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由里子先生と再会する
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五月三日、ゴールデンウィーク初日。
その日は午後から美咲と由香里、瑠美香姉妹が遊びに来る予定だけど、午前中は愛菜と凜花が揃って撮影に出かける。子供服のモデルになると聞いた。お母さんは付き添い。
久しぶりに一人きりになったぼくはマンションを出て、お昼ご飯を買いに行く。交差点で立ち止まって、ふと弥生町に視線を移す。ぼくは方南通りを上って、由里子先生のマンションへ向かう。
あの日、卒業式に出られなかった先生は学校を辞めてしまって、その後どうしているのか誰も教えてくれない。中学校の先生は小学校の先生のことを全然知らない。アリスに殺されたならニュースになるだろうし、失踪したという噂も聞かない。
東棟の五階に上がる。先生の部屋には最初から表札に名前がない。もう違う人が住んでいるかもしれない。ダメ元で呼び鈴を鳴らす。反応が無い。
諦めて帰ろうとしたとき、ぼくの背後で玄関ドアが開く。
「雅巳くん?」
振り返ると由里子先生が覗き込んでいた。ぼくは駆け寄って先生に抱きつく。
* * *
由里子先生が紅茶を淹れてくれる。
先生の部屋は段ボールが積まれていて、すっかり何もなくなっていた。ベッドも解体されて、荷造りロープで固定されている。
「散らかっててごめんね。何か食べる?」
「先生、引っ越すの?」
「うん。先生、色々あって、しばらくここに戻れなかったの。今日は荷物整理のために帰ってきてて、雅巳くんが来てびっくりした。まさか、毎日来てた?」
「ううん、偶然です。卒業式の日に来たけど、先生いなくて……」
由里子先生はぼくの隣に座る。寄り添う。ぼくと手を重ねる。
「急にいなくなって……ごめんね」
「先生、どうして学校辞めちゃったの?」
先生は向かいの何も無い壁をみつめる。救急車のサイレンが走り去る。
「あたし、雅巳くんと……生徒と肉体関係になったことが、学校に発覚しちゃったの」
「えっ」
「もしかすると、ずっと前から知られていたのかも。紺野理事長に呼ばれて、卒業式に出られないって言われちゃって」
「ボクのせいだね……」
「雅巳くんのせいじゃないよ」
「他の学校に行くの?」
「ううん。もう先生は辞めるの。理事長から公にしないから、教師は辞めなさいって言われたし、もし公になったら先生捕まっちゃって、子供相手のお仕事には就けなくなるの」
ぼくは重ねられた先生の手をぎゅっと掴む。
「先生、どこに引っ越すの?」
「実家に戻るんだよ」
「先生の実家ってどこだっけ?」
「埼玉だよ、山奥」
「ボク、先生の実家に遊びに行っても良い?」
「うーん、どうかな……。あたしは雅巳くんと会いたいけど、難しいかも……」
「どうして?」
由里子先生は握ったぼくの手を持ち上げて、指にキスをする。上目遣いでぼくを見つめる。恥ずかしそうな表情をする。
「あたしね、雅巳くんの……子供ができちゃったから」
独り言のように呟いて、由里子先生はお腹を撫でる。
明日香が妊娠したときはあれほど狼狽えたのに、今のぼくは先生のその言葉を予想していたし、期待していたし、それを聞いて胸がいっぱいになる。
「今、何週目ですか?」
「十四週目だよ」
「じゃあ、あのとき……」
一月下旬にぼくは先生の車で学園が借りている倉庫に連れて行かれて、先生に逆レイプされた。お昼から夕方まで倉庫のソファの上で九回生出しして、自宅マンションの駐車場に駐めた先生の車の中で十回目を求めた。あのとき、ぼくは先生に受精させた。
「卒業式の直前に病院でエコーしてもらって、赤ちゃんいることがわかったから、どのみち学校は辞めなきゃいけなかったの」
「これからどうするんですか?」
「実家に帰って、産まれるまでは家の手伝いをするよ。その後のことはわからないけど……」
「ボク、働きます」
「あはは、嬉しいけど、雅巳くんはまだ中学生でしょ。今まで通り学校に通って」
「箭旻の子は支援金が貰えるのに」
「先生も貰えるよ。理事長は何も言ってなかったけど、学校から申請書が送られてきたから……もしかすると、アリスが気を利かせてくれたのかもね。だから心配しないで」
「子供が産まれたら、会えますか?」
「もちろんだよ。雅巳くんに一番に会って欲しい」
「ボク、先生との約束忘れてないよ。高校卒業したらプロポーズする」
「ありがとう、先生、待ってるからね」
ぼくたちはキスをする。今までと違って、柔らかく包み込むような愛情に充ちたキス。まるで初めてキスをしたみたいに頭がじんじんして幸福に包まれる。長い長いキスの後、唇をこすり合わせながら由里子先生が囁く。
「しばらく会えなくなるから、一回だけ……しよ」
一回だけの約束だったのに、ぼくは由里子先生とお昼まで七回もセックスして、床が汚れるのも構わず、くるったように愛し合った。
帰りに由里子先生とIMCを交換する。ぼくと由里子先生は教師と教え子の関係じゃなくなったのだから、IMCで個人的につながっても誰にも咎められない。
玄関先で別れるとき、キスをしながら先生のお腹を撫でる。元気な子を産んでください、と囁いた。
自宅に戻ると、まだ凜花も愛菜も帰っていなくて、ぼくはタブレットのアリスを起動する。魔女の白いフードを被った美しい少女がふわりと現れる。
「アリス、全部アリスの思い通りだね」
「学習支援計画は順調に進捗しています」
「ボクは無事に中学を卒業できる?」
「卒業は保証されます」
「高校生になったら、アリスとはお別れ?」
「そうはなりません。雅巳くんは恵比寿高校への入学が内定しています。支援は継続されますのでご安心ください」
「恵比寿学園は女子校でしょ?」
「三年以内に箭旻と統合されます。小中高一貫校となります」
「それはアリスの計画……」
「より多くの交配を合理化するため、正式に恵比寿学園との統合が計画されました。お褒めにあずかり光栄です。現校舎を改修する新校舎計画には、性行為のための特設ルームが設置され、最大三十五人の女子生徒との同時性交が可能です。これらの改修が完了するまで、ご不便をおかけしますが、託児室をご利用ください。避妊具、避妊薬のご使用はお控えください」
玄関が開いて、愛菜と凜花、お母さんが帰って来る。帰って来るなりお母さんは玄関から上がることなく「お母さん、今夜は外泊だから、宅配注文してね」と言ってすぐに出かけていく。連休は紺野理事長のところへ行くのか、それとも他の彼氏のところへ行くのか知らないけれど、お母さんは外泊予定をカレンダーに書き込むからぼくも予定が立てやすい。
愛菜と凜花は自室で服を脱いで、全裸になってぼくの部屋に入る。ぼくも服を脱いでマットレスに仰向けになる。二人が寄り添って、上目遣いで乳首を舐める。
「お兄ちゃん、憶えてる? 去年のゴールデンウィークにあたしとエッチしてるところ、凜花に見られてさあ」
愛菜が嬉しそうに言う。そういえばそんなことがあった。あのときはもう終わりだとおもって絶望していた。凜花がおちんちんを舐めながら言う。
「あたしさ、正直……愛菜に先を越されたって思って、それですごいショック受けたの。初めてお兄ちゃんの部屋で三人で寝たときからずっとエッチしたかったのに。はむ、んふ、ちゅごっ、ちゅごっ、ちゅごっ」
「あのとき、ボク、凜花と愛菜を間違えたんだよね」
「じゅるるっ、アハハッ、憶えてる。あたしお兄ちゃんに抱きつかれて、濡れちゃったんだよ。すっごいドキドキしてた」
「勘違いしたまま、おちんぽ挿れちゃえばよかったかな」
「きっと、ちゅるんって入っちゃったとおもうよ、ウフフ……はむ、ちゅるごっ、ちゅるごっ、ちゅるごっ」
凜花がぼくのおちんちんを根元まで飲み込んで、喉でマッサージする。玄関のチャイムが鳴る。愛菜が全裸のまま玄関を開ける。美咲と由香里、瑠美香が訪れる。
ぼくの部屋に入って、三人とも服を脱ぐ。全裸になる。凜花がぼくを跨いで、おちんちんを膣に沈める。由香里と瑠美香がぼくの胸を舐める。美咲と愛菜がぼくの頭ごしにキスをする。眼の前で妹と美咲がくちゃくちゃ舌を絡める姿を鑑賞する。唇を離した美咲が言う。
「エントランスで雅巳くんのお母さんに会ったよ。ご挨拶したよ」
「なんか言ってた?」
「いつもありがとうね、仲良くしてねって……んふふ、雅巳くんのおかーさん、あたしたちが雅巳くんとしてること、絶対知ってるよね」
美咲がさも可笑しそうに含み笑いする。
ぼくの部屋のドアには鍵がかからないけれど、お母さんは決して中を覗いたりしない。託児室を覗き込む子はいないし、ぼくたちの合宿を調べる教師もいない。妊娠した女子の相手が誰かについて追求する人は誰もいない。ぼくがいくら快楽を享受しても、代償を求められない。アリスの生徒大量生産計画のために、この不条理な箱庭が作られた。それを毀そうとする者は、この箱庭から排除されるだろう。
ドア一枚、カーテン一枚、薄い壁一枚を隔てて、ぼくたちは欲望の赴くまま快楽を貪る。そんなぼくたちを、タブレットの中で牛皮のソファに身を預けた裸のアリスが無限の忍耐力でじっと見守っている。
その日は午後から美咲と由香里、瑠美香姉妹が遊びに来る予定だけど、午前中は愛菜と凜花が揃って撮影に出かける。子供服のモデルになると聞いた。お母さんは付き添い。
久しぶりに一人きりになったぼくはマンションを出て、お昼ご飯を買いに行く。交差点で立ち止まって、ふと弥生町に視線を移す。ぼくは方南通りを上って、由里子先生のマンションへ向かう。
あの日、卒業式に出られなかった先生は学校を辞めてしまって、その後どうしているのか誰も教えてくれない。中学校の先生は小学校の先生のことを全然知らない。アリスに殺されたならニュースになるだろうし、失踪したという噂も聞かない。
東棟の五階に上がる。先生の部屋には最初から表札に名前がない。もう違う人が住んでいるかもしれない。ダメ元で呼び鈴を鳴らす。反応が無い。
諦めて帰ろうとしたとき、ぼくの背後で玄関ドアが開く。
「雅巳くん?」
振り返ると由里子先生が覗き込んでいた。ぼくは駆け寄って先生に抱きつく。
* * *
由里子先生が紅茶を淹れてくれる。
先生の部屋は段ボールが積まれていて、すっかり何もなくなっていた。ベッドも解体されて、荷造りロープで固定されている。
「散らかっててごめんね。何か食べる?」
「先生、引っ越すの?」
「うん。先生、色々あって、しばらくここに戻れなかったの。今日は荷物整理のために帰ってきてて、雅巳くんが来てびっくりした。まさか、毎日来てた?」
「ううん、偶然です。卒業式の日に来たけど、先生いなくて……」
由里子先生はぼくの隣に座る。寄り添う。ぼくと手を重ねる。
「急にいなくなって……ごめんね」
「先生、どうして学校辞めちゃったの?」
先生は向かいの何も無い壁をみつめる。救急車のサイレンが走り去る。
「あたし、雅巳くんと……生徒と肉体関係になったことが、学校に発覚しちゃったの」
「えっ」
「もしかすると、ずっと前から知られていたのかも。紺野理事長に呼ばれて、卒業式に出られないって言われちゃって」
「ボクのせいだね……」
「雅巳くんのせいじゃないよ」
「他の学校に行くの?」
「ううん。もう先生は辞めるの。理事長から公にしないから、教師は辞めなさいって言われたし、もし公になったら先生捕まっちゃって、子供相手のお仕事には就けなくなるの」
ぼくは重ねられた先生の手をぎゅっと掴む。
「先生、どこに引っ越すの?」
「実家に戻るんだよ」
「先生の実家ってどこだっけ?」
「埼玉だよ、山奥」
「ボク、先生の実家に遊びに行っても良い?」
「うーん、どうかな……。あたしは雅巳くんと会いたいけど、難しいかも……」
「どうして?」
由里子先生は握ったぼくの手を持ち上げて、指にキスをする。上目遣いでぼくを見つめる。恥ずかしそうな表情をする。
「あたしね、雅巳くんの……子供ができちゃったから」
独り言のように呟いて、由里子先生はお腹を撫でる。
明日香が妊娠したときはあれほど狼狽えたのに、今のぼくは先生のその言葉を予想していたし、期待していたし、それを聞いて胸がいっぱいになる。
「今、何週目ですか?」
「十四週目だよ」
「じゃあ、あのとき……」
一月下旬にぼくは先生の車で学園が借りている倉庫に連れて行かれて、先生に逆レイプされた。お昼から夕方まで倉庫のソファの上で九回生出しして、自宅マンションの駐車場に駐めた先生の車の中で十回目を求めた。あのとき、ぼくは先生に受精させた。
「卒業式の直前に病院でエコーしてもらって、赤ちゃんいることがわかったから、どのみち学校は辞めなきゃいけなかったの」
「これからどうするんですか?」
「実家に帰って、産まれるまでは家の手伝いをするよ。その後のことはわからないけど……」
「ボク、働きます」
「あはは、嬉しいけど、雅巳くんはまだ中学生でしょ。今まで通り学校に通って」
「箭旻の子は支援金が貰えるのに」
「先生も貰えるよ。理事長は何も言ってなかったけど、学校から申請書が送られてきたから……もしかすると、アリスが気を利かせてくれたのかもね。だから心配しないで」
「子供が産まれたら、会えますか?」
「もちろんだよ。雅巳くんに一番に会って欲しい」
「ボク、先生との約束忘れてないよ。高校卒業したらプロポーズする」
「ありがとう、先生、待ってるからね」
ぼくたちはキスをする。今までと違って、柔らかく包み込むような愛情に充ちたキス。まるで初めてキスをしたみたいに頭がじんじんして幸福に包まれる。長い長いキスの後、唇をこすり合わせながら由里子先生が囁く。
「しばらく会えなくなるから、一回だけ……しよ」
一回だけの約束だったのに、ぼくは由里子先生とお昼まで七回もセックスして、床が汚れるのも構わず、くるったように愛し合った。
帰りに由里子先生とIMCを交換する。ぼくと由里子先生は教師と教え子の関係じゃなくなったのだから、IMCで個人的につながっても誰にも咎められない。
玄関先で別れるとき、キスをしながら先生のお腹を撫でる。元気な子を産んでください、と囁いた。
自宅に戻ると、まだ凜花も愛菜も帰っていなくて、ぼくはタブレットのアリスを起動する。魔女の白いフードを被った美しい少女がふわりと現れる。
「アリス、全部アリスの思い通りだね」
「学習支援計画は順調に進捗しています」
「ボクは無事に中学を卒業できる?」
「卒業は保証されます」
「高校生になったら、アリスとはお別れ?」
「そうはなりません。雅巳くんは恵比寿高校への入学が内定しています。支援は継続されますのでご安心ください」
「恵比寿学園は女子校でしょ?」
「三年以内に箭旻と統合されます。小中高一貫校となります」
「それはアリスの計画……」
「より多くの交配を合理化するため、正式に恵比寿学園との統合が計画されました。お褒めにあずかり光栄です。現校舎を改修する新校舎計画には、性行為のための特設ルームが設置され、最大三十五人の女子生徒との同時性交が可能です。これらの改修が完了するまで、ご不便をおかけしますが、託児室をご利用ください。避妊具、避妊薬のご使用はお控えください」
玄関が開いて、愛菜と凜花、お母さんが帰って来る。帰って来るなりお母さんは玄関から上がることなく「お母さん、今夜は外泊だから、宅配注文してね」と言ってすぐに出かけていく。連休は紺野理事長のところへ行くのか、それとも他の彼氏のところへ行くのか知らないけれど、お母さんは外泊予定をカレンダーに書き込むからぼくも予定が立てやすい。
愛菜と凜花は自室で服を脱いで、全裸になってぼくの部屋に入る。ぼくも服を脱いでマットレスに仰向けになる。二人が寄り添って、上目遣いで乳首を舐める。
「お兄ちゃん、憶えてる? 去年のゴールデンウィークにあたしとエッチしてるところ、凜花に見られてさあ」
愛菜が嬉しそうに言う。そういえばそんなことがあった。あのときはもう終わりだとおもって絶望していた。凜花がおちんちんを舐めながら言う。
「あたしさ、正直……愛菜に先を越されたって思って、それですごいショック受けたの。初めてお兄ちゃんの部屋で三人で寝たときからずっとエッチしたかったのに。はむ、んふ、ちゅごっ、ちゅごっ、ちゅごっ」
「あのとき、ボク、凜花と愛菜を間違えたんだよね」
「じゅるるっ、アハハッ、憶えてる。あたしお兄ちゃんに抱きつかれて、濡れちゃったんだよ。すっごいドキドキしてた」
「勘違いしたまま、おちんぽ挿れちゃえばよかったかな」
「きっと、ちゅるんって入っちゃったとおもうよ、ウフフ……はむ、ちゅるごっ、ちゅるごっ、ちゅるごっ」
凜花がぼくのおちんちんを根元まで飲み込んで、喉でマッサージする。玄関のチャイムが鳴る。愛菜が全裸のまま玄関を開ける。美咲と由香里、瑠美香が訪れる。
ぼくの部屋に入って、三人とも服を脱ぐ。全裸になる。凜花がぼくを跨いで、おちんちんを膣に沈める。由香里と瑠美香がぼくの胸を舐める。美咲と愛菜がぼくの頭ごしにキスをする。眼の前で妹と美咲がくちゃくちゃ舌を絡める姿を鑑賞する。唇を離した美咲が言う。
「エントランスで雅巳くんのお母さんに会ったよ。ご挨拶したよ」
「なんか言ってた?」
「いつもありがとうね、仲良くしてねって……んふふ、雅巳くんのおかーさん、あたしたちが雅巳くんとしてること、絶対知ってるよね」
美咲がさも可笑しそうに含み笑いする。
ぼくの部屋のドアには鍵がかからないけれど、お母さんは決して中を覗いたりしない。託児室を覗き込む子はいないし、ぼくたちの合宿を調べる教師もいない。妊娠した女子の相手が誰かについて追求する人は誰もいない。ぼくがいくら快楽を享受しても、代償を求められない。アリスの生徒大量生産計画のために、この不条理な箱庭が作られた。それを毀そうとする者は、この箱庭から排除されるだろう。
ドア一枚、カーテン一枚、薄い壁一枚を隔てて、ぼくたちは欲望の赴くまま快楽を貪る。そんなぼくたちを、タブレットの中で牛皮のソファに身を預けた裸のアリスが無限の忍耐力でじっと見守っている。
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