僕の恋、兄の愛。

side 健介

今日はイカされる日。※

ベッドに仰向けで寝かされる。

兄は僕にのしかかり、両手を僕の頭の両横について体を支えて僕をのぞき込んだ。

兄さん格好いい。

わぁ。コレが兄さんのホントの重さ・・・とちょっとだけ感激した。



兄がキスで僕を翻弄する。

初めはほっぺや顔への軽いキス。

それが唇に近づいてきて、チュ、とファーストキスを奪われる。

兄の舌が閉じたままの僕の唇を軽く舐めた。

もちろん初めてのチューな僕に対応策なんて無い。

「健介、お口、あーんして。あーん。」

固まって動けない僕の唇を、兄の舌がこじ開けた。

僕の口の中に入ってきた兄の舌は、僕の歯列をゆっくりと舐めなぞって、上顎を優しくつつき、僕の舌に絡ませてきた。

ナニも分からない僕は兄の動きを追うのに必死だ。

舌先をチュと吸われて僕のボクが震えた。

「・・・っぁっはぁ。んっちゅっ」

口の中、気持ちいい。

その間も、兄は膝で僕の男性器を優しく刺激する。

絶妙な力加減の刺激が僕の男性器を追い詰めていく。

気持ちいい

恥ずかしい。

気持ちいい。

気付けば、兄の右手は僕の耳や首筋をくすぐりながら乳首にたどり着いていた。

乳輪を優しくゆっくりとなぞる。

爪で引っかく。

敏感な僕にはたまらない。

「チュ・・はぁっ・・ング・・兄さ・・ッチュ・まッあぁっ・・ン・・ゆっくっぁあん・・・チュ・・・」



「健。」



「あ、ンンンッ！はぁ・・・」

兄が耳元で僕の昔の呼び名を囁いた瞬間、僕はイってしまった。

「・・？健？？イった？？」

「ん・・・兄さんが耳元で健とか言うから。」

「ビックリさせた？ごめんね、健。大丈夫だよ。」


兄は止まらない。

優しい手が僕の服を脱がしてく。

ドロドロの下半身は気持ち悪いけれど、脱がされるのも裸を見られるのも恥ずかしい。

体を隠すように身をよじって何とかうつ伏せになる。

そして這って逃げようとした。

でも兄の方が一枚上手だ、ツルっと裸にされた。

兄が背中にのし掛かってきて、うつ伏せの僕は動けなくなる。

おしりに何か液体が掛けられたような、濡れた感触があった。

そしてすぐ、ウシロに兄の指が二本、グチュとエロい水音と一緒に入ってきた。

「っあん！」

「健、健、あんまり可愛いく逃げないで。興奮して優しくできなくなるから。」

兄は僕にそう、耳元でささやくと、そのまま舌をグチュ、と僕の耳に差し込んだ。

兄の舌が僕の耳の中を舐め回す。

耳の中が感じるなんて知らなかった。

グチュグチュと耳から犯されているようで全身が震える。

気持ちいい。

触れられてない僕の男性器が、また反応しだす。

兄の指が僕のウシロをグチュグチュとかき回す。

昨日のソロプレイお陰で痛くは無かったけど、感じやすい僕の体は震える、跳ねる。

「っあぁぁっにいさ・・・まっ・・まってぼく、ぼくすぐイッちゃ・・・ゆっくり、ゆ・・・っぁ・・・」

「あぁ、健は感じやすくて、すぐにイっちゃうの？だから昨日、健の可愛いおちんちん、握ってイかないようにしてたんだ？」

何でそんなことまで知ってるの！と言う気持ちは快感に霧散する。

「大丈夫。健。何回もイこうね。できる？」

兄に優しく言われると、僕は無理って言えない。

「う・・・うんんっ。ぼ・・・ぼく頑張っっぁああ。」

話の途中に僕の感じるところが、ウシロを探ってた兄の指に触れた。

「健のイイトコロはここなんだね。」

兄はウシロに入れた２本の指でグリグリ、グチュグチュと、ソコを執拗に刺激する。

もちろん耳の中も犯され続けている。

僕はもう完全に兄に犯されているように感じていた。

イイ。ヨすぎる。

目の前がちかちかする。

「あ、やゃっあ、やぁあああ！らぁぁらめぇぇ。ソコずっとはめぇ。らめぇ！きゃぁぁぁ。ん！っああああああああああ！」