上 下
28 / 33

26* 自分でクリチンポをこすり付けてしごけ

しおりを挟む

 これは完璧昨日を思い出しただろ。

「昨日みたいにクリチンポいじめてあげる。
 ……自分で触れる? ひな」

 自分で意識しなくても、多分に吐息を含んだ甘い声が発せられる。
 ひなたはビクッと震えて、ふるっと顔を振った。

「いいよ、じゃあ思い出して……、昨日よりもゆっくりするから。
 大丈夫、俺はれない。ひなたは俺の声に耳を傾けて、そこをちゃんと意識して。
 スラックスおろすよ、腰上げて……そう、頑張って」

「ぅ、ぁ……ん」

 アームがそっとベルトを外し、腿までゆっくりと下げたらあとはさっと引き抜いた。お、ボクサーブリーフ派か。俺もだ、気が合うな。
 股がヒクついてまた閉じようとするのを、座面を変形させて止める。座面中心も盛り上げてひなたのモノにつくかつかないかで止めておく。
 少しでも腰が揺れれば、クリチンポやケツマンコに当たるだろう。

「そっとクリチンポに触るよ、やさしく、そっと……」

「んああっ」

 言葉だけでビクンッとひなたの腰が跳ね、座面の突起に当たり、柔らかで透明な突起越しにひなたのパンツが一瞬押し当てられた。ここぞとばかりにこちらから押し当てるように座面を動かしたいが、今日の目的はひなたが自分から気持ち良くなる事を知る事だ。

「上手だよひなた、もっと気持ち良くなるんだ。気持ち良くなればなっただけ生殖機能は上がる」

「あ……」

 ピタリとひなたの体が止まった。
 こいつは男だった時の、生殖機能の低さにコンプレックスを持っている。それは間違いない。
 気負うほど訓練じいしていた事が窺える発言もあったし、JEBでもそんな事を東谷さんが言っていた。
 そしてそれは大してうまくいっていなかった。
 つまりあまり快感を知らない。

「ひなた、これは訓練だ。もっと上手に出来るようにならなくちゃ。だろう?
 気持ち良くなれ。感じろ、ひな」

 弱みに付け込んでる自覚は、ある。もしかしたらトラウマを抉ってるかもしれない気もする。
 だけど俺は、何においてもひなたを落とすと決めた。
 ひなたが欲しい。体からでも。俺がいないと駄目にしたい。
 俺はひなたの座面の突起で、そっとひなたのクリちんぽに触れた。

「ひっ!」

「ちゃんと感じないと駄目だろう? ひな。
 自分でクリチンポをこすり付けて、しごけ」

「ふっ……」

 おずおずと座面の突起に自分のクリチンポを押し付ける。そのぎこちない動きに俺のチンポがギンギンだ。ひなたの瞳が見たい。浮かんでいるのは羞恥か困惑か怯えか、快感か。
 でもきっと、アイマスクを取ったらひなたは現実に引き戻されてしまう気がするから取らない。
 だんだん動きがスムーズになり、透明な椅子の突起越しに、クリチンポにぺっとりと張り付いた紺の布が透けていた。
 開いてない小さな小さな蜜口が、必死にパクパクしているんだろう。

 俺は我慢できずにチンポをしごいて放出した。すぐにアームがフィルムを回収し、新しいフィルムを装着させた。
 そんな無機質な突起じゃなく、昨日みたいに俺のチンポでオナってくれればいいのに。ひなたのためなら、俺の全身どんな風にでも使ってくれていいのに。
 ひなたが息を荒げたのをもっと聞きたいのに、自分の息の方がうるさい。

「ひな、ひな、可愛い。気持ちいい? すごい、先走りがいっぱい出てるぞ。イく時はイくって言えよ。なぁ気持ち良いのか?」

 素直に認めちまった方が絶対気持ち良い。言葉に出して自らを煽れ。つーか俺が聞きたい。もっと、声を聞かせて。我慢なんてするな。喘げ。

「んっ、くっ、きもち、いい、こんな、自分で、んっ」

「そうだ、お前は自分でちゃんとできてる。偉いぞ」

「えらい? あうっ、こんな、早く、いけそう、んうっ、なんて、すごい……っ、きもちいっ」

 頭を仰け反らせ、口元はだらしなく緩んで可愛らしい舌がちろちろしている。快感が痛みを凌駕したのか、胸を握り込んでいるようだ。
 あの手の下で変化途中の乳首が、痛いほど勃起しているのかと考えただけでもう1発出た。

「ああんっ、なんでぇっ、あうっ、もう、ちょっと、なのにぃっ!」

「イけないのか? ひな」

「ううう、もう、少し、なの、あんっ、ぼくはっ、イかなくちゃ、だめ、なのにぃ、もう、少しっ、きもちいいっ、きもちいいからっ、イってよぉ! 出てぇ!」

 こいつは。
 今までこうやってシて来たのか?
 なんで、こんな。

「イかせてやるよ、たくさんな。お前は俺みたいにイける」

「ううう……ほんとに?」

「ああ。教えてやる。だから俺の名を呼べよ。俺に頼め、縋れ」

 こんなの洗脳だ。ひなたの弱みにつけ込んで、こんな。
 ひなたのアイマスクから雫がこぼれた。その下はいろいろな感情にまみれて濡れて、また俺を激しく煽るんだろう。

「あああ……りゅぅ、く」

「うん」

「おね、がい……」

「ああ、これまでにないほど、イかせてやるよ」


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

肌が白くて女の子みたいに綺麗な先輩。本当におしっこするのか気になり過ぎて…?

こじらせた処女
BL
槍本シュン(やりもとしゅん)の所属している部活、機器操作部は2つ上の先輩、白井瑞稀(しらいみずき)しか居ない。 自分より身長の高い大男のはずなのに、足の先まで綺麗な先輩。彼が近くに来ると、何故か落ち着かない槍本は、これが何なのか分からないでいた。 ある日の冬、大雪で帰れなくなった槍本は、一人暮らしをしている白井の家に泊まることになる。帰り道、おしっこしたいと呟く白井に、本当にトイレするのかと何故か疑問に思ってしまい…?

部室強制監獄

裕光
BL
 夜8時に毎日更新します!  高校2年生サッカー部所属の祐介。  先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。  ある日の夜。  剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう  気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた  現れたのは蓮ともう1人。  1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。  そして大野は裕介に向かって言った。  大野「お前も肉便器に改造してやる」  大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…  

くまさんのマッサージ♡

はやしかわともえ
BL
ほのぼの日常。ちょっとえっちめ。 2024.03.06 閲覧、お気に入りありがとうございます。 m(_ _)m もう一本書く予定です。時間が掛かりそうなのでお気に入りして頂けると便利かと思います。よろしくお願い致します。 2024.03.10 完結しました!読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m 今月25日(3/25)のピクトスクエア様のwebイベントにてこの作品のスピンオフを頒布致します。詳細はまたお知らせ致します。 2024.03.19 https://pictsquare.net/skaojqhx7lcbwqxp8i5ul7eqkorx4foy イベントページになります。 25日0時より開始です! ※補足 サークルスペースが確定いたしました。 一次創作2: え5 にて出展させていただいてます! 2024.10.28 11/1から開催されるwebイベントにて、新作スピンオフを書いています。改めてお知らせいたします。 2024.11.01 https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2 本日22時より、イベントが開催されます。 よろしければ遊びに来てください。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

甥の性奴隷に堕ちた叔父さま

月歌(ツキウタ)
BL
甥の性奴隷として叔父が色々される話

隠れSubは大好きなDomに跪きたい

みー
BL
⚠️Dom/Subユニバース 一部オリジナル表現があります。 ハイランクDom×ハイランクSub

首輪 〜性奴隷 律の調教〜

M
BL
※エロ、グロ、スカトロ、ショタ、モロ語、暴力的なセックス、たまに嘔吐など、かなりフェティッシュな内容です。 R18です。 ほとんどの話に男性同士の過激な性表現・暴力表現が含まれますのでご注意下さい。 孤児だった律は飯塚という資産家に拾われた。 幼い子供にしか興味を示さない飯塚は、律が美しい青年に成長するにつれて愛情を失い、性奴隷として調教し客に奉仕させて金儲けの道具として使い続ける。 それでも飯塚への一途な想いを捨てられずにいた律だったが、とうとう新しい飼い主に売り渡す日を告げられてしまう。 新しい飼い主として律の前に現れたのは、桐山という男だった。

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

処理中です...