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第35話 すんなり

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美樹について皆に話す事にした。

今迄と今回は事情が違う。

今迄の皆はこの世界では普通の子。

周りから嫌われていない…今回はちょっと事情が違う。

巨乳とか爆乳はこの世界では同性からも嫌われる。

仲良く出来るかどうか問題だ。

俺は美樹について皆に話した。

「正平さん、また増やしたんですか? まぁ仕方ないです…自重して下さいね」

「あのさぁ剣道少女って汗臭いとか言われて、巨乳とか程じゃないけど嫌われているからさぁ気にしないよ」

「正平様、ほら、私なんてハーフですわ、正平様は綺麗だといってくれますが…この国ではかなり嫌われていますわ、銀髪に緑目なんて綺麗なんていう男性は正平様だけですわ」

「麻里奈なんて…ほらビッチファッションしているし、凄く浮いていて友達もいないよ…まぁ開き直りもあるけどね…嫌われているという意味なら…同じだよ…美樹ちゃんが嫌じゃないなら、麻里奈遊びに行っても良いよ」

「亜美はアイドルだから…沢山の人と関りのある仕事をしているから気にならない…それに正平くんの『顔見知り』ならもう家族みたいな者だから…仲間みたいな者だもん」

「みうも気にならないよ…声優の子の中には容姿に自信が無い子も居るしね、もう仲間なんだから…うん私も麻里奈ちゃんと一緒に今度遊びに行ってみるよ」

「私はツンデレやっていた位だから美樹ちゃん程じゃないけど貧乏だったから友達になれると思う」

「それじゃ、皆いっそうの事これから押しかけちゃおうか?」

「「「「「「「そうね」」」」」」」

こうして俺を含む8人で美樹の所に押し掛けに行った。

「あの…正平くん、この人たちは?」

お風呂に入って着替えた美樹は…それだけでネットの写真以上に綺麗になっていた。

服も…凄くエロい…上半身は普通だがミニスカートだからか胸が大きいからか…兎も角凄い…麻里奈みたいな服を着たら…凄い事になるな。

「ああっ、全員俺の仲間だよ! 皆、美樹と友達になってくれるってさぁ」

「うそ…美樹と皆…友達になってくれるの? 嘘…信じられないよ…うんグスグスすんっ…正平くんの『顔見知り』になれて奇跡が起きたのに…今日は本当に奇跡ばかり….うわぇぇぇぇー-ん嬉しいよー――っ」

「美樹ちゃん、私は桜木琴美…まぁ正平さんのお世話係みたいな感じかな、男性保護施設出身だから、事務的な事や施設の事で解らなかったら何でも聞いて」

「グスッ…はい宜しくお願いします」

「護衛役の千葉千鶴…剣道が好きだ…宜しくな」

「…宜しくお願い致します…千鶴さん」

「同じく護衛役の北条エルミナですわ…宜しくですわ」

「グスッ 宜しくお願い致しますエルミナさん」

「私は上條麻里奈、宜しくね…私のご先祖様も胸が大きかったみたいだよ…宜しくね」

「宜しく麻里奈ちゃん」

「私は綾瀬…」

「嘘、亜美ちゃんだ…みうちゃんまで居る…ゆかりちゃんまで…凄い…」

「紹介は要らないみたいね、宜しく」

「みうも知っているんだ…宜しくね」

「ゆかりまで知っているんだ…凄い、アニメ好きなのか? 宜しくね」

「はい」

どうやら、仲良く出来そうだ…良かった。

これで歓迎会も出来るな…何時にしようかな。


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