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第百十六話

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「やっと私の番だね。ちょっと待ちくたびれちゃった」

 目が合った美海ちゃんはそう呟きながら微笑み、裸の身体をくねらせながら俺へとゆっくり近づいてくる。

 そうして手が届く場所までやって来た彼女の腕を強引に掴んだ俺は、そのまま美海ちゃんを力いっぱい抱きしめた。

「わぷっ!? 苦しいよぉ」

「あぁ、ごめんね。なんだか、急に抱きしめたくなって」

 俺の胸の中で小さく唸る彼女に気付いて腕の力を少し緩めながらも、俺に離すつもりは全くない。

 しばらくそうやって彼女を抱きしめていると、幼女特有の暖かな体温がじんわりと身体全体に広がっていく。



 いつまでもそうやって彼女を感じ続けていたい気持ちもあるけど、そう言う訳にもいかない。

 と言うよりも、俺よりも先に美海ちゃんの方が我慢できなくなってしまったみたいだ。

「ねぇ、お兄ちゃん。そろそろ……」

「そうだね。そろそろシようか」

 これ以上我慢させるのも酷だし、俺だって早く美海ちゃんと身体を重ねたい。

 抱きしめていた彼女の身体をそっと床に寝かせた俺は、その身体に覆いかぶさるようにして接近していく。

「お兄ちゃん、近いね……」

「良いでしょ。こうしたら、キスだってできるし」

 お互いの吐息が掛かるほど顔を近づけ、頬をうっすら赤く染める美海ちゃんのほっぺたに軽くキスを落とす。

 そんな俺のキスを受けて、美海ちゃんは少しだけ不満そうに口を尖らせた。

「ほっぺじゃ、やだ」

「ははっ、ごめんね。じゃあ、今度はこっちに」

 ちゅっと軽い音を立てて唇が重なると、そんな俺を逃がすまいと首に手を回した美海ちゃんが追い縋ってくる。

 その情熱的なキスを甘んじて受けながら、俺はすっかり油断している彼女のおまんこにそっとちんぽの先端をあてがった。



「……それじゃ、挿入れるよ」

 小さく告げて腰を押し込むと、すっかり濡れていたおまんこは少しの抵抗と共に俺のちんぽをゆっくりと飲み込んでいく。

「ふぁあっ…、んんぅ……。入ってるよぉ……」

 顔を蕩けさせながら美海ちゃんがうわ言のように呟き、それに合わせておまんこは俺を歓迎するようにキュウッと締まる。

 そうすると、すでに二回出していると言え未だに元気な俺の息子は更に固さを増していき、やがて美海ちゃんの最奥を先端で叩いた。

「ほら、奥まで届いたよ。それじゃ、動かすからね」

「うんっ…。このまま、気持ち良くして……。んあぁっ……!」

 求められるままに腰を動かすと、美海ちゃんの口からは甘えるような喘ぎ声が漏れてくる。

「あっ、あぁっ…。んんぅ……。気持ち、良いよぉ……! お兄ちゃっ、んぁあっ!」

 彼女の喘ぎ声と連動しておまんこも俺を攻めたてるようにキュウキュウと締まり、絶え間なく俺のちんぽを刺激してくる。

 すでに三回目の射精を耐えている身としてはその気持ち良さはまるで地獄の責め苦のように感じられて、今すぐにでも全てを出してしまいたい。

 しかしこのまま俺だけイってしまうなどプライドが許さず、俺は一秒でも早く美海ちゃんをイかせる為に更に腰の動きを早めていった。



「んっ、あぁっ! 激しい、よぉ……! もっ、我慢できないぃ…」

「我慢しなくていいんだよ。ほら、一緒にイこう」

「うんっ! 一緒に、イきたいのっ! んあぁっ…! お兄ちゃん、キスしてぇ……」

 俺の首を支えにして上半身を浮かせた美海ちゃんは俺の唇を奪うと、貪るように舌を絡めてくる。

 幼女のディープキスは俺の理性を完全に吹き飛ばし、一心不乱に腰を振っていた俺にも限界が訪れた。

「くぅっ、イくよ! 出す、からね!」

「んちゅっ、ちゅう……。うん、出してっ……! 私も、イくぅぅっ!」

 射精の瞬間に腰を強く打ち付け、精液を全て美海ちゃんの中へと流し込む。

 三回目とは思えないほど大量に迸った精液は彼女のおまんこに入りきらず、接合部分から逆流してしまうほどに注ぎ込まれていった。

 そんな長い射精が終わり、名残惜しむようにちんぽを引き抜いた俺はゆっくりと布団に寝転がる。

「ふぅ……、終わった。みんなも、満足してくれた?」

 首だけを動かして眺めた五人の恋人たちは、みんな満面の笑みを俺に返してくれた。



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