115 / 182
4章 フェイトオブデッドエンド
114話 決意と約束
しおりを挟む
今日はルミリエを家に招いている。こうして考えると、俺の知り合いは大層な称号を持った人が多いな。
聖女、次期王、大司教、歌姫。みんなとんでもない奴ばかりだ。
原作での主人公までいるし、俺の周りは豪華な人が多すぎる。
俺も見合う存在になれるように、努力を続けていかなければならないよな。
勇者という称号は、ゲームなら主人公というイメージだが。俺が持っているというだけで霞む気がする。
「リオンちゃん、また悩み事? 全部言ってくれていいよ。心のなかに抱えているものすべて、ね?」
いくら何でも、言えないことが多すぎる。ディヴァリアの本性、絶望の未来。どちらも他人に言って良いことではない。
俺が抱えている悩みは確かに多いが、抱えるだけの理由があるんだ。
ルミリエの気持ちはとても嬉しいから、ある程度は伝えていくつもりにはなったが。
「そうだな。俺とみんなが釣り合っていないんじゃないかと思えてな。みんながすごすぎるというか」
「リオンちゃんはもっと自信を持っていいよ。私達はみんな、リオンちゃんに救われたんだから」
ルミリエ達を救ったとはいうが、原作を知らないルミリエに、どこまで分かっているものなのだろうか。
確かに原作では誰もが死んでいた。だけど、今のルミリエ達を形作っているのは、彼女たち自身の魅力のはず。
俺が居た事実は確かにあるのだろうが、そこまで大きいことができたつもりはない。
「ありがとう。ルミリエ達の力になれているのなら、嬉しいよ」
「納得してないね。私達がキラキラしてるのは、リオンちゃんのためなんだよ。大好きなリオンちゃんの」
俺のためというのは、俺を喜ばせるためなのだろうか。あるいは、俺の力になりたいということだろうか。
なんにせよ、嬉しい言葉だということに変わりはない。大切な人が、俺のために輝いてくれている。こんなに素敵なことがあるだろうか。
ルミリエの言葉を真に受けると、ディヴァリアが聖女になったのも、ミナが王になるのも、シルクが大司教になるのも、ルミリエが歌姫であることも、俺のため。
考えてみると、プレッシャーが大きいな。俺が見捨てられてしまえば、みんなの輝きも消えるのか?
それでも、ルミリエ達の輝きの中心に俺があると思える嬉しさの前では些細なことだ。
ルミリエの本当の歌は、俺達だけが独占できている。ルミリエ個人の好きな歌は。
大勢の前では、俺達で作り上げた歌姫としての姿だ。だからこそ、俺のためなのかもな。
みんなで同じ夢を目指していたから、その中心に居た俺にもということ。なら、幸せなことだ。
「俺だって、お前達のために頑張っていると言っても良いかもな。お前達の幸せな姿が見たいというのが、俺の願いなんだ」
「うん、よく知っているよ。リオンちゃんが私達のためにどれだけ尽くしてくれたかはね。だから、みんなリオンちゃんが大好きなんだよ」
尽くしたというほどの事をしたのかは怪しいが。それでも、ルミリエ達のために頑張っていたのは間違いない。
だって、大切な友達なんだからな。幸せになってほしいと努力するのは当たり前だ。
特に、原作で不幸になっている姿を知っていたから、余計にな。ルミリエとミナとシルク。3人の共通点は、原作では誰からも認められなかったことだ。
そう考えれば、俺はとても幸せだよな。愛してくれる両親がいて、認めてくれる友達がいて。
間違いなく恵まれているからこそ、みんなの幸せのために力を尽くしたい。
だって、みんな環境には恵まれていないから。俺以外の誰しもが。
「だからといって、頑張りすぎるなよ。お前達の幸せこそが、俺の幸せなんだから」
「うん、大丈夫。リオンちゃんのためだったら、何をしたって幸せだから。歌で人を傷つけたってね」
「だが、それは……」
ルミリエはもともと、歌で、というか心奏具で人を傷つけたくなくて悩んでいた。
だから、俺たちでルミリエの歌を広めたんだ。歌は楽しんで良いものなんだって教えるために。
その結果として、ルミリエは歌姫と呼ばれるまでになった。歌を楽しむ姿勢と、圧倒的な歌唱力に支えられて。
だからこそ、ルミリエに歌で人を傷つけさせるのには抵抗がある。せっかくできた楽しみを奪う行為なのではないかと。
「いいんだよ。私は幸せになるために歌っていたから。リオンちゃんの力になることが私の幸せ。だから、同じなんだよ」
そう言うということは、人を傷つけてでも俺の力になる方が嬉しいと言いたいのだろうな。
ルミリエの心奏具は恐ろしく強力だから、手を貸してくれるのなら助かる。
それでも、あの楽しそうな輝く笑顔が失われる恐怖というものはある。
歌姫として歌っている時、俺達の前で歌っている時、どちらも違うけれど間違いなく最高に魅力的な姿が。
「ありがとう。でも、絶対に無理はしないでくれよ。ルミリエの笑顔が失われたら、俺は何のために戦っているのか分からなくなる」
「大丈夫だよ。リオンちゃんがそばに居てくれるだけで、私はずっと笑顔で居られるから」
ルミリエの言葉が本音だというのなら、全力で頼りたくなってしまう。
絶望の未来だけは何があっても避けたいんだ。みんなの居ない未来なんて絶対に嫌だ。
俺が皇帝に勝てないほど弱いばかりに、世界が滅んでしまうなんて。
だからこそ、どんな手を使ってでも皇帝に勝ちたい。卑怯だろうがなんだろうが、必ず生き延びたい。
俺のプライドや良心になどなんの意味もない状況なんだって、よく分かっているからな。
それに、ルミリエが笑顔で居てくれるのなら、俺だって笑顔になれるだろうから。
キラキラ輝く笑顔の魅力は、きっと他の誰にも追いつけないもの。いくらディヴァリアでも、元気をくれるという意味ではルミリエには勝てないはず。
最高にきらめく歌姫の笑顔を、俺だけが独占できる時間がある。優越感に浸ってしまいそうなくらいだ。
「なら、安心だな。ルミリエが笑顔なら、俺だって楽しいんだ。きっとみんなだってな」
「うん、知っているよ。私がキラキラ輝いているのは事実だからね」
ルミリエの笑顔には、歌姫としての時間が培ってきた圧倒的な自信がある。
それはそうか。ただ歌うだけで大勢が熱狂するという事実があるのだから、謙虚にも限界がある。
ここでルミリエが私なんてと言ったところで、嫌味としてしか受け取らない人もいるだろうくらいには。
いいな。これほどの芯があるのなら、きっと大丈夫だ。俺とは違う。迷ってばかりの俺とは。
「ははっ、自信満々なルミリエというのも、また魅力的だな。良いものが見れたよ」
「そうでしょ。リオンちゃんが今の私を作ってくれたんだよ。だから、リオンちゃんだけに見せるんだからね」
俺だけにしか見れない歌姫の顔。最高だな。ひどく強い喜悦がある。
ルミリエのはじめての友達だからこそ見られる顔。誰も知らない顔。
なんだか力が湧いてくるような感覚すらあって、とても気分がいい。
きっと、ルミリエは分かっていて今のセリフを言っているのだろうな。
「ありがとう。とても励まされるよ」
「うんうん。リオンちゃんには、私のどんな顔だって見せてあげる。だから、ずっと私を見ていてね」
「ああ、当たり前だ。ルミリエは最高なんだからな」
「嬉しいよ。ずっとずっと離れたりしない。私から目をそらすなんて許さない。全部全部、あなただけの私なんだから」
「ああ。約束するよ。絶対にお前を悲しませたりしない」
「絶対だよ? もしウソだったら、リオンちゃんの全部を私で埋め尽くしてあげるからね。誰も間に入れないくらいに」
聖女、次期王、大司教、歌姫。みんなとんでもない奴ばかりだ。
原作での主人公までいるし、俺の周りは豪華な人が多すぎる。
俺も見合う存在になれるように、努力を続けていかなければならないよな。
勇者という称号は、ゲームなら主人公というイメージだが。俺が持っているというだけで霞む気がする。
「リオンちゃん、また悩み事? 全部言ってくれていいよ。心のなかに抱えているものすべて、ね?」
いくら何でも、言えないことが多すぎる。ディヴァリアの本性、絶望の未来。どちらも他人に言って良いことではない。
俺が抱えている悩みは確かに多いが、抱えるだけの理由があるんだ。
ルミリエの気持ちはとても嬉しいから、ある程度は伝えていくつもりにはなったが。
「そうだな。俺とみんなが釣り合っていないんじゃないかと思えてな。みんながすごすぎるというか」
「リオンちゃんはもっと自信を持っていいよ。私達はみんな、リオンちゃんに救われたんだから」
ルミリエ達を救ったとはいうが、原作を知らないルミリエに、どこまで分かっているものなのだろうか。
確かに原作では誰もが死んでいた。だけど、今のルミリエ達を形作っているのは、彼女たち自身の魅力のはず。
俺が居た事実は確かにあるのだろうが、そこまで大きいことができたつもりはない。
「ありがとう。ルミリエ達の力になれているのなら、嬉しいよ」
「納得してないね。私達がキラキラしてるのは、リオンちゃんのためなんだよ。大好きなリオンちゃんの」
俺のためというのは、俺を喜ばせるためなのだろうか。あるいは、俺の力になりたいということだろうか。
なんにせよ、嬉しい言葉だということに変わりはない。大切な人が、俺のために輝いてくれている。こんなに素敵なことがあるだろうか。
ルミリエの言葉を真に受けると、ディヴァリアが聖女になったのも、ミナが王になるのも、シルクが大司教になるのも、ルミリエが歌姫であることも、俺のため。
考えてみると、プレッシャーが大きいな。俺が見捨てられてしまえば、みんなの輝きも消えるのか?
それでも、ルミリエ達の輝きの中心に俺があると思える嬉しさの前では些細なことだ。
ルミリエの本当の歌は、俺達だけが独占できている。ルミリエ個人の好きな歌は。
大勢の前では、俺達で作り上げた歌姫としての姿だ。だからこそ、俺のためなのかもな。
みんなで同じ夢を目指していたから、その中心に居た俺にもということ。なら、幸せなことだ。
「俺だって、お前達のために頑張っていると言っても良いかもな。お前達の幸せな姿が見たいというのが、俺の願いなんだ」
「うん、よく知っているよ。リオンちゃんが私達のためにどれだけ尽くしてくれたかはね。だから、みんなリオンちゃんが大好きなんだよ」
尽くしたというほどの事をしたのかは怪しいが。それでも、ルミリエ達のために頑張っていたのは間違いない。
だって、大切な友達なんだからな。幸せになってほしいと努力するのは当たり前だ。
特に、原作で不幸になっている姿を知っていたから、余計にな。ルミリエとミナとシルク。3人の共通点は、原作では誰からも認められなかったことだ。
そう考えれば、俺はとても幸せだよな。愛してくれる両親がいて、認めてくれる友達がいて。
間違いなく恵まれているからこそ、みんなの幸せのために力を尽くしたい。
だって、みんな環境には恵まれていないから。俺以外の誰しもが。
「だからといって、頑張りすぎるなよ。お前達の幸せこそが、俺の幸せなんだから」
「うん、大丈夫。リオンちゃんのためだったら、何をしたって幸せだから。歌で人を傷つけたってね」
「だが、それは……」
ルミリエはもともと、歌で、というか心奏具で人を傷つけたくなくて悩んでいた。
だから、俺たちでルミリエの歌を広めたんだ。歌は楽しんで良いものなんだって教えるために。
その結果として、ルミリエは歌姫と呼ばれるまでになった。歌を楽しむ姿勢と、圧倒的な歌唱力に支えられて。
だからこそ、ルミリエに歌で人を傷つけさせるのには抵抗がある。せっかくできた楽しみを奪う行為なのではないかと。
「いいんだよ。私は幸せになるために歌っていたから。リオンちゃんの力になることが私の幸せ。だから、同じなんだよ」
そう言うということは、人を傷つけてでも俺の力になる方が嬉しいと言いたいのだろうな。
ルミリエの心奏具は恐ろしく強力だから、手を貸してくれるのなら助かる。
それでも、あの楽しそうな輝く笑顔が失われる恐怖というものはある。
歌姫として歌っている時、俺達の前で歌っている時、どちらも違うけれど間違いなく最高に魅力的な姿が。
「ありがとう。でも、絶対に無理はしないでくれよ。ルミリエの笑顔が失われたら、俺は何のために戦っているのか分からなくなる」
「大丈夫だよ。リオンちゃんがそばに居てくれるだけで、私はずっと笑顔で居られるから」
ルミリエの言葉が本音だというのなら、全力で頼りたくなってしまう。
絶望の未来だけは何があっても避けたいんだ。みんなの居ない未来なんて絶対に嫌だ。
俺が皇帝に勝てないほど弱いばかりに、世界が滅んでしまうなんて。
だからこそ、どんな手を使ってでも皇帝に勝ちたい。卑怯だろうがなんだろうが、必ず生き延びたい。
俺のプライドや良心になどなんの意味もない状況なんだって、よく分かっているからな。
それに、ルミリエが笑顔で居てくれるのなら、俺だって笑顔になれるだろうから。
キラキラ輝く笑顔の魅力は、きっと他の誰にも追いつけないもの。いくらディヴァリアでも、元気をくれるという意味ではルミリエには勝てないはず。
最高にきらめく歌姫の笑顔を、俺だけが独占できる時間がある。優越感に浸ってしまいそうなくらいだ。
「なら、安心だな。ルミリエが笑顔なら、俺だって楽しいんだ。きっとみんなだってな」
「うん、知っているよ。私がキラキラ輝いているのは事実だからね」
ルミリエの笑顔には、歌姫としての時間が培ってきた圧倒的な自信がある。
それはそうか。ただ歌うだけで大勢が熱狂するという事実があるのだから、謙虚にも限界がある。
ここでルミリエが私なんてと言ったところで、嫌味としてしか受け取らない人もいるだろうくらいには。
いいな。これほどの芯があるのなら、きっと大丈夫だ。俺とは違う。迷ってばかりの俺とは。
「ははっ、自信満々なルミリエというのも、また魅力的だな。良いものが見れたよ」
「そうでしょ。リオンちゃんが今の私を作ってくれたんだよ。だから、リオンちゃんだけに見せるんだからね」
俺だけにしか見れない歌姫の顔。最高だな。ひどく強い喜悦がある。
ルミリエのはじめての友達だからこそ見られる顔。誰も知らない顔。
なんだか力が湧いてくるような感覚すらあって、とても気分がいい。
きっと、ルミリエは分かっていて今のセリフを言っているのだろうな。
「ありがとう。とても励まされるよ」
「うんうん。リオンちゃんには、私のどんな顔だって見せてあげる。だから、ずっと私を見ていてね」
「ああ、当たり前だ。ルミリエは最高なんだからな」
「嬉しいよ。ずっとずっと離れたりしない。私から目をそらすなんて許さない。全部全部、あなただけの私なんだから」
「ああ。約束するよ。絶対にお前を悲しませたりしない」
「絶対だよ? もしウソだったら、リオンちゃんの全部を私で埋め尽くしてあげるからね。誰も間に入れないくらいに」
0
お気に入りに追加
77
あなたにおすすめの小説
NTRエロゲの世界に転移した俺、ヒロインの好感度は限界突破。レベルアップ出来ない俺はスキルを取得して無双する。~お前らNTRを狙いすぎだろ~
ぐうのすけ
ファンタジー
高校生で18才の【黒野 速人】はクラス転移で異世界に召喚される。
城に召喚され、ステータス確認で他の者はレア固有スキルを持つ中、速人の固有スキルは呪い扱いされ城を追い出された。
速人は気づく。
この世界、俺がやっていたエロゲ、プリンセストラップダンジョン学園・NTRと同じ世界だ!
この世界の攻略法を俺は知っている!
そして自分のステータスを見て気づく。
そうか、俺の固有スキルは大器晩成型の強スキルだ!
こうして速人は徐々に頭角を現し、ハーレムと大きな地位を築いていく。
一方速人を追放したクラスメートの勇者源氏朝陽はゲームの仕様を知らず、徐々に成長が止まり、落ちぶれていく。
そしてクラス1の美人【姫野 姫】にも逃げられ更に追い込まれる。
順調に強くなっていく中速人は気づく。
俺達が転移した事でゲームの歴史が変わっていく。
更にゲームオーバーを回避するためにヒロインを助けた事でヒロインの好感度が限界突破していく。
強くなり、ヒロインを救いつつ成り上がっていくお話。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
カクヨムとアルファポリス同時掲載。
クラスメイトのなかで僕だけ異世界転移に耐えられずアンデッドになってしまったようです。
大前野 誠也
ファンタジー
ー
子供頃から体の弱かった主人公は、ある日突然クラスメイトたちと異世界に召喚されてしまう。
しかし主人公はその召喚の衝撃に耐えきれず絶命してしまった。
異世界人は世界を渡る時にスキルという力を授かるのだが、主人公のクラスメイトである灰田亜紀のスキルは死者をアンデッドに変えてしまうスキルだった。
そのスキルの力で主人公はアンデッドとして蘇ったのだが、灰田亜紀ともども追放されてしまう。
追放された森で2人がであったのは――
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
集団転移に巻き込まれ、クラスごと異世界へと転移することになった主人公晴人はこれといって特徴のない平均的な学生であった。
異世界の神から能力獲得について詳しく教えられる中で、晴人は自らの能力欄獲得可能欄に他人とは違う機能があることに気が付く。
そこに隠されていた能力は龍神から始まり魔神、邪神、妖精神、鍛冶神、盗神の六つの神の称号といくつかの特殊な能力。
異世界での安泰を確かなものとして受け入れ転移を待つ晴人であったが、神の能力を手に入れたことが原因なのか転移魔法の不発によりあろうことか異世界へと転生してしまうこととなる。
龍人の母親と英雄の父、これ以上ない程に恵まれた環境で新たな生を得た晴人は新たな名前をエルピスとしてこの世界を生きていくのだった。
現在設定調整中につき最新話更新遅れます2022/09/11~2022/09/17まで予定
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
二度目の異世界に来たのは最強の騎士〜吸血鬼の俺はこの世界で眷族(ハーレム)を増やす〜
北条氏成
ファンタジー
一度目の世界を救って、二度目の異世界にやってきた主人公は全能力を引き継いで吸血鬼へと転生した。
この物語は魔王によって人間との混血のハーフと呼ばれる者達が能力を失った世界で、最強種の吸血鬼が眷族を増やす少しエッチな小説です。
※物語上、日常で消費する魔力の補給が必要になる為、『魔力の補給(少しエッチな)』話を挟みます。嫌な方は飛ばしても問題はないかと思いますので更新をお待ち下さい。※
カクヨムで3日で修正という無理難題を突き付けられたので、今後は切り替えてこちらで投稿していきます!カクヨムで読んで頂いてくれていた読者の方々には大変申し訳ありません!!
*毎日投稿実施中!投稿時間は夜11時~12時頃です。*
※本作は眷族の儀式と魔力の補給というストーリー上で不可欠な要素が発生します。性描写が苦手な方は注意(魔力の補給が含まれます)を読まないで下さい。また、ギリギリを攻めている為、BAN対策で必然的に同じ描写が多くなります。描写が単調だよ? 足りないよ?という場合は想像力で補って下さい。できる限り毎日更新する為、話数を切って千文字程度で更新します。※
表紙はAIで作成しました。ヒロインのリアラのイメージです。ちょっと過激な感じなので、運営から言われたら消します!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる