スターズ

マッシュルームきのこ

文字の大きさ
上 下
7 / 10

利矢と夢とゲームの場合

しおりを挟む
「リリー!早くしないと売り切れるよ!」「えっ…何が?」「ルモンドのゲーム今日発売でしょ?」「そうだっけ?」「もう忘れないでよ!」「そうだよ!」「あはは…利矢もたまには忘れることだってあるんだし!」「ちょっとみんなして失礼だな…えっ?おーい!加代!まゆゆ!紀保奈!絵麻!うっ…何この光!?うわぁ~!」ドサッ!「イテテ…ここどこ?」「君はこの世界の住人じゃないようだね…」「誰!?」「僕はリアルこっちは…」「リンクっす!」「利矢って言います…あだ名はリリーです!ここはどこなんですか?何であなた方はここにいるんですか?」「僕たちも知らない間にここにいたんだ…この紙1枚だけが頼りなんだ!」「その紙に何か書いてあるんですか?」「ザ・ルモンド・ハッカーって書いてあるだけ…」「ザ・ルモンド・ハッカー?何それ?」ゴォォォ…『ようこそ近未来都市へここでは世界各国のコンピューターはネットワークを世界に広げリアル、メイク様々な情報が社会に繁栄している。愛と青春とハッキングと戦うのです』プッツン…「えー!いやいきなり過ぎて意味分からない!分かります?」「うーん何だったスカね?リアルさん分かります?」「えっと…あっ!思い出した!リンクに探してもらったルモンドの新曲をダウンロードしようとしたら変な光でここに飛ばされたんだよ!」「そうっね!」(この人達何とも言えない…)「とりあえず!ここから出ましょう!」「リリー!そうだね!リンク行こう!」「はいっす!」カタカタ…「最初はここか…」「うわぁ…パソコンのロック解除しないといけないんだ!ロックの解除方法は…乃々さんのメッセージがあるらしいっす!」「じゃあ…それ開いて!」カタカタ…ピッ!「ようこそルモンド・ハッカーへ」「乃々さん!?」「ホログラムで登場してくるなんて…」「そうこんな技術を持っているのは本物のサイトだけだよ!」「凄いな…大物のやることは違うな~!」「つまりこのサイトの中心部分までハッキングして防衛機能を麻痺させれば脱出出来る可能性がある!」「つまり元の世界に戻れる…」「他にも面白いシステムを発見したんだよね!私に質問はないかな?」「質問…」「あの…どうやったら元の世界に戻れますか?」「えっと…とりあえず今言ったことを打ち込んで!」「はいっす!どうやったら元の世界に戻れますか…と!」ピッ!「元の世界に戻るには…ダメっす!」「じゃあ好きな男性のタイプはどんな人ですか?」ピッ!「明るくて守ってくれる人…」(普段見れない乃々さんの赤面は一味違うな!)「よし!今のうち!パスワードを教えて下さい!」ピッ!「そんなの言えるかボケ!」「ボケ!?ボケって言うんだ…」「えっと…聞き方が悪かった!もしよろしければ最後のパスワードを教えていただけますか?」ピッ!「いや競馬にしても同じだと思うんだけど…そんなに聞きたい?」「おー!」「ほら!やっぱりこうでなくっちゃ!ものすごく知りたいです!」ピッ!「じゃあ今から私が言う問題に正解できたら教えてあげる!問題!私のマスコットキャラクターの名前は何?」「えっ…マスコット?」「マスコット何かいましたっけ?」「マスコット…リーダー乃々のマスコットの名前?えっと…バルル!」「よく分かったね…正解はバルル!約束通り脱出する方法…は分からないから次に行ったら分かるかも!そこにもパスワードがあってパスワードはバルル!じゃあ…」プツーン「よし!早速バルルって…」「バルル…っと!出来ました!」「よし次にいける!」「リアルさん…あずずウィルスがスティックを持ってフォルダを殴ってます!」「あずずウィルス…」「ドラムの梓さん?何でいるんですか?」「このルモンドを守る万人なんっす!」「えー!」第1の問題にクリアした利矢たち3人果たして次は何が起こるのか?そして利矢は脱出出来るのか?
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

よくある婚約破棄なので

おのまとぺ
恋愛
ディアモンテ公爵家の令嬢ララが婚約を破棄された。 その噂は風に乗ってすぐにルーベ王国中に広がった。なんといっても相手は美男子と名高いフィルガルド王子。若い二人の結婚の日を国民は今か今かと夢見ていたのだ。 言葉数の少ない公爵令嬢が友人からの慰めに対して放った一言は、社交界に小さな波紋を呼ぶ。「災難だったわね」と声を掛けたアネット嬢にララが返した言葉は短かった。 「よくある婚約破棄なので」 ・すれ違う二人をめぐる短い話 ・前編は各自の証言になります ・後編は◆→ララ、◇→フィルガルド ・全25話完結

クラッシャー令嬢! 今日も近くで婚約破棄! 新たに生まれた真実とは?

甘い秋空
恋愛
私のスキルは「クラッシャー」ですか? また、近くで婚約破棄が! 私が原因なの? ついには王子までも! 侯爵の陰謀から明らかになった真実とは?

今さら、私に構わないでください

ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。 彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。 愛し合う二人の前では私は悪役。 幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。 しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……? タイトル変更しました。

どうせ結末は変わらないのだと開き直ってみましたら

風見ゆうみ
恋愛
「もう、無理です!」 伯爵令嬢である私、アンナ・ディストリーは屋根裏部屋で叫びました。 男の子がほしかったのに生まれたのが私だったという理由で家族から嫌われていた私は、密かに好きな人だった伯爵令息であるエイン様の元に嫁いだその日に、エイン様と実の姉のミルーナに殺されてしまいます。 それからはなぜか、殺されては子どもの頃に巻き戻るを繰り返し、今回で11回目の人生です。 何をやっても同じ結末なら抗うことはやめて、開き直って生きていきましょう。 そう考えた私は、姉の機嫌を損ねないように目立たずに生きていくことをやめ、学園生活を楽しむことに。 学期末のテストで1位になったことで、姉の怒りを買ってしまい、なんと婚約を解消させられることに! これで死なずにすむのでは!? ウキウキしていた私の前に元婚約者のエイン様が現れ―― あなたへの愛情なんてとっくに消え去っているんですが?

婚約破棄? そもそも君は一体誰だ?

歩芽川ゆい
恋愛
「グラングスト公爵家のフェルメッツァ嬢、あなたとモルビド王子の婚約は、破棄されます!」  コンエネルジーア王国の、王城で主催のデビュタント前の令息・令嬢を集めた舞踏会。  プレデビュタント的な意味合いも持つこの舞踏会には、それぞれの両親も壁際に集まって、子供たちを見守りながら社交をしていた。そんな中で、いきなり会場のど真ん中で大きな女性の声が響き渡った。  思わず会場はシンと静まるし、生演奏を奏でていた弦楽隊も、演奏を続けていいものか迷って極小な音量での演奏になってしまった。  声の主をと見れば、ひとりの令嬢が、モルビド王子と呼ばれた令息と腕を組んで、令嬢にあるまじきことに、向かいの令嬢に指を突き付けて、口を大きく逆三角形に笑みを浮かべていた。

色々な愛の形、色々な恋の形

下菊みこと
恋愛
色々な愛の形、色々な恋の形。 短編集です。 家族愛から恋愛、友愛まで幅広く書けたらいいなと思います。 小説家になろう様でも掲載しています。

いらないと言ったのはあなたの方なのに

水谷繭
恋愛
精霊師の名門に生まれたにも関わらず、精霊を操ることが出来ずに冷遇されていたセラフィーナ。 セラフィーナは、生家から救い出して王宮に連れてきてくれた婚約者のエリオット王子に深く感謝していた。 エリオットに尽くすセラフィーナだが、関係は歪つなままで、セラよりも能力の高いアメリアが現れると完全に捨て置かれるようになる。 ある日、エリオットにお前がいるせいでアメリアと婚約できないと言われたセラは、二人のために自分は死んだことにして隣国へ逃げようと思いつく。 しかし、セラがいなくなればいいと言っていたはずのエリオットは、実際にセラが消えると血相を変えて探しに来て……。 ◆表紙画像はGirly drop様からお借りしました🍬 ◇いいね、エールありがとうございます!

前世で処刑された聖女、今は黒薬師と呼ばれています

矢野りと
恋愛
旧題:前世で処刑された聖女はひっそりと生きていくと決めました〜今世では黒き薬師と呼ばれています〜 ――『偽聖女を処刑しろっ!』 民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。 何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。 人々の歓声に包まれながら私は処刑された。 そして、私は前世の記憶を持ったまま、親の顔も知らない孤児として生まれ変わった。周囲から見れば恵まれているとは言い難いその境遇に私はほっとした。大切なものを持つことがなによりも怖かったから。 ――持たなければ、失うこともない。 だから森の奥深くでひっそりと暮らしていたのに、ある日二人の騎士が訪ねてきて……。 『黒き薬師と呼ばれている薬師はあなたでしょうか?』 基本はほのぼのですが、シリアスと切なさありのお話です。 ※この作品の設定は架空のものです。 ※一話目だけ残酷な描写がありますので苦手な方はご自衛くださいませ。 ※感想欄のネタバレ配慮はありません(._.)

処理中です...