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誕生日のプレゼント
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「ユーク様、お誕生日おめでとうございます!」
「わぁい、ファールありがとう!」
母様との口論もどきを見事とは言えないけど勝ち抜き、親しい人だけを集めたパーティーが開かれたのだ!
「あの、これどうぞ…」
「…ネックレス?」
手渡された小さい箱を開けると金色のチェーンのついた水晶が光っていた。
「こちら、家の中庭にあったローズマリーという花の精油です。精油の色がユーク様の御髪の色と似ていたので…リラックス効果があるようですよ。」
精油…エッセンシャルオイル…アロマ…アロマだと!?
ローゼルクにあったの!?
前世で私はアロマが好きだった。
親戚の集まりの時、従姉妹のお姉ちゃんがエッセンシャルオイルの専門店で働いていたのでプレゼントにもらったのだ。
それにいい香りでいい気分になるし。
「本当に!?すっごく嬉しい!ありがとう、ファール。大好き!」
「ふぁあ、ゆ、ユーク様!?」
あっと、いけない。嬉しさいっぱいで抱き着いてしまった…
「ごめん、苦しかった!?」
「い、いえ…むしろそのまま…」
本当に、嬉しいよお…よし、今日の夜から使ってみよう!
『小娘、俺からも一つくれてやるね。』
そう言ってファールのポーチから出てきたのはヴェラ。
『俺の魔法で作ったメガネよ。かけると精霊が見えるね。』
うわぁ、メガネがキラキラ光ってる…綺麗。
というか用意していてくれてたんだ。なんだか感動。
「ヴェラが贈り物を準備していたなんて、知りませんでしたわ。」
『今作ったのだよ。だから一日で消えるのだよ。』
前言撤回…と言いたいところだけどプレゼントを用意してくれていたのに変わりはないしね。
「ありがとう、ファール、ヴェラ。」
「喜んでいただけて光栄ですわ。」
『ふん、泣いて喜ぶといいね。』
あ、そうだ。今日はファールのために…
「向こうのテーブルにフォンダンショコラとホットケーキがあるよ!食べて食べて!」
「ふぉんだんしょこら!いただきます!」
『ファーちゃん、それは何だね!俺も食べるのだよ!』
…まあいいや。喜んでもらってるみたいだし。
でも精霊を見ることのできるメガネか~。
期限は一日だよね?
よし、早速つけてみよう!
あれ?あまり変わらない。
意外といないのかな?
あ、ちっちゃい子供がいる!って私もちっちゃい子供だけど…迷子かな?
「ねえ君、ってえ!?」
声をかけようと近寄ると子供は私の身体をすり抜けた。
私の姿など見えてかのように。
まさか、あれって…精霊!?
「あ、あっちも!」
あっちにいる人は心なしかキラキラとエフェクトがかかってるような感じがする。
メガネを外してみると…あ、消えた!おもしろーい!
あれ?母様の横に男の人が…でもキラキラしてない…
メガネを外すと…あ、見えなくなった!
でも他の精霊さんみたいにうろうろしてなくて母様の周りだけいる…
確かめに行くか。
「母様、見てみて!似合う?」
「あら、メガネ?すっごく似合ってるわ!」
「えへへ~、ありがとう!あとさ、母様。横にいる精霊さんってお知り合い?」
ザ・ド直球。
「ゆ、ユークちゃん、見えるの?いつから?」
え?な、なんか聞いちゃまずかった?
「えっと、かくかくしかじか」
事の経緯を話します。
「そう…じゃあ先に紹介しておこうかしら。母様の契約精霊のウィーネよ。」
ウィーネ?なんだか聞き覚えがあるような…いつだっけ?
あ、ウィーネさん怒ってる。
「うふふ、ウィーネからユークちゃんはまだ見えないのに一方的に紹介しちゃったから怒っちゃったみたい。」
まあ確かに自分の知らないところで勝手に紹介されるのが嫌いな人いるもんね。
私はそうでもないけど。
ん?
「まだ?」
「ユークちゃんはまだ知らなかったかしら?ウィーネはね、王家に受け継がれていくの。で、私の代では母様が受け継いだのよ。」
「へえ、じゃあ今回は兄様か私?」
「いいえ、ユークちゃんと、ディアンと、兄様の息子…殿下ね。」
そうだ、そうだった。
私はこの国の王子の従姉妹に当たるのか。
まだ会ったことないけど。
でもなんだかその王子様とウィーネさんを受け継ぐか決めるのか…
「でもそれだったら殿下に決まるんじゃないの?」
「あら、そうとは決まってないわよ。それにまだ誰にも分らないもの。」
「なんで?」
「精霊と人間がお互い見えるようになって初めて契約することができるもの。ウィーネにはまだ私とお父様以外の人間は見えていないから。ユークちゃんも頑張ってね。」
そうなのか。
でもウィーネさん美青年だな~。
なんかオーラ?がすごい。
あれ?なんだかふらふらする…前の、アリュールにあった時みたい…
「ユークちゃん!!」
『やあ、また来たんだ。僕としては会いたくなかったんだけど。』
それは私も同じ。なんで私またここに来たの?
『今回ばかりは僕も知らないよ。干渉してない。』
私なにかしたかな…あ、ウィーネさんと会った!
『?ウィーネと会ったの?』
うん。会ったというか見ただけなんだけど。
というかこの前あなたもウィーネって言ってたよね?知り合い?
『…知りたい?』
うん。興味はある。
『じゃあいいよ。あいつは精霊王。王家の祖の片翼だよ。』
…ウィーネさんが精霊王?
『じゃあ君にもディアンにも継承権はあるのか。じゃあもっと干渉できなくなるな~。あと君帰らなくていいの?』
!そうだ、誕生会!
『へえ、君誕生日なんだ。じゃあ一つ教えてあげるよ。』
なに?
『ローゼルクの東の地域にリンゴがあるよ。きみ、知ってるんじゃないの?』
…なんでリンゴのこと知ってるの?
誰に聞いても知らないって言ってたのに。
『さあね。でも君もやっぱり知ってたんだ。これで全部クリアしたよ。』
何のこと?
『まあいいや。帰してあげるよ。できればもう来ないでね。』
ちょっと待ってよ!
「あれ?ここは…」
「ユーク様、おはようございます。」
ローズマリーの香り。
「シャーサ、私寝てたの?」
「はい。昨日の会が終わった後、すぐに寝ると言われて…」
?記憶にないけど…どこまでが夢!?
眼鏡もないし…。
まあいいや。お腹空いたし、まずは朝ごはんたーべよ!
「わぁい、ファールありがとう!」
母様との口論もどきを見事とは言えないけど勝ち抜き、親しい人だけを集めたパーティーが開かれたのだ!
「あの、これどうぞ…」
「…ネックレス?」
手渡された小さい箱を開けると金色のチェーンのついた水晶が光っていた。
「こちら、家の中庭にあったローズマリーという花の精油です。精油の色がユーク様の御髪の色と似ていたので…リラックス効果があるようですよ。」
精油…エッセンシャルオイル…アロマ…アロマだと!?
ローゼルクにあったの!?
前世で私はアロマが好きだった。
親戚の集まりの時、従姉妹のお姉ちゃんがエッセンシャルオイルの専門店で働いていたのでプレゼントにもらったのだ。
それにいい香りでいい気分になるし。
「本当に!?すっごく嬉しい!ありがとう、ファール。大好き!」
「ふぁあ、ゆ、ユーク様!?」
あっと、いけない。嬉しさいっぱいで抱き着いてしまった…
「ごめん、苦しかった!?」
「い、いえ…むしろそのまま…」
本当に、嬉しいよお…よし、今日の夜から使ってみよう!
『小娘、俺からも一つくれてやるね。』
そう言ってファールのポーチから出てきたのはヴェラ。
『俺の魔法で作ったメガネよ。かけると精霊が見えるね。』
うわぁ、メガネがキラキラ光ってる…綺麗。
というか用意していてくれてたんだ。なんだか感動。
「ヴェラが贈り物を準備していたなんて、知りませんでしたわ。」
『今作ったのだよ。だから一日で消えるのだよ。』
前言撤回…と言いたいところだけどプレゼントを用意してくれていたのに変わりはないしね。
「ありがとう、ファール、ヴェラ。」
「喜んでいただけて光栄ですわ。」
『ふん、泣いて喜ぶといいね。』
あ、そうだ。今日はファールのために…
「向こうのテーブルにフォンダンショコラとホットケーキがあるよ!食べて食べて!」
「ふぉんだんしょこら!いただきます!」
『ファーちゃん、それは何だね!俺も食べるのだよ!』
…まあいいや。喜んでもらってるみたいだし。
でも精霊を見ることのできるメガネか~。
期限は一日だよね?
よし、早速つけてみよう!
あれ?あまり変わらない。
意外といないのかな?
あ、ちっちゃい子供がいる!って私もちっちゃい子供だけど…迷子かな?
「ねえ君、ってえ!?」
声をかけようと近寄ると子供は私の身体をすり抜けた。
私の姿など見えてかのように。
まさか、あれって…精霊!?
「あ、あっちも!」
あっちにいる人は心なしかキラキラとエフェクトがかかってるような感じがする。
メガネを外してみると…あ、消えた!おもしろーい!
あれ?母様の横に男の人が…でもキラキラしてない…
メガネを外すと…あ、見えなくなった!
でも他の精霊さんみたいにうろうろしてなくて母様の周りだけいる…
確かめに行くか。
「母様、見てみて!似合う?」
「あら、メガネ?すっごく似合ってるわ!」
「えへへ~、ありがとう!あとさ、母様。横にいる精霊さんってお知り合い?」
ザ・ド直球。
「ゆ、ユークちゃん、見えるの?いつから?」
え?な、なんか聞いちゃまずかった?
「えっと、かくかくしかじか」
事の経緯を話します。
「そう…じゃあ先に紹介しておこうかしら。母様の契約精霊のウィーネよ。」
ウィーネ?なんだか聞き覚えがあるような…いつだっけ?
あ、ウィーネさん怒ってる。
「うふふ、ウィーネからユークちゃんはまだ見えないのに一方的に紹介しちゃったから怒っちゃったみたい。」
まあ確かに自分の知らないところで勝手に紹介されるのが嫌いな人いるもんね。
私はそうでもないけど。
ん?
「まだ?」
「ユークちゃんはまだ知らなかったかしら?ウィーネはね、王家に受け継がれていくの。で、私の代では母様が受け継いだのよ。」
「へえ、じゃあ今回は兄様か私?」
「いいえ、ユークちゃんと、ディアンと、兄様の息子…殿下ね。」
そうだ、そうだった。
私はこの国の王子の従姉妹に当たるのか。
まだ会ったことないけど。
でもなんだかその王子様とウィーネさんを受け継ぐか決めるのか…
「でもそれだったら殿下に決まるんじゃないの?」
「あら、そうとは決まってないわよ。それにまだ誰にも分らないもの。」
「なんで?」
「精霊と人間がお互い見えるようになって初めて契約することができるもの。ウィーネにはまだ私とお父様以外の人間は見えていないから。ユークちゃんも頑張ってね。」
そうなのか。
でもウィーネさん美青年だな~。
なんかオーラ?がすごい。
あれ?なんだかふらふらする…前の、アリュールにあった時みたい…
「ユークちゃん!!」
『やあ、また来たんだ。僕としては会いたくなかったんだけど。』
それは私も同じ。なんで私またここに来たの?
『今回ばかりは僕も知らないよ。干渉してない。』
私なにかしたかな…あ、ウィーネさんと会った!
『?ウィーネと会ったの?』
うん。会ったというか見ただけなんだけど。
というかこの前あなたもウィーネって言ってたよね?知り合い?
『…知りたい?』
うん。興味はある。
『じゃあいいよ。あいつは精霊王。王家の祖の片翼だよ。』
…ウィーネさんが精霊王?
『じゃあ君にもディアンにも継承権はあるのか。じゃあもっと干渉できなくなるな~。あと君帰らなくていいの?』
!そうだ、誕生会!
『へえ、君誕生日なんだ。じゃあ一つ教えてあげるよ。』
なに?
『ローゼルクの東の地域にリンゴがあるよ。きみ、知ってるんじゃないの?』
…なんでリンゴのこと知ってるの?
誰に聞いても知らないって言ってたのに。
『さあね。でも君もやっぱり知ってたんだ。これで全部クリアしたよ。』
何のこと?
『まあいいや。帰してあげるよ。できればもう来ないでね。』
ちょっと待ってよ!
「あれ?ここは…」
「ユーク様、おはようございます。」
ローズマリーの香り。
「シャーサ、私寝てたの?」
「はい。昨日の会が終わった後、すぐに寝ると言われて…」
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