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門限までに帰ることができる秘密基地異時空間・日本! 爆誕
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「絶っーー対、門限までに帰ることが出来るって、ほんとなの?」
陸(りく)は、異時空間(いじくうかん)入出管理官(にゅうしゅつかりかん)・日野広樹(ひの ひろき)にたずねた。
「できるよ、門限は何時?」
黒いスーツ姿、胸に金バッジをキラリと光らせた日野管理官が、陸に質問を返した。
「午後六時だよ」
「今、午後五時五十一分だから、入時空して遊んでも、間に合うよ」
「九分だけ、遊べるってこと?」
陸が再びたずねると、日野管理官が答えた。
「百年遊んでも、大丈夫。陸が帰りたくなったら、呼んで欲しい。門限の一分前に時間を調整して、帰宅させるのが、僕の仕事なんだよ」
日野管理官が陸に笑いかける。
「ひゃ、百年!?」
陸が目をみはった。
「だから、好きなだけ、遊んできて」
日野管理官は陸に言うと、入時空(にゅうじくう)許可(きょか)の刻光(こくこう)を、陸の腕に刻んだ。
『〇〇年×月△△日 門限 十八時 許可』
腕の上に光の文字が浮かび、陸は興奮する。日野管理官は、顔を引き締め、受け入れの言葉を陸にかけた。
「ウエルカム スペースタイムジャパン ゲートイン!」
陸の目の前が白く光り、広大な何もない時空間が広がった。
「何もない、ここで遊ぶって……?」
陸が途方にくれる。
「楽しいって聞いたから来たのに。戦隊ヒーローごっこしたかったんだけど」
陸がぼそっと言うと、からだの周りが光り始めた。
「何だ? まるで変身シーンみたいな?」
驚いたまま陸がいうと、からだの周りの空間がさざ波を起こし始めた。
シャイーーーーーン!!
「おぉっ、変身している!」
陸は興奮した。
陸のからだは、赤い警備隊員(けいびたいいん)・陸へと変身していたのだ。かっこいい! 警備隊員・陸は、走ってみる。
シュタタッツ――
「速い!」
走りながらジャンプしてみる。ターン! 一発で遥か上空までジャンプした。
「かっこよく着地したいな」
警備隊員(けいびたいいん)・陸(りく)は、空中で着地ポーズを考える。片膝を立て、うずくまって最敬礼するポーズが浮かんだ。
着地。地面を見てから、スクッと立ち上がる。
「決まった! かっこいい!」
誰かに見せたいよな、と警備隊員・陸は当然思う。
ザザッ。陸を遠巻きにする観衆(かんしゅう)が現れた。
うぉおおおおぉおおぉおおおぉおっ
観衆のどよめきが、警備隊員・陸の立つ地面と鼓膜(こまく)を振動してきた。
「すごっ」
警備隊員・陸は声をあげ、なんとなく理解した。想像すれば叶う、それがこの異時空間なんだな、と。
「戦う敵がいたらいいな」
ドカッ。漆黒(しっこく)の重装備(じゅうそうび)黒騎士(くろきし)が現れた。
「え、やばい。強そうなのを念じてしまった!」
警備隊員・陸は、一瞬焦った。どうしよう、消しちゃったほうがいいかな? でもせっかく登場させたし、観衆もいる、と陸は考え直す。
「俺は、この変身ベルトから出るエネルギー波動球(はどうきゅう)を使って、黒騎士を倒すことができるっ」
戦隊警備員・陸は腰ベルトに両手を重ね、波動球(はどうきゅう)発現(はつげん)を詠唱(えいしょう)し始めた。
「えっと、じゃなくて、わ、我が力を……うぉっ!?」
黒騎士が、大きな剣を引き抜き、振りかざしながら駆け寄ってくる! 陸はわめいた。
「ちょっ、黒騎士、待ってってば!」
ビタッ。黒騎士が剣を持ったまま静止した。
「止まった、よし。わ、我が力を波動球(はどうきゅう)放出(ほうしゅつ)!!」
変身ベルトから重ねた両手の中に波動球を閉じ込め、黒騎士めがけて叫んだ。
「動いていいよ。く・ら・えぇぇぇええぇえっ!!」
警備隊員・陸の詠唱が終わると同時に、黒騎士が猛烈な勢いで近づいてくる。黒騎士が剣を振りかざしたと同時に、警備隊員・陸が波動球を投げ放った。
光を放ちながら波動球が、剣を振り下ろそうとする黒騎士を跳ね飛ばした。
パキーーーーィイン
高く鋭い音を伴う波動球が倒れた黒騎士を閉じ込めた。光る球体(きゅうたい)から逃れようと黒騎士はもがくが、波動球は黒騎士を圧倒し始める。
「いっけぇぇええぇえっ!」
警備隊員・陸の掛け声に合わせて、波動球は黒騎士をねじ伏せ、白い光が球を突き破って発散(はっさん)し始めた。
光の中に消滅しかけた黒騎士が初めて太く低い声をだした。
「またの再会(さいかい)を望むぞ」
黒騎士が消滅(しょうめつ)した。同時に観衆も消えた。
何もない白い空間が目の前に広がっている。
はぁ、はぁ、はぁ
警備隊員・陸は、黒騎士の消滅を確認しながら、乱れた息を整えてる。
「黒騎士に勝った? のかな?」
警備隊員・陸は、やり遂げた満足感と同時に、黒騎士を一瞬、停止させた場面を思い出し、少し顔をしかめた。
黒騎士が停止しなかったら、負けたかもしれない。ちょっとずるしちゃったかもな……。
だからこそ次だっ! 次の対戦には波動球をマスターしてみせる。警備隊員・陸は黒騎士の消滅した真っ白な空間に向って叫んだ。
「黒騎士、また会おう!」
警備隊員・陸の目の前に異時空間(いじくうかん)入出管理官(にゅうしゅつかんりかん)・日野広樹(ひの ひろき)が、現れた。同時に警備隊員の変身が解け、陸に戻った。
「楽しかった?」
日野管理官(ひのかんりかん)が陸にたずねた。陸は、気持ちよく疲れて、ニコニコしながら言った。
「めっちゃ楽しかった。黒騎士と再戦する約束したんだけど」
そこまで言って陸は、日野管理官に質問する。
「また来ていいの?」
日野管理官は、陸の視線に合わせるため、かがんで、陸の目を見てうなづいた。
「利用回数(りようかいすう)無制限(むせいげん)だよ。約束は一つだけ、覚えてるかい?」
「門限を過ぎないように、ここに来ること!」
陸が答えると日野管理官が大きくうなづき、陸の刻光した腕に手を当てた。
「そうだ、門限の前に来ること。さて、これから、発現(はつげん)した力を封印(ふういん)するからね」
「えぇ~、警備隊員を封印するの?」
陸が残念そうに聞き返す。
「そうだ、現実世界には力を持ち込めないんだ、陸の力が『暴走(ぼうそう)』しないように、だ。わかるか?」
日野管理官の説明をきいて、陸は納得した。
日野管理官は、陸の刻光(こくこう)した腕を持ち上げ、詠唱(えいしょう)した
「パワー ホールド ダウン」
刻光が白から青に変化した。陸は、腕の光を見つめてドキドキする。
「封印(ふういん)完了(かんりょう)。陸、帰宅の時間だ」
「了解!」
陸の同意を受けて、日野管理官はすくっと立ち上がった。笑顔は消えている。
「ゲートアウト スペースタイムジャンパン シーユーアゲイン!」
ヴオォン
陸の目の前に玄関のドアがあった。時刻は午後五時五十九分だ。
「ただいま! 門限一分前っ」
「お帰りなさい」
陸のお母さんが迎え入れる。
「お母さん、あのね、今日ね……」
陸は大変な事件をお母さんに報告し始めた。
(つづく)
陸(りく)は、異時空間(いじくうかん)入出管理官(にゅうしゅつかりかん)・日野広樹(ひの ひろき)にたずねた。
「できるよ、門限は何時?」
黒いスーツ姿、胸に金バッジをキラリと光らせた日野管理官が、陸に質問を返した。
「午後六時だよ」
「今、午後五時五十一分だから、入時空して遊んでも、間に合うよ」
「九分だけ、遊べるってこと?」
陸が再びたずねると、日野管理官が答えた。
「百年遊んでも、大丈夫。陸が帰りたくなったら、呼んで欲しい。門限の一分前に時間を調整して、帰宅させるのが、僕の仕事なんだよ」
日野管理官が陸に笑いかける。
「ひゃ、百年!?」
陸が目をみはった。
「だから、好きなだけ、遊んできて」
日野管理官は陸に言うと、入時空(にゅうじくう)許可(きょか)の刻光(こくこう)を、陸の腕に刻んだ。
『〇〇年×月△△日 門限 十八時 許可』
腕の上に光の文字が浮かび、陸は興奮する。日野管理官は、顔を引き締め、受け入れの言葉を陸にかけた。
「ウエルカム スペースタイムジャパン ゲートイン!」
陸の目の前が白く光り、広大な何もない時空間が広がった。
「何もない、ここで遊ぶって……?」
陸が途方にくれる。
「楽しいって聞いたから来たのに。戦隊ヒーローごっこしたかったんだけど」
陸がぼそっと言うと、からだの周りが光り始めた。
「何だ? まるで変身シーンみたいな?」
驚いたまま陸がいうと、からだの周りの空間がさざ波を起こし始めた。
シャイーーーーーン!!
「おぉっ、変身している!」
陸は興奮した。
陸のからだは、赤い警備隊員(けいびたいいん)・陸へと変身していたのだ。かっこいい! 警備隊員・陸は、走ってみる。
シュタタッツ――
「速い!」
走りながらジャンプしてみる。ターン! 一発で遥か上空までジャンプした。
「かっこよく着地したいな」
警備隊員(けいびたいいん)・陸(りく)は、空中で着地ポーズを考える。片膝を立て、うずくまって最敬礼するポーズが浮かんだ。
着地。地面を見てから、スクッと立ち上がる。
「決まった! かっこいい!」
誰かに見せたいよな、と警備隊員・陸は当然思う。
ザザッ。陸を遠巻きにする観衆(かんしゅう)が現れた。
うぉおおおおぉおおぉおおおぉおっ
観衆のどよめきが、警備隊員・陸の立つ地面と鼓膜(こまく)を振動してきた。
「すごっ」
警備隊員・陸は声をあげ、なんとなく理解した。想像すれば叶う、それがこの異時空間なんだな、と。
「戦う敵がいたらいいな」
ドカッ。漆黒(しっこく)の重装備(じゅうそうび)黒騎士(くろきし)が現れた。
「え、やばい。強そうなのを念じてしまった!」
警備隊員・陸は、一瞬焦った。どうしよう、消しちゃったほうがいいかな? でもせっかく登場させたし、観衆もいる、と陸は考え直す。
「俺は、この変身ベルトから出るエネルギー波動球(はどうきゅう)を使って、黒騎士を倒すことができるっ」
戦隊警備員・陸は腰ベルトに両手を重ね、波動球(はどうきゅう)発現(はつげん)を詠唱(えいしょう)し始めた。
「えっと、じゃなくて、わ、我が力を……うぉっ!?」
黒騎士が、大きな剣を引き抜き、振りかざしながら駆け寄ってくる! 陸はわめいた。
「ちょっ、黒騎士、待ってってば!」
ビタッ。黒騎士が剣を持ったまま静止した。
「止まった、よし。わ、我が力を波動球(はどうきゅう)放出(ほうしゅつ)!!」
変身ベルトから重ねた両手の中に波動球を閉じ込め、黒騎士めがけて叫んだ。
「動いていいよ。く・ら・えぇぇぇええぇえっ!!」
警備隊員・陸の詠唱が終わると同時に、黒騎士が猛烈な勢いで近づいてくる。黒騎士が剣を振りかざしたと同時に、警備隊員・陸が波動球を投げ放った。
光を放ちながら波動球が、剣を振り下ろそうとする黒騎士を跳ね飛ばした。
パキーーーーィイン
高く鋭い音を伴う波動球が倒れた黒騎士を閉じ込めた。光る球体(きゅうたい)から逃れようと黒騎士はもがくが、波動球は黒騎士を圧倒し始める。
「いっけぇぇええぇえっ!」
警備隊員・陸の掛け声に合わせて、波動球は黒騎士をねじ伏せ、白い光が球を突き破って発散(はっさん)し始めた。
光の中に消滅しかけた黒騎士が初めて太く低い声をだした。
「またの再会(さいかい)を望むぞ」
黒騎士が消滅(しょうめつ)した。同時に観衆も消えた。
何もない白い空間が目の前に広がっている。
はぁ、はぁ、はぁ
警備隊員・陸は、黒騎士の消滅を確認しながら、乱れた息を整えてる。
「黒騎士に勝った? のかな?」
警備隊員・陸は、やり遂げた満足感と同時に、黒騎士を一瞬、停止させた場面を思い出し、少し顔をしかめた。
黒騎士が停止しなかったら、負けたかもしれない。ちょっとずるしちゃったかもな……。
だからこそ次だっ! 次の対戦には波動球をマスターしてみせる。警備隊員・陸は黒騎士の消滅した真っ白な空間に向って叫んだ。
「黒騎士、また会おう!」
警備隊員・陸の目の前に異時空間(いじくうかん)入出管理官(にゅうしゅつかんりかん)・日野広樹(ひの ひろき)が、現れた。同時に警備隊員の変身が解け、陸に戻った。
「楽しかった?」
日野管理官(ひのかんりかん)が陸にたずねた。陸は、気持ちよく疲れて、ニコニコしながら言った。
「めっちゃ楽しかった。黒騎士と再戦する約束したんだけど」
そこまで言って陸は、日野管理官に質問する。
「また来ていいの?」
日野管理官は、陸の視線に合わせるため、かがんで、陸の目を見てうなづいた。
「利用回数(りようかいすう)無制限(むせいげん)だよ。約束は一つだけ、覚えてるかい?」
「門限を過ぎないように、ここに来ること!」
陸が答えると日野管理官が大きくうなづき、陸の刻光した腕に手を当てた。
「そうだ、門限の前に来ること。さて、これから、発現(はつげん)した力を封印(ふういん)するからね」
「えぇ~、警備隊員を封印するの?」
陸が残念そうに聞き返す。
「そうだ、現実世界には力を持ち込めないんだ、陸の力が『暴走(ぼうそう)』しないように、だ。わかるか?」
日野管理官の説明をきいて、陸は納得した。
日野管理官は、陸の刻光(こくこう)した腕を持ち上げ、詠唱(えいしょう)した
「パワー ホールド ダウン」
刻光が白から青に変化した。陸は、腕の光を見つめてドキドキする。
「封印(ふういん)完了(かんりょう)。陸、帰宅の時間だ」
「了解!」
陸の同意を受けて、日野管理官はすくっと立ち上がった。笑顔は消えている。
「ゲートアウト スペースタイムジャンパン シーユーアゲイン!」
ヴオォン
陸の目の前に玄関のドアがあった。時刻は午後五時五十九分だ。
「ただいま! 門限一分前っ」
「お帰りなさい」
陸のお母さんが迎え入れる。
「お母さん、あのね、今日ね……」
陸は大変な事件をお母さんに報告し始めた。
(つづく)
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