ねぇ、今日も練習しよ?

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学校でお口の練習

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 少し日が短くなってきた10月の最終週。
 明日は休みで先生とドライブに行こうと話していたのに、先生のご家庭の事情?ってやつで急遽取りやめになった。

 教師と生徒という間柄なので、目立つ場所でデートは出来ない。なので僕と先生のデートはいつも車で少し遠いドライブスルーに行って、食事をしてからお土産を買って帰るというのが定番コース。

(と、言ってもまだ2回しかデートしたことないけどね……)

 3回目のデートを楽しみにしていたので、気持ちがどんどん沈んでいく。
 でもご家庭の事情なら仕方ない。詳しくは話してくれなかったけど、土下座せんばかりの勢いで謝る先生に僕は何も言えなくなってしまった。

(珍しく学校で先生の方から声をかけてくれて嬉しかったのに、こんな内容だったなんて……)

 先生と話して少し遅くなったせいか、帰る頃には日が傾き、空はオレンジに染っている。

「あれ?リク、今帰り?いつもより遅いね」

 後ろから声をかけられて振り向くと、兄ちゃんがこちらに歩いてきた。

「兄ちゃんも今帰り?」

「いや、日直の仕事がまだ残ってて。もう少しかかりそうなんだ」

 そう言えば朝、日直だからと一緒に登校せずに早めに出ていた事を思い出した。

「そうなんだ、折角だから一緒に帰りたかったのに」

 (先生にデートをドタキャンされて落ち込んでいるから、兄ちゃんに話を聞いてもらいたかったのにな)

「じゃ、ちょっと手伝ってくれる?一緒に日直だった子が今日早退しちゃってさ」

「そうなの?じゃ手伝うよ!一人じゃ大変だよね」

 うちの学校は日直=先生の雑用係という感じなので、先生によって雑用を多くふられることがある。

「ありがとう、助かるよ」

「どういたしまして」

 いつも兄ちゃんに頼ってばかりだから、兄ちゃんに頼ってもらえることがたまらなく嬉しい。

「これを数学の機材準備室に運ぶのを手伝ってくれる?」

「わかった!うわ、なにこのでっかい分度器、初めて見たよ」

「今日、うちのクラスのディスプレイが調子悪かったみたいで、黒板に色々書かなきゃいけなくて。数学の吉山先生があれもこれも準備室から取って来いって色々取りに行かされたんだよ。このでっかい分度器もそのひとつ。そのくせ使わなかったんだよ?」

「ははは、それヒドイね」

「だろ?何往復もしたのに、結局使ったのはグラフが描いてあるでっかい紙だけだったよ。でっかいコンパスとかでっかい分度器とか全然使わなかった」

 兄ちゃんが不満げにこぼしながら校舎の奥に進む。
 僕は手にでっかい分度器を持って兄ちゃんの後について歩いた。
 数学の機材準備室は普段行かないエリアにあるので、見慣れた校内の風景でもなんだか新しく感じてワクワクする。

 現国の機材準備室の隣に、数学の機材準備室はあった。
 現国の教師である春彦先生にデートをドタキャンされた事を思い出し、兄ちゃんに会って持ち上がった気持ちが、また沈みかけてしまう。

「どうした?それ重かった?待っててな、今すぐ鍵を開けるから」

 そんな僕の様子を気づいた兄ちゃんは、手早くポケットから鍵を取り出して数学の機材準備室のドアを開けた。

「リク、それそっちの棚に置いてくれる?」

「わかった」

 兄ちゃんに指さされた先にある棚に、手の中にあるでっかい分度器をしまう。

(わ、でっかい三角定規もある、すごいな……)

 棚にある機材が珍しくてあれこれと見ていると、沈んでいた気持ちが幾分か回復した。
 我ながら単純である。
 でっかい分度器をしまい、振り向くといつの間にか後ろに兄ちゃんが立っていた。

「リク、今日は父さんも母さんも家にいるし、ちょっとだけここで練習しない?」

「え、ここで!?」

 確かに、最近父さんも母さんも家にいることが多くて、練習出来ないことが多かったけど……

「誰かに見られたら恥ずかしいよ」

「大丈夫、ここは普段使ってない教室ばっかだから、誰も来ないんだよ。まだ校門が閉まるまで二時間ぐらいあるし……」

「誰も来ないけど、兄ちゃんは来るの?」

「たまにね、誰もいないから昼寝にピッタリなんだ」

 ニヤッとイタズラが成功したみたいな顔で笑う兄ちゃん。

(兄ちゃん、たまに授業をサボってここで昼寝してるってことかな?兄ちゃんの意外な一面を知っちゃった……)

 いつもの頼りがいのある、しっかりした兄の姿からは少し意外だったが、もうすぐ受験ということもあり息抜きも必要なのだろうか。

「どうするリク、練習する?」

僕は少し悩んでから頷いた。

 兄ちゃんは微笑んで僕の頭を撫でてから、ドアの鍵をかけに行った。

「じゃ、そのソファに座って」

 兄ちゃんに促されてソファに座る。
 少し固めのソファにはベージュのカバーがかけてある。

(この部屋、使われていない部屋の割にホコリもたまってないしキレイだな。兄ちゃんが昼寝の為に掃除しているのかも……)

 ソファに座り辺りを眺めていると、兄ちゃんが鞄の中からローションとコンドーム、ティッシュにペットボトルの水……と次々に取り出してサイドテーブルに並べていく。

(準備が良すぎる……さすが兄ちゃん!)

「さぁリク、今日はお口の練習からしようか?」

 兄ちゃんが優しく微笑んで僕の頭を撫でた。


 ◆◆◆◆◆◆


 今日はお口の練習。
 まずはキスから。

 兄ちゃんが僕の頬に手を添えて顔を近づける。
 僕は背の高い兄ちゃんに合わせて少し上を向いて目を閉じる。

 チュッと軽く唇が触れる。

「リク、口を開いて」

 言われるままに口を開くと兄ちゃんの舌が口の中に潜り込んでくる。
 僕も兄ちゃんの舌を追いかけて、自分の舌を絡める。ジュルジュルと唾液が溢れてくる。
 舌で上顎をなぞられ腰の辺りがゾクゾクする。
 兄ちゃんの舌の動きが気持ちよくて、キスをするだけでふわふわと気持ちよくなってしまう。

「リク、上手になったね」

「ほんと?やった!……あのね兄ちゃん、僕……」

「また、キスだけで気持ちよくなっちゃった?」

 兄ちゃんに言い当てられて少し恥ずかしい。

「そう、だからお尻で気持ちよくなる練習……」

「うん、でも今日はお口の練習だから、まず兄ちゃんのを、お口で気持ちよくする練習をしようね」

「うん、そうだね、頑張る!」

(兄ちゃんの大っきいちんちんをお口に入れる練習をしておけば、先生の大きすぎると噂のちんちんも、きっとお口に入れられる!頑張って練習しなきゃ!)

 兄ちゃんがズボンをおろしてソファに座る。
 その足の間に入るように僕が床に座ると、兄ちゃんがクッションを渡してくれた。やっぱり兄ちゃんは優しい。
 クッションを下に敷いて座り、兄ちゃんのちんちんを手で上下に扱く。

「そう、上手だねリク。気持ちいいよ」

 いつも兄ちゃんがやってくれるように右手で竿を扱きながら左手で袋の部分をやわやわと揉む。強弱をつけて扱いているとだんだんと兄ちゃんのちんちんが、固く芯を持ち始めた。
 口に唾液をためてから、兄ちゃんのちんちんをパクリと口に入れる。
 上下に頭を動かしてジュボジュボと兄ちゃんのちんちんをしゃぶる。

「ん、リク、気持ちいい」

 兄ちゃんが気持ちよさそうな声を出し、僕は嬉しくなった。

(だんだん上手になってきた気がする!)

 手と口を使ってする練習は結構むつかしくて、兄ちゃんに何度もお手本をしてもらうんだけど、いつも気持ちよくなってしまい、よく分からなくなってしまっていた。

(頑張って兄ちゃんを射精させるぞ!)

 すっかり立ち上がった兄ちゃんのちんちんを手で扱きながら、裏筋を舐め上げて、鈴口を舌先で少し強めに刺激する。
 カリの部分は丁寧に舌を這わせてから、口に入れて、ちゅぽちゅぽと強弱をつけて刺激する。
 兄ちゃんの息がだんだんと荒くなってきた。

「リク、そろそろ……」

 わかったという返事のかわりに口を窄めてちんちんを奥まで咥える。
 兄ちゃんが僕の頭を掴んで腰を振る。
 口の中が兄ちゃんのちんちんでいっぱいになって、喉の奥をつかれて苦しい。
 だけどだんだん頭がクラクラしてきて気持ちよくなってくる。
 喉の奥を突かれているはずなのにお尻がムズムズしてきて、お腹の奥が熱くなってくる。

「はぁ、はぁ、イクッ、出すよ、リクっ」

 グッと頭を押さえつけられて口の中に白濁をたっぷりと注がれる。

 僕はそれをごくんと飲んで、ちんちんの先っぽに残る精子をチュッと吸う。

「んっ」

 吸われて兄ちゃんが体をぶるっと震わせた。
 なんだか可愛い。

「リク、すごく上手になったね」

「うん、ちゃんと飲み込んだし!」

 べぇっと舌を出して口の中を兄ちゃんに見せる。

「うん、偉いねリク」

 兄ちゃんは僕の頭を撫でて、ハンカチで口を拭って、ペットボトルの水を差し出してくれる。

「あのね、兄ちゃん、僕も……」

「分かってる。次はリクが好きな、お尻で気持ちよくなる練習をしよう」

 すっかり立ち上がっている僕のちんちんをみて、兄ちゃんは僕を優しくソファへ押し倒した。
 先程射精したばかりだというのに、兄ちゃんのちんちんは、もうすっかり立ち上がっている。

「ほらリク、こういう時はなんて言うんだっけ?」

 僕はズボンもパンツも脱ぎ捨てて、両手で足を開き、兄ちゃんに穴を見せながら、いつもの言葉を言う。

「にいちゃん、ぼくのけつまんこに、おちんぽください」

「うん、今日も練習頑張ろうね……」

ニヤッと笑いながらローションを手にとる兄ちゃん。
その顔を見て僕は、これから訪れるであろう悦楽におしりの穴をヒクつかせた。

 この練習を誰かに見られているとも知らずに。
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