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第43話 みうのいる世界

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ピンポーン…ピンポーン。

煩いな…眠いよ…

多分数時間は眠っていた気がする。

亜美と朝方までしていたから疲れた。

なんだかんだで寝たのが7時過ぎ…今は11時か…

ピンポーン、ピンポーン…仕方がないでるか。

ドアホンから覗いた先には亜美、みう、麻里奈が居た。

大体、話は解る。

仕方ない、外で騒がれても困るから開けるしかないな。

「正平くん、ありがとう、これ貰えたよー-っ」

流石アイドル、凄く可愛らしい笑顔で亜美が飛びついてきた。

手には金色の免許証の様なカードを持っている。

「それがもしかして…」

「うん『優良母体証明書』だよ…これ貰ったの亜美が初めてなんだって」

可笑しいな…この間の話だとBランクでも稀に挿入が出来るって聞いた…その中には中出しがあっても可笑しく無いんじゃないか?

「あれっ? だけどBランクの人のパートナーの中には居るような気がするんだけどな…」

「それも正平くんが気になると思って、聞いてきたBランクの人は『生挿入を凄く嫌がるからゴム使っているんだって』」

この世界の男ってなんだ…前世なら『ゴム無し』の風俗がどれ程高かったか…本当に…まぁ良いや。

「そのおめでとう…」

「うん、正平くん、ありがとう…正平くーん大好き!ちゅっ」

軽いキスをして亜美は満面の笑みで去っていった。

問題は残った2人だ。

「いいなぁ亜美ちゃんは…はぁ、みうの時は…搾精カップだけだったのに…グスッ、スンスン…みうより亜美ちゃんの方が好きなんだ…」

「みうちゃん…麻里奈なんて…それも1回だったんだよ…グスグスッ、うっうつ…」

確かに不公平感は有るけど…

不味いな…

こういう所は本当にズルいと思う。

普段は大人っぽいのに急に子供に戻って全力で泣くんだからな。

まるでデパートでおもちゃ欲しさに泣く子供みたいに…

「うわぁぁぁぁー――ん、みうなんて、みうなんてお兄ちゃん嫌いなんだー-っ」

「麻里奈なんて、麻里奈なんて…ヒクッグスッ、スンスンうぇうぇぇぇぇぇー――ん」

全速力で泣く、まるで怪獣だ…ハァ。

仕方が無い、夕方まで時間がある…

「そうだな、仕方ない…これからするか?」

「「えっいいの?」」

急に笑顔になった。

良く考えたら、みうは声優兼アイドルまさかウソ泣きじゃ無いよな?

俺はそのまま二人を招きいれた。


さて、どうしようか?

「それで、どうする?」

「麻里奈ちゃんどうしよう? みう解かんない」

「麻里奈だって解かんない」

まぁ良いや。

「そうだね、流石に今日はゆかりちゃんの番だから時間は夕方まで、少しは休みたいから時間は3時まで、今は11時だから1人2時間ずつな…流石に2人一緒は嫌だろうからじゃんけんで順番を決めて」

「じゃんけん…麻里奈ちゃん強いから、みう不利だよ」

「みうちゃん、早くしないと時間が無くなるよ…早くしようよ…」

「うん、みう…解ったよ」

二人して真剣にじゃんけんをし始めた…後ろに竜と虎が見えるのは気のせいだろうか…

「「じゃんけんぽいっ」」

何回もあいこを繰り返す…凄い。

「ふぅ…やったみうの勝ちー-っ、それじゃ麻里奈ちゃん後でねぇー-」

「嘘、なんで前はあっさり勝てたのに」

「みうはこれでもアイドルだったんだよ?麻里奈ちゃん攻略の為に頑張ったんだから」

「ううっ、それじゃ正平くん2時間後にくるからバイバイ」

麻里奈は悲しそうにその場を後にした。

◆◆◆

「それで、みうちゃんどうする?」

みうは真っ赤な顔をしながら、1本のDVDを差し出してきた。

「え~と何これ」

「『子猫ちゃんのいる世界の第一巻 お兄ちゃんと私』これと同じ事をしたいんだけど…駄目かな…」

可愛らしく上目遣いで頼まれたら仕方ないな。

時間が無いので早送りで内容を見た。

見た感じはまるで前の世界のエロDVDアニメしかもかなり初期の感じの作品だ。

「みゆちゃんSEXしようか?」

「お兄ちゃん何て言ったの? 聞き間違いだよね?」

「あれっ聞こえなかったのかな? それじゃもう一度言うね…SEXしないみうちゃん?」

これ完全に近親相姦物じゃないかな…なかなかディープな世界だな。

「お兄ちゃん!なに言っているの? いやらしい事言わないで、あっちいってよ!」

「好きだったんだよ、みうちゃん!ジュニアアイドルで可愛くて綺麗、それがみうちゃんの評判だよね…家に居る時だけがみうちゃんが俺だけの物だった時間だったんだ..だけど…これからはずうっと僕の物だよみう…」

スカートの中のパンティに手を突っ込みまさぐった。

「いや、いやぁぁぁー-お兄ちゃん、私達兄妹だよ…」

「うるさいな、うんぐっ ん…」

「ん…嫌ぁお兄ちゃん止めてっ…止めないならお母さんに言いつけてやる!」

「お母さんもお父さんも夜まで帰ってこないよ? 言いつけたいなら言いつければ?」

俺はみうのブラウスを引きちぎる様に破り方胸を揉みながら可愛らしい小さい胸に口をつけた。

「レロッ、はぁはぁ…みう可愛いよ」

「お兄ちゃん嫌ぁ、お兄ちゃん止めて…!いや、ん?!ううん、うんうぷっ、嫌ぁいやだぁぁぁー-」

そのまま力任せにスカートと白いパンティを引きちぎった。

みうは目には涙が溜まっている。

俺はみうを無視してみうの股間に頭を潜り込ませて舐め始めた。

「嫌ぁいやぁぁー-っ」

「ぺちゃくちゃうんぐっううんハァハァ、嫌って言う割にはこっちは随分と濡れてきているじゃない、どう?みうちゃんもその気になってきたんじゃない!?」

「嫌ぁ…嫌だよぉぉぉー-ハァハァ」

「みうちゃんばかりずるいよね…ほら俺のもしゃぶってよ」

みうの鼻をつまんで開いた口に無理やり突っ込んだ。

「いっ嫌ぁぁぁいっ…いや、うんぐ、嫌、やめて汚い、嫌だってお兄ちゃん..うんぐっ?!ぷはぁいやぁぁぁうんぐっ」

これ…現実に出来るのか? 

このまま69の体制にして…立ち上がるなんて。

これ、漫画かアニメだから出来るんじゃないかな。

実際には嫌がり暴れる女の子に咥えさせたまま、股を舐めながら立つなんて出来ないよな。

だが、頑張るしか無いか…

みうは暴れないで逆に俺の頭をしっかり太腿でホールドしながらフェラした状態でどうにか立てた。

「ハァハァ、ぺちゃくちゃうんぐっあむっ、やめてじゃないんだよ?みうちゃん、逆らったらこのまま落とすからね」

しかし、この絵面凄いな、69の体制で立ち上がり、俺がみうの股間に顔をうずめながら舐めて、みうが嫌々フェラチオしながらしゃぶる…凄いな。

まぁ、みうのDVDではみうは狂ったように足をばたつかせるんだけど…そんな事したら大怪我するから流石にみうもやらないな。

「あぐぐっ…いや、いや…すうかあすうかあうんぐあむ、ううん」

「どうだい、兄さんのをしゃぶっている気分はどうかな? 直ぐに搾精もさせてやるからな…ほら…だけど、今は頑張れ」

「あむっうむむ…あっぶっぶっ」

俺はみうの口に盛大に精子を吐きだした。

「くっ..ごほごほっうんぐごふっごふっ」

俺はベッドにみうを放り投げた。

「うまいもんだねみうちゃん…もう経験があるんじゃないのかな」

「よくもこんな事して…お母さんにいいつけてやる!」

そう言いながらみうは泣き出した。

此処迄は良いんだ…此処迄はな…問題は此処から…

だってSEXって言っていたのに、搾精カップを無理やり持たせて性処理させるだけなんだ。

そうか…この世界じゃこうなるのか…

此処からはオリジナルにするしかないな。

「言いつけられないようにしてやるよ直ぐにな!」

泣いているみうを押し倒していきなり股間をまさぐった。

完全に濡れているな。

薄く生えている毛を触りながら穴に指を入れていった。

「やだっやめて! うんぐっううんうん、ぷはぁ」

泣いているみうの口を塞ぐように濃厚なキスをした。

「泣くなよほら」

俺はみうにわざと音が聞こえるようにくちゃくちゃとまさぐった。

「嫌ぁいやぁぁぁー-っあー-っ」

ぷしゅー-っチョロチョロぶぶぶしゃぁぁぁー-っ

「嘘、嘘、嘘、正平さん、うそ、みう…いやぁぁぁぁぁー―――っ」

さっき迄と違い…顔が真っ青だ。

何しろアニメでは、こんなシーンは無い。

搾精カップでのSEX…女をいかせるような男は想像の世界にも居ないのだろうな。

可愛らしい顔からは涙が流れ…大変な事になっている。

鼻水まで少し垂れてきていた。

「みう…みうグスッ、こんな事する気じゃなかったんだよ、汚いよね…グスッこんな汚いの…嫌いになるよね…えぇっうぇっ…うそっ、うそはんぐっ、嫌ぁハァハァ嫌、汚いよ…正平くんいやだ、嫌だよハァハァ駄目」

「ペロッうんぐぷはぁっくちゅくちゅ、えーをうんぐう」

みうの鼻水を口で吸い取り、そのまままた股間に頭を埋め舐め始めた。

「ちょっ、正平くん..ううんっううんくふっ嫌ぁいやぁぁぁー――っ」

ぷしゅーっチョロチョロしゃぁぁー-っ。

また盛大に潮を吹いて漏らした。

ベッドはもう黄色くみうの尿の色に染まっていた。

幸い、掛布団を放り投げると下までは通っていない。

「それじゃ、みういくよ…」

「うん」

もう、みうは設定なんて忘れているな…

ゆっくりと俺は腰を落としていき、挿入していった。

「あっ、うっああん、あっあがっああん、きもひぃ良いよぉぉぉー-」

入れた途端にすぐによがるし凄いな…

「正平くん…はぁはぁお願い抱き着かせて…はぁはぁお願い、うんぐううんっぷはぁううんうんハァハァ」

みうは手をまわして俺に抱き着いてきて、キスをしてきた。

「はぁはぁっ好きっ…正平くー-んだい好きー-っ」

みうは腰を自分から動かしている。

「ハァハァ…みういく、いっちゃうよー-っ」

同時にみうの中に俺は精子を吐きだした。

みうは疲れたの肩で息をしながら動かない。

◆◆◆

少し休んでから、俺は冷蔵庫からジュースを取り出した。

「俺はコーラを飲むけど、みうは何がよい」

「ウーロン茶が良いな」

此処は俺のこだわりで瓶のジュースを置いている。

栓抜きで開けてみうにウーロン茶を渡した。

「はい」

「正平くん…ありがとう」

しかし、可笑しいな亜美から『処女膜切除手術』については聞いたけど…膜がないだけで…少しは痛みがありそうなものだけど、全然ない様に思える…なんでだろう。


「あの…みうに聞きたい事があるんだけど…良いかな?」

「何でも聞いて」

「亜美から「処女膜切除手術」については聞いたんだけど…それにしても全く痛みがないとは思えないんだけど…」

「それね…恥ずかしいけど正平くんになら良いかな? もう凄く恥ずかしい所や汚い所も見られちゃったし」

そう言いながらみうは可愛らしいポシェットを持ってきた。

「何かあるのかな」

「恥ずかしいんだけど…これ」

大きさは前世で言うところのアダルトバイブに近い。

それにしてはイボイボも返しも無い…ただの棒にしか見えないし、随分と細い気がする。

「それって」

「シリコンポールって言うんだよ、男女比が1対5位の時代の名残であるの…男性がしたくなった時に痛くなく受け入れられるように使っていたらしいよ…今は、その…」

顔をみうは真っ赤にしていていた。

まぁオナニーに使うんだろうな…

「何となく解ったから良いや…それじゃ美香さんに連絡いれるね」

「うん…これでみうも『優良母体証明書』貰えるかな」

「多分、大丈夫だと思う」


それからすぐに美香さんが現れた。

「凄いですね…もう2人目ですか…まだ準備が出来てないので直ぐに産婦人科にお連れしますね」

みうは精子が漏れないように大切そうに両手で股間を押さえながらひょこひょこ歩きついていった。

「正平くん、またね…」

「またね」

SEXは嫌いじゃないけど…なんか後始末が恥ずかしいな。


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