上 下
1 / 8
1.三日月の夜に

好きの気持ち

しおりを挟む
  泣きたいならいいよ
  僕が隣にいてあげる
  ここにきてよ いつでも
  ねぇ ひとりぼっちしないでよ 

 んっ? と気づくと歌声が聞こえてきた。BGM……ではないようだ。心地いいメロディーで、柔らかいマシュマロに包み込まれている感覚がする。そのままうとうとと寝落ちてしまいそうだった。
 ……いや、確実に寝落ちていた。
「お客さま、お客さま、閉店のお時間です」
「えっ? ここは?」
 完全に寝ぼけていた。今の今まで、小さな子どもと一緒にいた。違くて、小さな子どもと一緒にいた夢を見ていた気がする。
 ……。
 女の店員が、どうしようと困惑した表情をしていた。
「あの……閉店です」
 周りを見回した。……カフェだ。初めて来たカフェだった。何していたのか思い出してみる。……練乳ほうじ茶ラテを飲んでいて、ゲッ! 飲みきっていない。申し訳ないと思ったけれど、このおいしさを残したくなかった。なので、何気なく飲み干させていただきました。で、何を……歌、歌が聞こえてきたんだ。
「あっ、閉店ですよね? あのっていうか、このカフェって誰か歌ったり、してるんですか?」
「えっ? ……あー、ステージですか? 今日はやってないんですよね? 今度は確か、来週の金曜日に」
 店の奥を指差して、楽しそうな笑顔を見せた。
「はっ?」
 見ると、一段高くなったステージにドラムや音響セットがあった。
「今度は無料のライブなんでよかったら来てください」
「えっ? はっはー、そーですね」
 なんだかよくわからなかったけれど、ライブは好きだから来てみてもいいかなって思った。
「ありがとうございました」
 話が通じ合ったと思っているのか、笑顔で手を振っていた。一応、女の子が手を振っているんだから、振り返さなきゃいけないよな? と思い、手を振った。
 何だったんだろう? あの歌。耳に残っている。駅までの道のり、口ずさんでみた。
 風が吹くと、思わず二の腕を摩ってしまう。夜はまだ昼間のような、ほんわかとした春の陽気は感じられない。クシュンッ、くしゃみが出る。残りわずかな冬を感じてか、春と共に来る花粉なのか、紛らわしくてどうしようもない。今日は服装が少し薄手だったのもあり、明日はもう少し厚手のものを着ようと思った。
 
 泣きたいならいいよ、タラララ……

 不思議とその夜は気分がよかった。一昨日、友達と喧嘩をして少し落ち込んでいたから、本当に癒された。
「ただいま」
 いつも、玄関の電気はつけっぱなしになっている、遅い時間に俺が帰ってくると思っているから。戸締まりをチェックして電気を消す。
「あら、おかえり。今日は早いのね」
 部屋に行こうとしたら母親がリビングから出てきた。
「そう? 少しくらい」
「トイレ行く?」
「行かないから大丈夫だよ」
「じゃあ、失礼するね」
「うん」
 ドアノブに手をかけて何か気づいたようにこちらを向き直した。
「あっ、ごはん食べてないでしょ?」
「うん」
「じゃあ、手洗ったら座って待ってて、作ってあげるから」
「ありがと」
 母の料理はめちゃくちゃうまい。こんなこと言ったらマザコンなんて言われそうだけれど、事実だから仕方がない。そういえば最近、母の料理を口にしていなかった。バイト先で余ったものやら食べたり、飲みに行ったり、オールしたり、ほとんど家にいない。
 決して家が嫌いなわけではない。むしろ、大好きだ。ただ、遊びたい盛りの友達がいるっていうだけ。誰だって遊ぼって言われたら……言う人にもよるかもしれないけれど、いいよ~って言ってしまうと思う。それだけのこと。
「いただきます」
 どれから手をつけようか迷ってしまう。唐揚げと野菜サラダ、カボチャサラダ、チャンプル、海苔の味噌汁。唐揚げはマヨネーズ、味噌マヨ、唐辛子チーズマヨ、柚子胡椒マヨ、マヨネーズ好きの俺のことをわかってくれたソースが用意されている。さすがは母親だ。
 久しぶりのTHE晩ご飯という感じのメニューだ。
 黙々と食べていると何やら視線を感じる。
「んっ? 何?」
「えっ? 何でもないよ。翔がごはん食べてるの久しぶりだなって」
「そーだった?」
 そうだった。わかっているけれど、誤魔化すようにとぼけてみた。
 子どもの成長は早いものだ。なんてこと知った風に言ってしまう時点で、まだまだガキだな思う。去年まで高校生で、ヤンチャなわけでもく、ごく普通に部活をやって勉強をして、行儀よく遊んでいた。
 大学へは行かなかった。やりたいことがあるわけでもないし、わざわざ大学に行ってまで勉強する意味がわからなかったから。もし、行きたくなれば行けるチャンスはいくらでもある。今はやりたいことを見つけたい。だからいろんなことを吸収する意味でも、夜遊びもする。……まあ、ただ楽しいからという事実は拭きれないかもしれない。
「ごちそうさまでした」
「今日は洗っとくからいいよ」
「えっ? いいよ。洗うよ」
「たまになんだから、これくらい。どうせ、寝不足なんでしょ? 部屋でゆっくりしなよ」
「ありがと。じゃあ、おやすみ」
 久しぶりにごはんを食べただけなのに気前がいい。きな臭い……いや、考えすぎか? 母親に対していらん疑いを持つなんて無駄な気がした。さっさと風呂に入って寝たはほうがよさそうだ。

 ……眠れない。最近にしては滅多になかったこの時間の就寝、なのに、目が冴えている。どういうこと? ……思い出した、寝ちゃってた。あのカフェで寝ていた、そういえば。心地よすぎて2時間くらいだろうか、安眠していた。
 何となく動画サイトを見てみた。偶然だろうか、それとも、仕組まれたのか……まあ、後者はない。それでも、こんな偶然ってあるのかと思ってしまう。
 あの歌を歌っていた。名前は"歌い手深月"声は違うけれど、心地いい声でーー。
 目が覚めると、気持ちいい朝……ではあるけれど、瞼を透けて染みるほどの日差しと、起き上がり背中に張り付くTシャツ、身体中から暑さが込み上げてくる。ベッドから降りて背伸びをした。全身の力が一気に抜け落ちてしまいそうだ。
 ドア上の時計に目がいく。12時を過ぎていた。そりゃあ、暑い。日当たりのいいこの部屋は、春になると夏のように暑くなる。3月半ばを過ぎれば、必然的にそうなってしまう。
 寝落ちたせいで充電をしてなかったので、スマホを充電器の上に置いた。通知センターにメッセージが見えた。
 
 {今日花見なのはわかってるよな?
 {つーかごめん この前は言い過ぎた

 田口慎太郎からメッセージが届いていた。3日前ケンカをした相手だ。高校からの付き合いで、長谷川優弥と共にいつメンだ。というか、何でも話せる親友だと思っている。
 ケンカの原因は俺か? ……少し、優柔不断なところがあるから。でも、それと今回は関係あるのかよくわからない。
 1週間前くらい飲み会をした。いわゆる合コンってやつだ。特に乗り気ではなかったけれど、彼女いない歴3年、そろそろほしいと思っていた。
 いい感じになった子がいた。菜野来実、同じ年で喋りやすかった。もちろんROWは繋がった。ROWとはいわゆるトークアプリでメッセージ以外にも無料通話などさまざまな機能がある。
 慎太郎に菜野ちゃんにROWしてるか? と聞かれたから、してないって答えた。だって本当にしてなかったから。嘘でも言えばよかったのかなと今でも思えてくる。まさか、そのせいでケンカになるなんて思ってもなかったから。
 わかってはいる、俺のことを心配して気を遣ってくれていることは。でも、自分からわざわざメッセージを送ったり、時間を割いてまで、女の子を楽しませるような通話をするのが面倒だった。
 矛盾しているとも思う。彼女がほしいならそれなりにアクション起こしたり、少しくらい相手との時間を作らなきゃいけないのに、まるでやろうとしていない。慎太郎が言うには、来実ちゃんは確実に俺のことを気にかけてた、絶対に落とせると。それは嬉しいし、もし、そうなれば願ったり叶ったりだ。けれど、今ひとつ乗り切れない。可愛いし、話も合うし、申し分ない。それなのに、自分でもどうしてなのか、積極的になれない。
 恋もしたい、エッチもしたい……やっぱり単なるわがままなんだろうか? とりあえず、花見には来実ちゃんも来るみたいだし、今度は付き合えるくらいに、もっとやる気スイッチをオンにしなくちゃ。


「よっ」
「よっ」
 ……。
「よっ友か! 翔ちゃんも慎ちゃんも仲直りしたんじゃないの?」
「えっ? したよ」
「あー、したよ」
 優弥が目を三角にして俺たちを交互に見た。どことなくよそよそしくしているのは、何と言うか……照れ臭いとでも言えばいいのかふたりとも意地っ張りなんです、としか言えない。
「もう、わかった。ふたりとも手を前に出して、向き合って。はい!」
 手を掴まれ、引っ張られ、むりやり握手をさせられた。
「よしっ! これで仲直りだ」
 優弥が満面の笑みで俺たちを交互に見た。
「なに?」
「なんだよ?」
「仲直りでしょ⁉︎」
 慎太郎と目が合い、ふたりともパチクリと瞬きをした。
「優弥、何のこと?」
 全く身に覚えがないかのように、とぼけてみた。
「優弥ちゃん……! 何言ってんのかな?」
 慎太郎も同様だ。けれど、それだけじゃ終わらない。凄みの効いた声で、獲物を狙う虎のような眼差しで、まるでか弱いリスでも狙うように睨みつけた。その場から逃げようとした優弥を、すかさずスリーパーホールドのようにして手繰り寄せた。
「わっ! 何で俺が? ただ仲直りさせようっていう優しさだよ~」
「わかってるよ、優弥ちゃん。ありがとな!」
 そう言うと、被っていたニット帽を取り上げ、髪が乱れるように、いーこいーこと撫でた。
「おわた。今日もうおわたわ」
 慎太郎から逃れた優弥が、ボサボサになった髪を触りぼやきだした。
「何言ってんの? 今日はこれからだよ?」
「そーだよ! 何言ってんだよ」
「はっ? だってこんな髪型じゃ、ニット被ってもダサいだけだし」
 口を尖らせて、子どもが駄々を捏ねるかのように足踏みをした。
「お前はそれでも誰よりもかっこいいよ。なあ?」
「そうそう、優弥みたいなカワメンに迫られたら、女だったらすぐ落ちちゃうし。……そーだよね?」
「そーだよ!」
「マジ?」
「なによりもマジ」
「だな? 何よりも何よりも」
 優弥は肩の力が抜けるようにふーっと息を吐いた。
「なら、いいかな? 今日は1時間かかって髪型キメてきたのに、それが無駄になるとこだった」
 …………。
「どーしたの?」
「いや、何でもない」
 言わない。決して言わない。1時間もかけた髪型なのに、ニット被ったら意味ないじゃん。そんなこと口が滑っても言えない。
 俺たちはおしゃれは好きだし、それなりに気を遣っていると思う。でも、それよりもはるかにこだわりがあるのが優弥だ。高級なブランド志向ではなく、自分なりのイメージがあって、個性的でもあり、ナチュラルでもあり、ファッションのIQがあるならきっと130はあると言っても過言ではない。それに、ファッションの専門学校に通っていて、将来はファッションに関わる仕事がしたいとか。この年で明確に自分の夢、目標があるのが本当に羨ましい。
 俺は今やりたいことを見つけたいと、体裁のいいことを言っているけれど、今のところ特にない。いや……ないわけではないけれど、ただ、今の自分に言う資格がない気がして、口にすることができない。
 3人でおふざけをしながらいると、女3人がやってきた。この前、合コンをしたときに気の合った子をそれぞれ呼んでいた。
 早速花見開始だ。それぞれ持ってきた酒とおつまみなど出し合い、乾杯をした。
「手作りだけど……口に合えばいいけど」
 そう言ったのは菜野来実だった。
「菜野さん、あざと女子だ~」
 手を叩きながら、悪意は無さそうに言ったのは、弓原莉里。慎太郎が気になっている子だ。
「えっ、そんなこと」
「照れてるとこかわいいー!」
 ぎゅーっと両手で抱きしめた。女同士だから許されるけれど、俺がやっていたら変態呼ばわりされるだろうなと、内心思ってしまった。
「莉里ちゃん、俺も~」
 と、慎太郎は手を大の字に伸ばした。都合よくそんなこと言ったところで、相手にされるわけがないと誰もが思ったはず。
 …………。
 カップル誕生じゃん!
 意外にも弓原さんは手を広げた慎太郎の胸に飛び込み、ふたりは勢いで後ろにたおれた。
「責任取れよ、しんたろう。あたしはあんたのことが好きみたいだ」
「もちろんです!」
 こいつらだけ、別の空間にいるんだろうかと、思えてくる。見られているとわかっているのかいないのか、まるでベッドの上でイチャつくように、大人の情事を始めそうな勢いだった。
 咳払いをした。……もう一度した。
「あっ、いや、その、なんつーか」
「ごめんでーす。実は何回か遊んでてさ、いい感じなんだよね。ねっ?」
「まあ、そーゆーことだな?」
 だからか!
 だから、慎太郎は俺の行動のなさにイライラしていたってことか。同じ合コンに行ったのに、一方はかなり距離を縮めて、もう一方は、手すら握ってない、というか、ほぼ連絡もしていない。彼女ほしいなら、お前もちゃんと行動しろよ、ってことはわかっているけれど、なかなかバイトと遊びの間に入れ込むのが難しかった。でも、慎太郎ができていて、俺ができないはずがない。
 好きの気持ちって何なんだろ?
 いや、わかる。相手のことを好きになる、恋をするって。ただ、どの時点でそんな気持ちになるのかな? 好きは好きだけれど、恋しくて……無性に会いたい。抱きしめたい。そんな大袈裟なこと、今まであった覚えがない。
 もしかしたら運命の人、そんな人がいたとしたら、もっと好きだとか、恋しいだとか思うことができるのかもしれない。

 菜野さん、かわいいし、料理もうまいし、性格も良さそうだし、運命の人かはわからないけれど、もう少し頑張ってみようかな?
「2次会はカラオケオール行くぞー」
 いい感じに酔いが回っているのか、ハイテンションで慎太郎が叫んでいた。
「菜野さんも行く?」
「うーん、行こうかな?」
「よかった。荷物持つよ。酔ってて足が滑ったら危ないし」
「ありがと」
 猫のようにまん丸な目が、笑うとくしゃっと垂れ目になった。
 可愛い。脈拍が少し早くなったように感じた。また肌寒い夜に、火が灯ったように暖かくなったようだった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

婚約者の浮気相手が子を授かったので

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ファンヌはリヴァス王国王太子クラウスの婚約者である。 ある日、クラウスが想いを寄せている女性――アデラが子を授かったと言う。 アデラと一緒になりたいクラウスは、ファンヌに婚約解消を迫る。 ファンヌはそれを受け入れ、さっさと手続きを済ませてしまった。 自由になった彼女は学校へと戻り、大好きな薬草や茶葉の『研究』に没頭する予定だった。 しかし、師であるエルランドが学校を辞めて自国へ戻ると言い出す。 彼は自然豊かな国ベロテニア王国の出身であった。 ベロテニア王国は、薬草や茶葉の生育に力を入れているし、何よりも獣人の血を引く者も数多くいるという魅力的な国である。 まだまだエルランドと共に茶葉や薬草の『研究』を続けたいファンヌは、エルランドと共にベロテニア王国へと向かうのだが――。 ※表紙イラストはタイトルから「お絵描きばりぐっどくん」に作成してもらいました。 ※完結しました

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

結婚して四年、夫は私を裏切った。

杉本凪咲
恋愛
パーティー会場を静かに去った夫。 後をつけてみると、彼は見知らぬ女性と不倫をしていた。

姉らぶるっ!!

藍染惣右介兵衛
青春
 俺には二人の容姿端麗な姉がいる。 自慢そうに聞こえただろうか?  それは少しばかり誤解だ。 この二人の姉、どちらも重大な欠陥があるのだ…… 次女の青山花穂は高校二年で生徒会長。 外見上はすべて完璧に見える花穂姉ちゃん…… 「花穂姉ちゃん! 下着でウロウロするのやめろよなっ!」 「んじゃ、裸ならいいってことねっ!」 ▼物語概要 【恋愛感情欠落、解離性健忘というトラウマを抱えながら、姉やヒロインに囲まれて成長していく話です】 47万字以上の大長編になります。(2020年11月現在) 【※不健全ラブコメの注意事項】  この作品は通常のラブコメより下品下劣この上なく、ドン引き、ドシモ、変態、マニアック、陰謀と陰毛渦巻くご都合主義のオンパレードです。  それをウリにして、ギャグなどをミックスした作品です。一話(1部分)1800~3000字と短く、四コマ漫画感覚で手軽に読めます。  全編47万字前後となります。読みごたえも初期より増し、ガッツリ読みたい方にもお勧めです。  また、執筆・原作・草案者が男性と女性両方なので、主人公が男にもかかわらず、男性目線からややずれている部分があります。 【元々、小説家になろうで連載していたものを大幅改訂して連載します】 【なろう版から一部、ストーリー展開と主要キャラの名前が変更になりました】 【2017年4月、本幕が完結しました】 序幕・本幕であらかたの謎が解け、メインヒロインが確定します。 【2018年1月、真幕を開始しました】 ここから読み始めると盛大なネタバレになります(汗)

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれた女子高生たちが小さな公園のトイレをみんなで使う話

赤髪命
大衆娯楽
少し田舎の土地にある女子校、華水黄杏女学園の1年生のあるクラスの乗ったバスが校外学習の帰りに渋滞に巻き込まれてしまい、急遽トイレ休憩のために立ち寄った小さな公園のトイレでクラスの女子がトイレを済ませる話です(分かりにくくてすみません。詳しくは本文を読んで下さい)

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

処理中です...