カフェキュエンティンの不思議な暇つぶし

１章：万華鏡秘密箱

登場人物紹介（1章完了時点）

※一章時点の登場人物紹介※


波間今理（なみまいまり）

カフェキュエンティンの店長。
のんびり穏やか、不思議な雰囲気な美女。27歳。
アッシュブラウンのセミロングヘアと青みがかった瞳。表情がころころ変わる。

正体は現代の魔女。魔女としての特技は占い。
不思議な魔法の籠った【魔道具】を、暇つぶしとして客に提供する事がある。

ーー

赤柄幸人（あかつかゆきひと）

カフェキュエンティンの常連である猿投山の担当編集者。
実直で善良な青年。27歳。
さっぱり短い黒髪と明るい茶色の瞳。男前な顔立ち。
猿投山の前に担当していた作家とトラブルを起こし、見ている側がいたたまれなくなる程消沈していた。
見かねた猿投山によって、カフェキュエンティンに連れてこられる。

この一件で今理と猿投山には深い恩義を感じている。
またカフェに足を運びたいが、一人で行くのは何故か憚られるらしく、猿投山の行動待ち。

ーー

猿投山薫（さなげやまかおる）

小説家。カフェキュエンティンの常連。
形から入るタイプらしく、常に和装で江戸っ子風の口調。48歳。
キラキラした総白髪に墨色の瞳。眼鏡をかけている時もある。

幸人を気に入り、カフェキュエンティンに連れて行く。