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幸せ者
しおりを挟む「あなたは、幸せ者だよ」
って、言われて、複雑な気持ちになってしまうのは、あ、人間だなってなる。嬉しい、嬉しくない、好き、嫌い、とかそういう単純な気持ちばかりじゃないけど、「あ、はは。そうですね」って何も考えてないアホみたいな顔で笑うのは得意!
でも、やっぱり、自分ではない誰かにそう言われて「あ、私って幸せなんだ」「あ、私って恵まれているのかあ」って気付くのは違うんじゃない?とは思う。なんか、そういうのはもっと、日常の中で、自分で気付きたいし発見したい。誰かに言われて、「あ、まあ、たしかに~、、」ってなるのは、あまりにも自由じゃないなと思ってしまった!!
アレも、あんまり好きじゃないな。
お葬式で「あの人は幸せだったよね」とか「もう悔いはなかったんじゃないかしら」みたいに、周りが言うの。その人が幸せだったかどうか、悔いが無いのかどうか、分からんだろお、となるし、無理矢理、物語を終わらせた感じがしてしまう。(そんなことは分かってる上で皆言ってるだろうし、そう言わないとやってらんねえ、って気持ちもすごく分かるんだけど)
こうやって、頭の中に矛盾がいっぱいあって、「こうだろ」って言うと、すぐに別の自分が「違うだろ」って出てくるから、みんな悩むよね。
そろそろ「明日の予定を考えながら、旅館でごろごろする」ってやつ、したい。
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