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送りスズメ
しおりを挟む送り狼は知っているが、送りスズメは初めてである。
町外れで道に迷っていた時、スズメに救われたのだ。
こっちこっち、チュンチュン。
送りスズメのおかげで、迷路のような集落を抜けられそうだ。
大通りに出たと思った瞬間、暴走トラックに撥ねられた。
高々と宙を舞いながら、スズメの笑い声を耳にした。
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