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何かが変わった日
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ハァ~ 魔王子のジョブに勇者のジョブ、人類最高のジョブに魔族で2番目のジョブ。
だが、今の俺にはそれ程…大切と思わない…リリと暮らすのにそれ程…待てよ。
何か見落としてないか?
魔王は『欲しければ奪い取れ』そう言っていたが…何処にも奪い取れる環境が無い。
どう言う事だ….
冒険者ギルドで聞いてみた。
「リヒト君…常識知りなすぎ…良い、魔族の法律は街社会でのみ通用するのよ…だから弱い魔族や子供は街で生活しているのよ」
「それじゃ、街や都、村から出れば」
「弱肉強食、但し、余り弱い者ばかりと戦うと、周りから最低のレッテルを張られるわよ、まぁまだ子供のリヒト君は街からあまり遠くに行かない事…流石にまだ赤ん坊に近い貴方と戦う馬鹿は少ないと思うけど…絶対じゃないから気を付けてね」
そうか…魔物を狩っても問題ないのか。
◆◆◆
その話を聞くと俺は王都を出た。
「リヒト君、危ないから気をつけるんだよ」
良く門番さんが声を掛けてくれたのも…このせいだったのかな。
そして、街道沿いに進むと一件の家を見つける。
この近くにはオークの集落があるが離れている。
そして、集落は街じゃない…からそこも適応外。
ならば、簡単だ。
「あれっ、魔族の子か…」
「どうしたんだい…」
「お前どうしたんだ」
俺が子供だからと油断している。
「ごめん…死んで下さい」
俺は剣を抜くと、そのままオークの家族に襲い掛かった。
「待て、なんで同じ魔族…それが俺達を…」
「あなた、可笑しいわ…」
瞬く間に家族の父親を斬り殺した。
おうおう…凄い。
勇者のジョブがあるから、健在だと思っていたが…そうだった。
俺は魔物や魔族を殺しても、ちゃんとレベルがあがる。
「貴方~っ、ひぃ息子だけは、息子だけはーーーっ」
「煩い豚…」
「お母さん…だれか…助けて」
豚を殺すのに情けは要らない…そのまま首を跳ねた。
良質なオークの肉が手に入ったな…
オークの肉は柔らくて美味い。
きっとリリも喜んでくれる。
一応、首も全部収納袋に放り込み…血は全部拭いた。
後は、金目の物を物色して…おおっ金貨が20枚ある…貰いっと。
後は、女物の服か…リリの体は、正直言えばオーク並みの体系だ。
綺麗な感じの物を貰っていけば良い。
大体、偉そうに『正々堂々』?
卑怯な事した?
馬鹿じゃねーの?
勇者パーティは何時も敵地に乗り込んで不利な状況で戦っていたんだ。
それを俺は知っている。
リリや仲間を犯したオークが1000人居たと言う事は、たった4人に1000もの人数で襲ったって事だ。
正々堂々と、と言うなら、一騎打ちでもするべきだ。
自分の部下のジェネラルだって、卑怯な不意打ちで殺した…馬鹿だよな。
沢山の部下に囲まれて殺されたんだ…これを卑怯って言える訳ねーだろう。
それなのに、それなのに…あそこ迄の事をしたんだ..
だけど『勝てば官軍負ければ賊軍』勝った方の言い分が通る。
ならば、今度は俺が狩る番だ。
オークの肉は人間にはご馳走。
此奴らが俺には肉。
そして、魔族は力が全てで奪っても文句は言えない。
ならば…俺がオークを駆逐しても文句はない筈だ。
魔王子のスキルは中々レベルは上がらなくても勇者のスキルがあるからレベルは上がる。
どうなるかは解らない…だがもしレベルが上がれば、魔王子のスキルが上がればリリを治す力が手に入るかも知れない。
今回は3対1での戦いだった。
卑怯な三人組にたった1人で戦い勝利した…それで良いんだよな。
魔物も人も狩って狩って狩りまくり…リリを治してやる。
最早…俺は魔族でも人間でも無い…ただのリヒトだ。
だが、今の俺にはそれ程…大切と思わない…リリと暮らすのにそれ程…待てよ。
何か見落としてないか?
魔王は『欲しければ奪い取れ』そう言っていたが…何処にも奪い取れる環境が無い。
どう言う事だ….
冒険者ギルドで聞いてみた。
「リヒト君…常識知りなすぎ…良い、魔族の法律は街社会でのみ通用するのよ…だから弱い魔族や子供は街で生活しているのよ」
「それじゃ、街や都、村から出れば」
「弱肉強食、但し、余り弱い者ばかりと戦うと、周りから最低のレッテルを張られるわよ、まぁまだ子供のリヒト君は街からあまり遠くに行かない事…流石にまだ赤ん坊に近い貴方と戦う馬鹿は少ないと思うけど…絶対じゃないから気を付けてね」
そうか…魔物を狩っても問題ないのか。
◆◆◆
その話を聞くと俺は王都を出た。
「リヒト君、危ないから気をつけるんだよ」
良く門番さんが声を掛けてくれたのも…このせいだったのかな。
そして、街道沿いに進むと一件の家を見つける。
この近くにはオークの集落があるが離れている。
そして、集落は街じゃない…からそこも適応外。
ならば、簡単だ。
「あれっ、魔族の子か…」
「どうしたんだい…」
「お前どうしたんだ」
俺が子供だからと油断している。
「ごめん…死んで下さい」
俺は剣を抜くと、そのままオークの家族に襲い掛かった。
「待て、なんで同じ魔族…それが俺達を…」
「あなた、可笑しいわ…」
瞬く間に家族の父親を斬り殺した。
おうおう…凄い。
勇者のジョブがあるから、健在だと思っていたが…そうだった。
俺は魔物や魔族を殺しても、ちゃんとレベルがあがる。
「貴方~っ、ひぃ息子だけは、息子だけはーーーっ」
「煩い豚…」
「お母さん…だれか…助けて」
豚を殺すのに情けは要らない…そのまま首を跳ねた。
良質なオークの肉が手に入ったな…
オークの肉は柔らくて美味い。
きっとリリも喜んでくれる。
一応、首も全部収納袋に放り込み…血は全部拭いた。
後は、金目の物を物色して…おおっ金貨が20枚ある…貰いっと。
後は、女物の服か…リリの体は、正直言えばオーク並みの体系だ。
綺麗な感じの物を貰っていけば良い。
大体、偉そうに『正々堂々』?
卑怯な事した?
馬鹿じゃねーの?
勇者パーティは何時も敵地に乗り込んで不利な状況で戦っていたんだ。
それを俺は知っている。
リリや仲間を犯したオークが1000人居たと言う事は、たった4人に1000もの人数で襲ったって事だ。
正々堂々と、と言うなら、一騎打ちでもするべきだ。
自分の部下のジェネラルだって、卑怯な不意打ちで殺した…馬鹿だよな。
沢山の部下に囲まれて殺されたんだ…これを卑怯って言える訳ねーだろう。
それなのに、それなのに…あそこ迄の事をしたんだ..
だけど『勝てば官軍負ければ賊軍』勝った方の言い分が通る。
ならば、今度は俺が狩る番だ。
オークの肉は人間にはご馳走。
此奴らが俺には肉。
そして、魔族は力が全てで奪っても文句は言えない。
ならば…俺がオークを駆逐しても文句はない筈だ。
魔王子のスキルは中々レベルは上がらなくても勇者のスキルがあるからレベルは上がる。
どうなるかは解らない…だがもしレベルが上がれば、魔王子のスキルが上がればリリを治す力が手に入るかも知れない。
今回は3対1での戦いだった。
卑怯な三人組にたった1人で戦い勝利した…それで良いんだよな。
魔物も人も狩って狩って狩りまくり…リリを治してやる。
最早…俺は魔族でも人間でも無い…ただのリヒトだ。
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