別のヒロインが居るから～
貧乳が正義
幼馴染が銅貨３枚
に続いてこちらの作品読ませていただきました。

出だしがとても分かりやすくて読みやすく
自分からは進んでざまぁをしない展開が多いので
ストレスがたまりにくいのがとてもいいです

勿論好みの違いで受け入れがたい部分もあり
強引にヒロイン増やしてハーレムにしなくても…とか、罪よりも罰の方が重すぎたり
ただスローライフをする為に行動するお話がみたいのに
最終的に主人公の人種が変わってしまったり、
努力で頑張っていたキャラ、無能だったのがご都合主義で超人的力を得てしまうのは
ちょっと残念ではあります。

今作も神になってしまったのが残念ではありましたが、異世界から帰ったキャラが
異世界で起こした罪を現代に置き換えられる展開はよかったですね
亡くなったキャラがよみがえったのはご都合主義すぎてちょっとあれでしたが。

後テラス教布教ももっと自然かと思いきや、元の宗教を貶して入信させるところとか
もう狂信者みたいで怖かったのはあります。

序盤の冒険するまでの準備や勇者たちとの対面、他の生徒の視点のお話はとても面白かったです。

遅くなりましたが、改訂版完結お疲れ様でした。
前作も読んでましたが改訂版も楽しく読ませていただきました。
これからも作品をお待ちしていますのでゆっくりで良いので頑張ってください。

検索で完結作品を中心に読んでいます。
改訂前のものを読んだことがあります。
今回、改訂版の文字に惹かれての再購読です。
書籍化、コミック化、アニメ化、をする際には、様々な神に対する設定を見直して、現実世界とリンクするような正しい内容に修正してもらえたら、様々な宗教への配慮になるかもと感じました。

作品自体の感想としては、残酷、冷徹、薄情、裏切り、嫉妬、嘘…色々なマイナス感情が渦巻く中で、なぜかドロドロとした感情を引きずる事なくスッキリ読めます。
読んでいてスカッとする場面も多くて楽しめました。

異世界で死亡したら現実世界に戻る、というのも、ただ戻るだけではなく、自分がやったことには責任が付きまとう辺りも、逃げ切りが出来ないという点で楽しめる要素でした。

個人的に木崎君が1番お気に入りです。
純情で可愛くて友達思いで誠実で、人柄がとても良いですね。

主人公の周りにいる女子3名も、それぞれ特徴があり、主人公に一途で誠実な点は安心感があり、落ち着いて読めました。

緑川先生は、事なかれ主義の流されやすい大人ってそうだよね〜、という典型に感じました。

それぞれキャラ作りがしっかりされていて、安定感があります。

個人的に、ざまぁになって欲しい時にしっかりざまぁされていたのが、気持ち良く読めた最大の理由かなと思っています。

他の作品も読んでみたいと思います。
今後の執筆も楽しみにしています。
今回の改訂作業、お疲れ様でした。
とても楽しく読めました。