彩の雫

結局は俗物( ◠‿◠ )

文字の大きさ
上 下
226 / 337

226

しおりを挟む
 日が暮れ、空が紺色に染まると天藍がやってきた。疲れた顔をしていたが麗らかな笑みを絶やさない。もてなすものがないことを謝ると、空腹を訴えたため作り終えたばかりの夕飯を出した。
「いいなぁ。群青と菖蒲は毎日、君の手料理を食べられて」
「二公子がお召し上がりになるようなものでは、」
「そう謙遜しないで。それに呼び方も。そろそろ慣れてよ」
 オレのことはなんて呼ぶんだっけ?と天藍は煮物を摘まんだ。まだあまり煮汁が沁み込んでいない。
「申し訳ございません、御主人様」
「ふふ、いいよ。夕飯もいただいちゃってごめんね。君にお礼を言いに来たのに」
 美味そうに炊き立ての白米を口に運ぶ。ふふ、と再び笑って、まったく違うことを話しはじめる。
「群青の手料理食べたことある?熱出した時に食べさせてもらったんだけど、柿の酢とか魚醤ぎょしょうとか使いまくるからさ、なんかクセ強すぎてあんまり得意じゃなくて。菖蒲なんてみるからに料理してくれないでしょ。地方を食べるって感じで臣下に料理作ってもらうの好きなんだけどさ」
 甘辛く炒めたきのこをひとつひとつ箸が摘まんでいく。彼は話題をすり替えては本題を促されることを待っている。よくそういう話し方をするのだった。望みに応えようか否かを考えあぐねていた。
「ま、一番美味しいのはやっぱり下回りたちのご飯だね。毒見係が何度もつまんだ宮廷料理じゃなくて。家庭の味が出過ぎず、作業っぽすぎない味」
 はははという笑い方は昼間に来た複雑な情念を起こさせる若者の集団の長によく似ていた。
「焦らすじゃん」
 黙って聞いていると天藍は声を低くした。何の話だか分からないとばかりの恍けた顔をすれば、陰険に口角を上げた。それから茗荷みょうがの甘酢漬けを口に放った。
「申し訳ございません」
「いいよ。興味ないんでしょ。群青とあの片輪にしちゃった子にしか興味ないんだもんね?」
「いいえ…そのようなことは…」
 天藍は笑んでから野菜の浮かぶ味噌汁を掻き回して美味そうに啜る。
「弟のことだよ。助けてくれただろ。それから菖蒲を通して危険を知らせてくれたことも。一応避難勧告は出せたからね。全然役に立たなかったけど」
 二公子は疲れた顔をしたが瞬時に隠す。大きく切った玉菜と人参、椎茸、油揚げが入っている。
「よく見つけてくれたね。すぐに保護に回そうとしたけど見つからなくてさ。行方不明ってやつ。もう拉致られてたのかと思った」
「三公子のご容態はいかがです」
「悪くないよ。意識はあるみたいだし」
 主菜である豚肉の叩焼を彼は小さく刻んだ。中から溶けた乾酪が肉汁とともに溢れる。杏と三公子の無事は知らされたが、それでもまだ空虚だった。だが訊くに訊けない。二公子がまるで話題にしないことを勘繰ってしまう。
「君の気にすることじゃない。でも、窒息ごっこしていじめていても、命の危機になったら心配してくれるんだ?」
 玲瓏《れいろう》な瞳がまた疲労を窺わせ、しかしすぐにそれを消す。夕飯を平らげていく二公子が霞んだ。
 彼は夕食を摂った後少し眠り、城に帰るつもりらしかった。
「君の不安はまだ拭えないようだね」
 帰り際に寝起きとは思えないほど麗らかな顔を、わずかに厳めしくして彼は言った。つい目を逸らしてしまう。
「弟のことなんて話すだけムダだね。本題は別にあるんだ。紫暗ちゃんのこと」
 天藍の口にした名に身構える。心臓を射抜かれたような心地がした。見透かすような眼差しに呼吸ひとつできなかった。
「この国はさ、仇討ちって重罪なんだ。でも今回ばかりは見逃してあげようと思ってね」
 体内から血液や臓物をどこかけ吸い取られていくような浮遊感があった。立っているのか否かも分からない。瞬きも忘れて、視界は色を失う。
「まだ生きてるよ。生きてるけど…予断を許さない状況なんだ。ねぇ、彼女をそんな目に遭わせた輩、殺したくない?」
 淡々とした声と砕けた口調が耳を通り抜けていく。目の前に寸延短刀を差し出される。意識は確かだが、どこか夢のようでもあった。
るかい?」
 この者の兄から託された短剣と同じ大きさで、孔雀石を思わせる深い青と緑の時雨塗りが美しかった。
「傷付けられたら傷付けて、奪われたら奪わないといられないんだな」
 無関心を装って平静を保って、何の恨みもありませんみたいなカオしてるけど、君もそうだろ?
手を握られ、差し出した短刀へ乗せられた。拒むことができなかった。
「寝返ったフリでもして、さくっと討ってきて。城にはオレから通しておくから」
 二公子は簡単に言った。添えられていた手が離れても、極彩の手は短刀の上に乗ったままだった。
「最善を尽くすよ。オレの世話係でもあって、弟の恩人でもあるんだからね」
 短刀を支えていた二公子の手も離れていく。重みが女の手にかかった。ぶらりと腕が落ちる。しかし短刀が床へ叩き付けられることはなかった。
「仇討ちなんて言い方はやめようか。これは粛清だよ。風月国に病巣は要らないんだ。これは正義。これは正しい行いなんだよ。だから別に君は手を汚すということはないし、ちょっと生臭い思いをするだけだけど、立派な貢献だよ。精神性に於ける美しい犠牲だ。名誉ある殺人だよ」
 できるね。返事も聞かずに二公子は帰っていく。極彩は唖然としたまま力が抜け、床に膝を打った。爪が白くなる。全身にはっきりした感覚がなかったが、空腹だけは確かだった。菖蒲が大量に買い込んだ即席麺をひとつもらい、本来の夕飯の余り物と腹に収める。砂を固めた物を食べるほど飢えたことはなかったが、砂を固めた物のような味がした。日常に戻ろうとする。薬用酒を嗜好品同然に飲み、布団に潜った。酔いと共にすべてが醒めることを期待して。

 深い眠りは自身の吐息に混じる酒気によって断ち切られた。起こしにやって来る髭面の男も、朝飯を作りたがる青年も、無遠慮に顔を掃く獣もいない。書院窓から入り込む光で随分と明るい室内がこの世の端から端のようだった。身を起こして襖をぼうっと凝らし、ゆっくりと起床の準備が体内で整っていく。布団の傍に雑に置かれた寸延短刀が昨晩の天藍の訪問を夢として処理することを赦さない。外観から受ける印象よりも重いそれを拾い、居間へ移る。不安になるほど静かで、誰の姿もない。昨日の繁華街の騒動も嘘のようだった。時間を稼ぐみたいにのろのろと支度を終え、まだ行くか行くまいかと広い居間で思案していた。何度目になるのかも分からない溜息を吐き、気分は乗らないまま外へ出る。二公子は容易く説いたが、榛と接触できるのかももう分からない。散歩のつもりで塀の外で警備している天晴組の者に外出の旨を伝えた。話は聞いているとばかりだったが、どこか勘繰るような眼差しを向けられ断る空気を醸し出していたが許可が下りたため、蟄居先の家屋を恋しがる身を引き摺り、色街へを目指して歩いた。不言通りの方角の空を見上げては足が止まり、目的を思い出してまた歩く。榛に案内された道を辿って愛庭館に着いたが営業時間から大きく外れているため人気ひとけはなかった。裏口に回り、簡素なつくりの扉の把手を握る。ばちりと静電気が起きた。手を宙で払い、もう一度把手に触れる。またもや微弱な電気が指先を弾いた。掌を指で擦ってから把手を握り込む。金属越しに波打った刺激が柔肌に感じられた。手首から先が動きづらくなり、手を放す。電気が流れているらしかった。治安の悪い色街ならば対策が必要なのだろう。愛庭館以外に榛と会えそうな場所をに心当たりはなく、踵を返した際に目が合ってしまった物乞いにいくらか金を握らせて色街を去る。その足で菖蒲のもとに顔を出そうと考えたが彼は連れが怪我をしていると群青が話していた。邪魔になりはしないかと気が引け、蟄居先へすごすごと帰った。ほんのわずかな時間で帰ってきた極彩に天晴組の者は妙な表情をしたが何か問うこともなく敷地へ通した。彼女は広い居間に寝転び、ただ日が沈むのを待って目蓋を閉じる。どうすべきか考えることを拒絶し、ただ天井を見上げた。いつの間にか浅い眠りに落ち、玄関扉の音で意識が浮上し、足音で目が覚めた。石黄だった。白い袴が床に反射して揺らめいている。
「姫様、上がらせていただきましたよ。ところで、密命はいかがされたんですか」
 石黄は少しの遠慮も見せず、人を喰ったような顔をしていた。寝転んだままの極彩を不躾に見下ろし、口元は緩んで引き締まることはない。屈託なく軽快に笑っている。それは機嫌を窺うようでもあったが、意図的に神経を逆撫でするようでもあった。
「おひとりで行けないのなら私がご一緒しましょうか」
 冗談か否か分からなかった。相変わらずの薄情な笑顔で節くれだった手が差し伸べられる。極彩は彼から鼻先を逸らす。
「放棄するつもりですか。それもいいですけど。では私と遊びましょうよ」
 女に素気無すげなくされ天を仰ぐ掌が翻り、投げ出された彼女の手を拾う。折られた指が怖気付おじけづき、人畜無害を装っているとしか思えない気味の悪い青年の手から逃れた。彼は無邪気に首を傾げる。
「ああ。姫様は私のこと、お嫌いですもんね。でも逃がしません。若様は私に姫様を託してくださったんですから」
 透明感のある石黄の瞳に捉えられ、切り離すことができなかった。
「密命に従ってくださらないなら、私と遊びましょう。色街で姫様と行きたいところがあるんです」
「公務中では」
「ははっ。やっと口を開いてくださいましたね。ですが姫様、これも私の仕事のうちなんです」
 石黄の足が仰向けの女の肩を踏む。突然の荒々しい行いに極彩は眉を顰めた。しかし彼は後ろめたいことはないといった調子で彼女の肩を床へと踏みつけ、円やかに笑っている。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話

ラララキヲ
恋愛
 長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。  初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。  しかし寝室に居た妻は……  希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──  一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……── <【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました> ◇テンプレ浮気クソ男女。 ◇軽い触れ合い表現があるのでR15に ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇ご都合展開。矛盾は察して下さい… ◇なろうにも上げてます。 ※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

妹と旦那様に子供ができたので、離縁して隣国に嫁ぎます

冬月光輝
恋愛
私がベルモンド公爵家に嫁いで3年の間、夫婦に子供は出来ませんでした。 そんな中、夫のファルマンは裏切り行為を働きます。 しかも相手は妹のレナ。 最初は夫を叱っていた義両親でしたが、レナに子供が出来たと知ると私を責めだしました。 夫も婚約中から私からの愛は感じていないと口にしており、あの頃に婚約破棄していればと謝罪すらしません。 最後には、二人と子供の幸せを害する権利はないと言われて離縁させられてしまいます。 それからまもなくして、隣国の王子であるレオン殿下が我が家に現れました。 「約束どおり、私の妻になってもらうぞ」 確かにそんな約束をした覚えがあるような気がしますが、殿下はまだ5歳だったような……。 言われるがままに、隣国へ向かった私。 その頃になって、子供が出来ない理由は元旦那にあることが発覚して――。 ベルモンド公爵家ではひと悶着起こりそうらしいのですが、もう私には関係ありません。 ※ざまぁパートは第16話〜です

この度、双子の妹が私になりすまして旦那様と初夜を済ませてしまったので、 私は妹として生きる事になりました

秘密 (秘翠ミツキ)
恋愛
*レンタル配信されました。 レンタルだけの番外編ssもあるので、お読み頂けたら嬉しいです。 【伯爵令嬢のアンネリーゼは侯爵令息のオスカーと結婚をした。籍を入れたその夜、初夜を迎える筈だったが急激な睡魔に襲われて意識を手放してしまった。そして、朝目を覚ますと双子の妹であるアンナマリーが自分になり代わり旦那のオスカーと初夜を済ませてしまっていた。しかも両親は「見た目は同じなんだし、済ませてしまったなら仕方ないわ。アンネリーゼ、貴女は今日からアンナマリーとして過ごしなさい」と告げた。 そして妹として過ごす事になったアンネリーゼは妹の代わりに学院に通う事となり……更にそこで最悪な事態に見舞われて……?】

公爵様、契約通り、跡継ぎを身籠りました!-もう契約は満了ですわよ・・・ね?ちょっと待って、どうして契約が終わらないんでしょうかぁぁ?!-

猫まんじゅう
恋愛
 そう、没落寸前の実家を助けて頂く代わりに、跡継ぎを産む事を条件にした契約結婚だったのです。  無事跡継ぎを妊娠したフィリス。夫であるバルモント公爵との契約達成は出産までの約9か月となった。  筈だったのです······が? ◆◇◆  「この結婚は契約結婚だ。貴女の実家の財の工面はする。代わりに、貴女には私の跡継ぎを産んでもらおう」  拝啓、公爵様。財政に悩んでいた私の家を助ける代わりに、跡継ぎを産むという一時的な契約結婚でございましたよね・・・?ええ、跡継ぎは産みました。なぜ、まだ契約が完了しないんでしょうか?  「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいませええ!この契約!あと・・・、一体あと、何人子供を産めば契約が満了になるのですッ!!?」  溺愛と、悪阻(ツワリ)ルートは二人がお互いに想いを通じ合わせても終わらない? ◆◇◆ 安心保障のR15設定。 描写の直接的な表現はありませんが、”匂わせ”も気になる吐き悪阻体質の方はご注意ください。 ゆるゆる設定のコメディ要素あり。 つわりに付随する嘔吐表現などが多く含まれます。 ※妊娠に関する内容を含みます。 【2023/07/15/9:00〜07/17/15:00, HOTランキング1位ありがとうございます!】 こちらは小説家になろうでも完結掲載しております(詳細はあとがきにて、)

最愛の側妃だけを愛する旦那様、あなたの愛は要りません

abang
恋愛
私の旦那様は七人の側妃を持つ、巷でも噂の好色王。 後宮はいつでも女の戦いが絶えない。 安心して眠ることもできない後宮に、他の妃の所にばかり通う皇帝である夫。 「どうして、この人を愛していたのかしら?」 ずっと静観していた皇后の心は冷めてしまいう。 それなのに皇帝は急に皇后に興味を向けて……!? 「あの人に興味はありません。勝手になさい!」

一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!

当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。 しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。 彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。 このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。 しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。 好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。 ※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*) ※他のサイトにも重複投稿しています。

あなたが望んだ、ただそれだけ

cyaru
恋愛
いつものように王城に妃教育に行ったカーメリアは王太子が侯爵令嬢と茶会をしているのを目にする。日に日に大きくなる次の教育が始まらない事に対する焦り。 国王夫妻に呼ばれ両親と共に登城すると婚約の解消を言い渡される。 カーメリアの両親はそれまでの所業が腹に据えかねていた事もあり、領地も売り払い夫人の実家のある隣国へ移住を決めた。 王太子イデオットの悪意なき本音はカーメリアの心を粉々に打ち砕いてしまった。 失意から寝込みがちになったカーメリアに追い打ちをかけるように見舞いに来た王太子イデオットとエンヴィー侯爵令嬢は更に悪意のない本音をカーメリアに浴びせた。 公爵はイデオットの態度に激昂し、処刑を覚悟で2人を叩きだしてしまった。 逃げるように移り住んだリアーノ国で静かに静養をしていたが、そこに1人の男性が現れた。 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※胸糞展開ありますが、クールダウンお願いします。  心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。 ※架空のお話です。現実世界の話ではありません。イラっとしたら現実に戻ってください。 ※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。 ※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。

処理中です...