貴方ほど情熱的な会話でSEXをする人なんてそうは居ませんわよ」
「それを言うなら麗華さんもですよ、その…全てがお上手でした」
本当にこの世界は凄い、フェラやパイズリを普通にしてくれるんだから驚いた。
その分、こっちもクンニをはじめ何でもしたけど…
「私は南条の娘ですから、恋愛は出来ませんわ、多分将来お父様が決めた相手と婚約して結婚するような人生なのです…だから、理人さんの好意にはお答えできません」
「そうですよね…」
まぁお嬢様だからそうだろう。
「ですが、お父様も流石にボーイフレンドとSEXする位で文句は言いませんわ…ゆで卵1つ一緒に食事は出来ません…してあげられる事はSEX、精々がキス位…それで宜しければ友達になってくれませんか…酷いお願いですが」
「それってセフレって事ですか?」
「ええっ健全な交際、セフレですわ」
「なります!」
「そう言って頂けて嬉しいですわ」
こうして俺は憧れの南条麗華とセフレの関係になった。
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