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美少女の裸を見れたんだから、死んでも良いよね?

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リアリーを連れて王都に向う。

今度は油断しないように、傍に居た。

それこそ、リアリーがトイレをしている時も近くにいた。

流石に見はしないが..

勇者という者は凄い、本当なら変態みたいな行為なのに

「勇者様は心配性なのですね」

で済んでしまう。

最初、リアリーは恥ずかしそうにしていたが、数日で慣れたのか

「勇者様のいう事はこういう事なのですね..」

と理解してくれていた。 最も顔は納得したというより、諦めた顔だが。

自分がしている時に、リアリーが近くに居た時は、顔が真っ赤になった。

自分が見ているのと、見られるのは違うという事だ。

「勇者様も慣れないといけないと思います」

というリアリーの顔は何処か嗜虐性のある顔に見えた。

毎日、同じテントで過ごし、トイレから何から生活は一緒、そういう生活をしてるのに慣れた。

それを見た騎士達はほっとしていた。


「勇者様はよくわかってらっしゃる」

「何がですか」

「私達もたまに女騎士と共闘する事がありますが、日常を晒せる位になるか、男と女の関係で無いなら真の連携は取れません」

「僕もそう思うよ」

流石にそれで失敗したからとは言わない。

「昔し、性豪のエルザという女騎士がいまして、まぁ今は食堂のおかみやっているんですが、街に着くと毎日乱交パーティーをしていました」

「凄い人も居た物だな」

「俺、気になったから聞いたんですよ..どうしてそんな事をしていたのかって」

「気になるな」

「そうしたら、あっけらかんとして、どうせ、騎士からそういう目で見られていたし、キャンプじゃ裸もトイレすら見られるんだし、相手してやる事で連携も楽にとれるからね!と答えましたよ」

「そうか、そうだよな!」

「ですが、まだ続きがあるんですよ」

「他に何て言ったんだ?」

「「男って馬鹿だからさぁ..体を許した女を優先的に守ってくれるんだ「俺の女」そう思い込んでさぁ..実際に私は35歳で騎士を辞めるまでこの通り五体満足だ..私の為に何人もの男が死んで守ってくれたからね」 そう言ってましたよ」


「そうか、たしかに思いあたるな」


「勇者様? 初めて村を出たはずでは?」


「ああっ何でもない..物語を思い出しただけだ」

「どんな話しですか?」


「良くない話だ、聖女も守れず、死んだ勇者の話さ」


「確かに、嫌な話しですね」


ロザリーが一緒に寝たがったのは今なら解る..絆が欲しかったのだろう。




今回は無事に王都についた。

王都では勇者である僕と聖女であるリアリーの歓迎の準備がされていた。

門が開くと沢山の歓声が聞こえてくる。

「勇者万歳、聖女万歳」

そんな声が沢山聞こえてくる。

そして、王の元に行く前に「賢者」と「剣聖」と会った。

2人とも見目麗しい女性だった。


「賢者に選ばれました、レイラと申します、勇者様」

「剣聖になりました、ルイーダです、勇者様」



「聖女のリアリーです」

「勇者のセイルです」

見た瞬間から頭が痛くなった。

せめて1人は男が居て欲しかった。

その場合は、残り二人でペアになって「俺たちみたい」になって貰えば良い。

仕方ない..旅立つ前に荒療治が必要だ。


王と謁見が終わった後、王に俺は頼み事をした

最初、王は渋っていたが、真剣に話すと俺の頼みを聞いてくれた。

「そこまで過酷にしなくてはいけないのですか? そこまで」

「俺は仲間を失いたくないだから..頼みます」

「解りました、だがこれは..何も言いますまい..ただ彼女達には地獄じゃないでしょうか..」

「ここで終わるならそれまで..命がなくならないだけましだと思って貰うしかない」

「解りました」


闘技場に男の犯罪者が300人、いずれも名うての犯罪者だ。


その前に、リアリーにレイラ、ルイーダが裸でいる。

リアリーは冷静だ..旅で少しは慣れたからかも知れない。

「セイル様、これはいったい何なのですか..また試練なのでしょうか?」

勇者様でなくセイル様と言う時は真剣に話をするときが多い。

「勇者様、なんで、こんな酷い事するの? こんなの酷いよ、私、湯あみしていたらいきなりそのまま連れてこられて..」

「勇者、私は人前に肌を晒した事なんかない..場合によっては勇者でもただでは済まさんぞ」


そう、彼女達は湯あみをしている所を此処に連れてこられた、バスタオル一つ身につけさせてはいない。

剣聖、聖女、賢者なんて言っても武器を持たずにレベルが低いうちはこんな物だ。


「あそこに居るのは犯罪者だそれも凶悪な者ばかりだ..死刑囚が多い、そして彼らには伝えてある、勇者パーティーのうち誰か1人でも犯すか殺したら恩赦で罪を許して解き放つと」


「嘘、嘘ですよね..セイル様」

「何で、何でそんな事するの? 嫌、嫌です..」

「ふざけるな? 剣聖の私がなんでこんな恥ずかしい事をさせられるんだ」


やっぱり覚悟が足りない..負けて犯されるかも知れない..そんな事すらまだ頭が回って無い。

同じ条件の為、俺もふるチンだ。


ただ、俺たちの理は武器を持っている事だけだ。


扉が開いて囚人が入ってくる。


「あーん、綺麗な女を犯して命も助かるんだいいな」

「聖女を犯せるなんて..二度とないチャンスだぜ」

「全員、死ぬまで犯してやるぜ」

「たまんねぇ..犯し放題の殺し放題だ..」




「お前ら腑抜けているな来たぞ」

聖女は仕方ない、俺はリアリーを守らないといけないだが、既にリアリーは押し倒されていた。

「げへへ、たまんねぇな..この胸..ぐはっ」

俺はリアリーを押し倒していた囚人の首を跳ねた。

首はリアリーの横に落ちて、そのまま首の無い体がリアリーの上にのしかかってきた。

「ひぃ..ひぃ..嫌、嫌いやあああああああああああっ」


「リアリー、直ぐに立て、攻撃が出来ないのは解るが、せめて杖を振り回すなり、ナイフを構えるなりしろ」

「いや..」

「だったら、犯されて死ぬんだな..俺も一緒に死んでやるから」

「セイル様が..死ぬ..それはもっと嫌..」


持ちこたえた、杖を前に構えた..これで良い。


だが、あっちはもっと駄目だ。


「馬鹿野郎、胸を隠してどうするんだ、そんな胸も股も好きなだけ見せてやれ、前衛のお前が守らないから、レイラが大変な事になっているぞ」


「チクショウ..」


「剣聖といえ女だ、犯してから殺してやるよ」

「しかし、胸がでかいな..犯しがいがあるぜ」

「ああっ泣き喚く顔が見て見たい」


片手で胸や股を隠しながら戦っているから、折角の剣聖なのに、致命傷を与えていない。

囚人は、ニタニタ笑いながら、遠巻きから疲れるのを待っている。


そして、レイラは詠唱も出来ずに震えていた。

周りを取り囲まれているから、犯されるのは時間の問題だ。


俺は斬って斬って斬りまくった。

囚人の多くは俺やリアリーの方には来ない。

そりゃそうだ、確実に殺してくる相手より、覚悟の無い相手から殺していく..当たり前だ。

俺はルイーダを見捨て、先にレイラを助けに入った。


もう既に押し倒されていて、犯されるのは時間の問題となっていた。

「嫌、嫌、嫌..私まだ経験ないの、嫌だよー」

「うるせいな、黙っていろ」

殴られてレイラは目から涙を流している。

馬鹿だな、此奴は「賢者」なんだぜ..お前の能力は..そんな奴より上だ。

レイラの周りの男達を殺し..レイラに馬乗りになっていた男を後ろから袈裟切りにした。

男はズボンに手を掛けてフルチンだ..実に間抜けだ。

そのまま男がレイラに倒れる。


「嫌、嫌、いやぁあああああああ」


「いい加減にしろ、レイラ、旅に出ればこれ以上の事が起きる..もし戦えないなら、出ていけ」


「ひくっひく..帰れません..」

「なら戦え..お前の呪文ならこんな奴ら、だだのゴミだ」

「はい..ファイヤボール」


「ああああああああっやめろ、やめてくれ」


「容赦するな!」

「解りました..皆んなゴミ..ゴミは死んじゃえ..死んじゃえ..死んじゃえ..ファイヤーボール..あははははっ燃えている、燃えているよゴミが」


俺が思った以上に可笑しくなっているが、もう大丈夫だ。


「レイラ、リアリーを頼んだ」

「はい、勇者様..ゴミは串刺しなんだ..死んじゃえアイスニードル..あははははっあはははははっ」


どっちが悪役か解らない..


「焼かれるのも、串刺しも嫌だ..勇者様..せめて剣で殺してくれ」

「解った」

俺の方に来た囚人を首を跳ねた。


もう、俺やレイラやリアリーの元には来ない。


犯すのも殺すのも1人で良い..なら一番弱い者の所にいく

ルイーダは未だに片手で胸や股を隠しながら戦っているから1人も殺してない。

駄目だ、此奴は俺と同じで「斬り込む」役目だ。


「勇者、お願いだ、お願いだ、助けてくれ」

「お前は剣聖なんだ..助けない」


「勇者は手を出さないのか?」

「そうか..おおーい、勇者は剣聖を助けないそうだ、犯し放題犯して..ここから出て行こうぜ」


「嫌だ、やめろ、許して、許して」

「あーん、許してだ..だったらまずその剣を捨てろ..それからだ」


「おい、その剣を手放すなら、俺はお前を剣聖と見ない..よく考えろ」

「チクショウ..あれっ」

目の前の男が真っ二つになった..当たり前だ、目の前の女は剣聖なのだから


「簡単に斬れた」

「お前は剣聖なのだからな」

「勇者..そうだ、そうだよな..あはは」


「この女、全員でやるぞ..」

「ああ、此奴さえ犯せば、恩赦なんだ.」


「クズが口を聞くな..私の綺麗な体を見て死ねるんだ..幸せだなお前達は....あはははははははははっ死ね..あははは!」


「やめろ、やめてくれ」

「私の裸を見たんだ..代金は命だよ..安いよなあははははははっ」


うん、壊れた..もう皆殺しまで時間の問題だ。







王と王妃は顔をしかめた。

「あれが勇者なのですか..」

「余には恐怖しかない」


「お恐れながら」

「騎士団長、許す」



「理に叶っております、オークやゴブリンその他にも人を集団で襲い犯す魔物は山ほど居ります、盗賊でも似たような事をする者もおります」


「そうか..そうであったな」

「人の理から外れた者と戦って貰う、仕方ない事なのですね」


「その通りでございます」



闘技場の中には血にまみれた4人が笑っていた。

この事が後で災いを起こす事は勇者でも..解らなかった。
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