まとめサイトの下請けライターをやって感じた闇など。

2020/06/22

大手二社、退会しますた！

　大手ソーシャルソーシング会社二社から退会しますた！

　この大手二社で受注しなくなってから二年たった。わかりずらい表現ですまん。初心者ライティング二年のうち最初の一年、この大手サイト二社を仲介して仕事をした。
　その後、次の一年はもっとマイナーな仲介サイトで仕事請け負っていたので、大手二社、まるっと二年何も受注していなかったことになる。

　この「まとめサイトの下請けライターをやって感じた闇」を書くにあたり、作業手順など確認するのに何度かログインしていた。書きたいことは、だいたい書いたので潜入ｗする必要もなくなったというわけだ。

　昨今の経済状況の影響なのか、在宅ワーク、副業の普及で受注ワーカーの登録が増えているのだろか？　いわゆるクライアント側が、応募者が多くかつレベルが高い、採用迷うなどと発言しているのを見かけた。
　あー、そうかい。どうしても受注側の視点にしかたてない貧乏性なので、高品質のライティング記事が買いたたかれるであろう状況は、苦々しくて気持ちよくない。

　もうあの界隈から離れようと、ようやく決心した。退会すれば、安くこき使われて稼いだその仲介サイトでの一年間分の受注実績も消去される。でもさ、あの大手二社の仲介で今後やりたいとは二度と思わないと思うんだ。

　作業の連絡用に使っていた「連絡機能サービスサイト」も退会した。ほぼほぼ、これで最初のクライアントAさんとの接点はなくなったはず。
　ちなみに、クライアントAさんは今でも大手のその仲介サイトをバリバリ使って発注している。過去の契約作業の履歴から、クライアントのページを確認できるので、ログインするときは、Aさんのサイトには寄ってしまうのだ。ちょっとストーカーっぽい挙動すまんかった。と言いつつ、退会前にまた、覗いてしまった。　
　退会前に、元クライアントAさんはネタを提供してくれていた。思わず変な笑いが出てしまった。

　私と作業契約していた時、クライアントAさんは仮名の個人名だったし、その後、この記事を書くために二〇一九年冬から二〇二〇年冬にかけて何回かログインして覗きに行った時も個人名だった。
　変わりなく匿名の個人名で発注していた記憶がある。ところが今回、退会するので記念ｗに見に行ったら「株式会社○○」になっていた。
　私が契約していた時も、「うちの会社が～」みたいな言い方していたが、個人名で何言ってるんだろ？　と思ってはいた。が、ついに「株式会社」名乗ることにしたようで。おめでとうございます。

　無論、ほんとに法人設立したのかどうか確かめるすべはない。そういう証明書を仲介会社に出せば表示される仕組みになっているのはずだが、何百件も発注の実績あるので、Aさんは匿名性の高い状態で発注したいのだろうなという印象をもった。これから、証明書出すつもりかもしれないが、退会しちゃったから確かめる術はすでにない。
　支払いはきちんとしているクライアントだった。自分も踏み倒されたことだけはなかったし、他の受注さんと支払いでもめていたことはない。そこは評価する。

　しかし、一年つきあった感想から言えば。おそらく急に「株式会社」名乗ったのは……邪推しちゃうんだよなぁ。二〇二〇年というこのタイミングで本当に「法人化」したなら、意図あってのことかなぁって【持〇化〇付〇、のような、やつ……かなぁ、とか。※個人の感想です】。
　まぁ、勝手にやってくれ。法律ギリギリを攻めていくタイプなんだと思う。たくましい精神で社会の荒波を乗り越えていく強い人間像だという印象があったし。でも、もう二度と近付くつもりはないな。
　
　内容のないネットのごみ記事の作成の基礎を学んだ。一年かけて、Aさんから学んだ。学びながら稼いでステップアップできるんだから、美味しい話だろというAさんの言葉に嘘はなかった。でも素直にステップアップできると信じたけどステップアップできなかったバカが一人いた、それだけの話だ。
　なかなか、ブラッキーな部分をみることができた一年だったし、この話もネタにできたから、ウインウインということだ。

　これから万々が一、作業再開するにしても、マイナーな仲介会社でやる。後半の一年、クライアントのBさん、Cさん、そしてDさんの案件を見つけた時に使っていたとこは、まだ退会はしていないのだ。バカはバカなりに、道は残してあるんよ。作業実績はそのサイトの分で十分だと思う。

　大手二社、退会しますた！　すっきりした！

　そして、この「まとめサイトの闇」もここで完結とする。書きたいことができたら、書くかもしれないが、だいたい溜めていたうっ憤は、これを書くことで晴らしたと感じている。
　二年間も頑張ったなぁと思うし、社会経験が乏しい自分にとっては、貴重な経験ができた日々でもあった。

　ネットの検索機能を使う上で、役に立つ記事にもなったかな、と自負する部分もある。
　ここまで読んでくださった方に感謝しつつ、ネットの海から情報をすくいあげるための一助になれば嬉しいと思う。