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第七十七話
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「ちょっと、とりあえず落ち着いて話をしようか」
今度はやんわりとエルナちゃんの手をどかして、俺たちは向かい合う形に座り直した。
「エルナちゃん。男に対して簡単に好きとか言ったら駄目だよ」
「なんで?」
「なんでって、勘違いされるからだよ」
「……勘違い?」
「そう。男ってのは単純だから、女の子から好きだって言われたら調子に乗って色々しちゃうんだ。だから、本当に好きな相手にしか言っちゃ駄目だよ」
俺は幼女に何を言っているんだ。
エルナちゃんは俺の言葉を聞いて何かを考えているようだったが、やがて大きく頷いてくれた。
「ん。分かった」
「分かってくれて嬉しいよ」
そう言って頭を撫でると、エルナちゃんは嬉しそうに目を細める。
「にぃに、大好き」
分かってなかった……。
「だから、そういうのは本当に好きな人にしか……」
「わたし、にぃにのこと大好きだから大丈夫」
「そう言う問題じゃないんだけどな」
どうやらエルナちゃんは、俺の言いたいことを欠片も理解していないようだ。
俺は、このままじゃ理性が飛んで大変なことになるんだぞって伝えたいんだけど。
これは、ちょっと荒療治をする必要があるかもしれない。
最悪エルナちゃんには嫌われてしまうけど、一人の幼女の未来を守れるのならそれくらい大したことはない。
それに、たとえ嫌われてしまってもこの一時を楽しめたらそれで良いじゃないか。
なんて考えてしまう俺は、後から考えるともう理性が吹き飛んでしまっていたのかもしれない。
「そんなに言うなら、試してみようか」
「試す?」
「そう。エルナちゃんの好きが本物かどうかを」
俺がそう告げると、彼女は真剣な顔をして頷いた。
「ん。試して」
そんなに大したことをする訳じゃないんだけどな。
ともかくエルナちゃんの覚悟を無駄にしない為に、俺は彼女の身体を引き寄せて再び膝の上に乗せる。
そうすると、さっきと同じように俺の胸に頭を預けてきた。
そんなエルナちゃんの姿を確認すると、今度は意識的にお腹に指を這わす。
ただ撫でるのではなく、どうすれば相手を感じさせられるのかを考えた愛撫。
そうするとエルナちゃんはまたくすぐったそうにするけど、その反応はさっきまでとは少し違うような気がした。
顔が少し赤みがかり、俺の指から逃げるように小さく身を捩っている。
「どう? 止める?」
「……ううん。やる」
最後の理性を振り絞って尋ねてみても、エルナちゃんは小さく首を振って答えた。
「そう。……じゃあ、もう止められないからね」
その姿に最後の理性が消え失せてしまった俺は、彼女の耳元でそう囁く。
ゾクゾクと背中を震わせているエルナちゃんの姿を微笑ましく見つめながら、俺は彼女のお腹に這わせていた指をゆっくりと服の中に差し込んでいった。
今度はやんわりとエルナちゃんの手をどかして、俺たちは向かい合う形に座り直した。
「エルナちゃん。男に対して簡単に好きとか言ったら駄目だよ」
「なんで?」
「なんでって、勘違いされるからだよ」
「……勘違い?」
「そう。男ってのは単純だから、女の子から好きだって言われたら調子に乗って色々しちゃうんだ。だから、本当に好きな相手にしか言っちゃ駄目だよ」
俺は幼女に何を言っているんだ。
エルナちゃんは俺の言葉を聞いて何かを考えているようだったが、やがて大きく頷いてくれた。
「ん。分かった」
「分かってくれて嬉しいよ」
そう言って頭を撫でると、エルナちゃんは嬉しそうに目を細める。
「にぃに、大好き」
分かってなかった……。
「だから、そういうのは本当に好きな人にしか……」
「わたし、にぃにのこと大好きだから大丈夫」
「そう言う問題じゃないんだけどな」
どうやらエルナちゃんは、俺の言いたいことを欠片も理解していないようだ。
俺は、このままじゃ理性が飛んで大変なことになるんだぞって伝えたいんだけど。
これは、ちょっと荒療治をする必要があるかもしれない。
最悪エルナちゃんには嫌われてしまうけど、一人の幼女の未来を守れるのならそれくらい大したことはない。
それに、たとえ嫌われてしまってもこの一時を楽しめたらそれで良いじゃないか。
なんて考えてしまう俺は、後から考えるともう理性が吹き飛んでしまっていたのかもしれない。
「そんなに言うなら、試してみようか」
「試す?」
「そう。エルナちゃんの好きが本物かどうかを」
俺がそう告げると、彼女は真剣な顔をして頷いた。
「ん。試して」
そんなに大したことをする訳じゃないんだけどな。
ともかくエルナちゃんの覚悟を無駄にしない為に、俺は彼女の身体を引き寄せて再び膝の上に乗せる。
そうすると、さっきと同じように俺の胸に頭を預けてきた。
そんなエルナちゃんの姿を確認すると、今度は意識的にお腹に指を這わす。
ただ撫でるのではなく、どうすれば相手を感じさせられるのかを考えた愛撫。
そうするとエルナちゃんはまたくすぐったそうにするけど、その反応はさっきまでとは少し違うような気がした。
顔が少し赤みがかり、俺の指から逃げるように小さく身を捩っている。
「どう? 止める?」
「……ううん。やる」
最後の理性を振り絞って尋ねてみても、エルナちゃんは小さく首を振って答えた。
「そう。……じゃあ、もう止められないからね」
その姿に最後の理性が消え失せてしまった俺は、彼女の耳元でそう囁く。
ゾクゾクと背中を震わせているエルナちゃんの姿を微笑ましく見つめながら、俺は彼女のお腹に這わせていた指をゆっくりと服の中に差し込んでいった。
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