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2020年04月
いつの間にか逆になってだな……
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そもそも、発達障害なんて言葉が出てきたのは、私にとってはごくごく最近のことだ。
巷で話題になっていたし、自分が社会生活をまとも送れているとも思えなかったので、数年前、
「私は発達障害なのか?」
を確認するために精神科をたずねた。
話をうまく伝える自信がなかったところ、ネットで文章にして持っていくと、医師も患者側の自分も、不要な時間をとらないですむというのを見て、なるほど、と思った。
そんでもって、超主観的と自覚できるほど、自分に偏った自分史の箇条書きを作って提出。
しゃべるのは、嫌いでないがきちんと伝わらないから、これは正解だった。書いた文章を渡したら、ふむふむと読んで、あと質疑応答が少し。あと何かあったかな? ま、最終的に
「私は、巷でいう発達障害にあたりますか?」
と尋ねたら
「傾向はあるけれど、それだけですね。グレーゾーンですね~」
となんとも、もにょもにょする答えだ。まぁ、オンとオフ、一かゼロかでない、人間というのはアナログな存在であるから、まぁ、そういうことなんだろうなと思った。
もっと、はっきり診断できるほど偏っていたら、もう少し、早く己に疑問もったかもしれないし、今更感のある五十代で疑問持ったぐらいだから、やっぱ「傾向があると思われる」ぐらいの判断しかできないんだろうなあ。
まぁ、でも、いまいち納得できないというか、はっきり社会不適合者ならレッテル貼ってもらいたいという気持ちがあるのも事実で(←こう考えることが変なのか?)、社会との齟齬をひどく感じるようになったら、また、相談してみるかなとも思う。
という前振りが長くなってしまった。
本題はここからだ。以前にも一度書いたが、私は子供の頃、ひたすら王子様と不遇のヒロインが困難を乗り越え幸せになったというお話ばかり、読みまくっていた。
今でいうテンプレが大好きで、地元の図書館のその類の本はほぼ全て読みつくした。
その後、読書禁止令が親から出て、参考書以外の本はまったく読まなくなった。
んで、時を経て今。いやぁ、中世貴族社会風なお話を全く受け付けない体質に変わっていた。そういうのが人気あるというのに!
おそらく、子ども時代、読みつくして飽きちゃったのも一因。その後、中世ヨーロッパでの身分制度などを歴史で学ぶうちに、王子様とお姫様の童話が身分制度がベースになっていることに嫌気が指しちゃったのもある。
ところが、今の人気は「お嬢様」やら「令嬢」やら「名家の跡取り」やら「領主様」がわさわさ登場するわけで。うーーむ。そういう設定の「異世界ワールド」に対する拒否感が今になってどかっと自分に覆いかぶさってきていると感じるのだ。
web小説の中世ヨーロッパ風の世界観は、奴隷がいて領主がいて、身分制度がバリバリあって。
主人公が異世界転生したその身分制度のある世界で、戦うためのステータスという階級もある世界を、「ユートピア」にしようと奮闘するのは、どうしても受け付けない体質になっちまっていた。
階級制度やステータスがある世界が、そんなに素敵かよ? 子どもの時は面白くてはまっていたからなぁ、否定もできないわけだが。でも、今は嫌いなのだと、目立たないけど一応公開している場所でこそっと叫んでみるの図。
経年という時の流れはこうも人を変えてしまうのか? これは発達障害と関係ないのか? 大人になったからという問題なのか? しばし混乱。
わからない。自分のことだがわからない。とにかく、子どもの時大好きだった系統が、まったく受け付けなくなったのは事実だ。
おそらく、食わず嫌いなだけで、読み始めたら面白ろすぎる作品が盛りだくさんなんだろうなと思うと、この極端な性格はやはり、経年より発達障害なのか?と、疑問が揺らぐのであるわけで。
ちなみに、食べ物にもあってだな、園児の時、たらの白子の味噌汁が大好きだったのに、ある日、たらの精巣だと知った時から食えなくなった。それは、いきなりだった。経年でないのだな。
でもたらこは好き。やっぱ一貫性がない自分が全然わからない。
いきなり頭に現れた「自分が迷子」――そんな感じだな
2020年4月が始まったね。
巷で話題になっていたし、自分が社会生活をまとも送れているとも思えなかったので、数年前、
「私は発達障害なのか?」
を確認するために精神科をたずねた。
話をうまく伝える自信がなかったところ、ネットで文章にして持っていくと、医師も患者側の自分も、不要な時間をとらないですむというのを見て、なるほど、と思った。
そんでもって、超主観的と自覚できるほど、自分に偏った自分史の箇条書きを作って提出。
しゃべるのは、嫌いでないがきちんと伝わらないから、これは正解だった。書いた文章を渡したら、ふむふむと読んで、あと質疑応答が少し。あと何かあったかな? ま、最終的に
「私は、巷でいう発達障害にあたりますか?」
と尋ねたら
「傾向はあるけれど、それだけですね。グレーゾーンですね~」
となんとも、もにょもにょする答えだ。まぁ、オンとオフ、一かゼロかでない、人間というのはアナログな存在であるから、まぁ、そういうことなんだろうなと思った。
もっと、はっきり診断できるほど偏っていたら、もう少し、早く己に疑問もったかもしれないし、今更感のある五十代で疑問持ったぐらいだから、やっぱ「傾向があると思われる」ぐらいの判断しかできないんだろうなあ。
まぁ、でも、いまいち納得できないというか、はっきり社会不適合者ならレッテル貼ってもらいたいという気持ちがあるのも事実で(←こう考えることが変なのか?)、社会との齟齬をひどく感じるようになったら、また、相談してみるかなとも思う。
という前振りが長くなってしまった。
本題はここからだ。以前にも一度書いたが、私は子供の頃、ひたすら王子様と不遇のヒロインが困難を乗り越え幸せになったというお話ばかり、読みまくっていた。
今でいうテンプレが大好きで、地元の図書館のその類の本はほぼ全て読みつくした。
その後、読書禁止令が親から出て、参考書以外の本はまったく読まなくなった。
んで、時を経て今。いやぁ、中世貴族社会風なお話を全く受け付けない体質に変わっていた。そういうのが人気あるというのに!
おそらく、子ども時代、読みつくして飽きちゃったのも一因。その後、中世ヨーロッパでの身分制度などを歴史で学ぶうちに、王子様とお姫様の童話が身分制度がベースになっていることに嫌気が指しちゃったのもある。
ところが、今の人気は「お嬢様」やら「令嬢」やら「名家の跡取り」やら「領主様」がわさわさ登場するわけで。うーーむ。そういう設定の「異世界ワールド」に対する拒否感が今になってどかっと自分に覆いかぶさってきていると感じるのだ。
web小説の中世ヨーロッパ風の世界観は、奴隷がいて領主がいて、身分制度がバリバリあって。
主人公が異世界転生したその身分制度のある世界で、戦うためのステータスという階級もある世界を、「ユートピア」にしようと奮闘するのは、どうしても受け付けない体質になっちまっていた。
階級制度やステータスがある世界が、そんなに素敵かよ? 子どもの時は面白くてはまっていたからなぁ、否定もできないわけだが。でも、今は嫌いなのだと、目立たないけど一応公開している場所でこそっと叫んでみるの図。
経年という時の流れはこうも人を変えてしまうのか? これは発達障害と関係ないのか? 大人になったからという問題なのか? しばし混乱。
わからない。自分のことだがわからない。とにかく、子どもの時大好きだった系統が、まったく受け付けなくなったのは事実だ。
おそらく、食わず嫌いなだけで、読み始めたら面白ろすぎる作品が盛りだくさんなんだろうなと思うと、この極端な性格はやはり、経年より発達障害なのか?と、疑問が揺らぐのであるわけで。
ちなみに、食べ物にもあってだな、園児の時、たらの白子の味噌汁が大好きだったのに、ある日、たらの精巣だと知った時から食えなくなった。それは、いきなりだった。経年でないのだな。
でもたらこは好き。やっぱ一貫性がない自分が全然わからない。
いきなり頭に現れた「自分が迷子」――そんな感じだな
2020年4月が始まったね。
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