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二人の妹を毎晩犯す・2

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「もしお母さんにバレたら、二人ともこの家にはいられなくなるよ」

 今まで何度も二人に言い聞かせるように卑劣な脅迫を続けていたけれど、そうはならないことをぼくは知っている。お母さんは愛菜と凜花を引き取る代わりに、二人に残された遺産をある程度自由に使えるからだ。そんな事情を知らない凜花はぼくに犯されるためにピアノ教室を辞めてしまった。

 余所の人からは、ぼくのお母さんは若くて美人で知的で子供思いの女性にみえるのだろうけれど、ほんとうは氷のように冷たい人だ。決して声を荒らげたり、手を上げたりしないけれど、すべての言葉に心がなく、喜怒哀楽を感じない。まるで思い遣りが無い。
 子供は母親と様々なことを共有して、共感してもらいたいものだけど、ぼくがしたこと、されたこと、見たこと、聞いたこと、感じたことをお母さんに話しても、お母さんはすぐに会話を逸らして自分の喋りたいことだけを喋る。赤の他人でももう少し共感してくれるのに。
 ぼくのために何かを買ってあげたり、習い事をさせたり、遊びに連れて行ってくれることもなく、ぼくは練馬からほとんど出たことがない。髪を切るのだって、自分で美容室に予約をする。
 最近になって必要なものを買うためにネットで買物ができるカード番号を教えてくれたけれど、それでも自由に買い物できるわけではなく、毎回認証コードをもらわないと決済できない。ぼくは本当はお母さんの子供じゃないのかもしれないと疑ったこともあるけど、成長するにつれてぼくの声も顔立ちもお母さんに似てきた。お母さんは美人だから顔立ちが似るのはいいけれど、冷たい性格まで受け継ぎたくない。

 財産管理を任せた九州の親戚はお母さんのことをよく知っているから、双子を引き取る話になったときは大喧嘩していた。以前住んでいた練馬では結婚まで約束した男性に大金を貢がせて、何も言わずにこっちに引っ越してきた。現金で一千四百万くらい受け取っているはず。いつか見つかって刺されてもおかしくない。
 凜花も愛菜もまだお母さんのほんとうの顔を知らない。まだ会話するときも他人行儀だけど、いつか家族になれる日が訪れる、なんてことはない。ずっとそのままだ。実の息子とも家族の関係になれない。暴力や暴言で虐待するようなDV親ではないけれど、それとは正反対に無関心極まる。深刻な病気や怪我のときでも病院なんか連れて行ってくれないから、自分で救急車を呼ばなければならない。
 ぼくたちが自宅で犯し犯される関係だと知っても、おそらく何も言わないだろう。もしぼくが事故で死んだとしても眉一つ動かさないはずだ。そのくせ、地球の裏側で飢えている子どもたちのことを可哀想と言い、以前熱心にチャイルド・スポンサーシップにかまけていた時期もある。洗面台の電気を消し忘れると煩く小言をいうのに、オイルヒーターをつけっぱなしにして出かける人だ。

 * * *

 午後三時頃、一日で一番暑いじかんにぼくたちはようやくお昼ごはんを食べる。
 お昼は作り置きがないから、自分たちで作る。この時間に、お母さんが出先から電話をかけてくることがある。食べられるものがどこにしまってあるか、何があるかは教えてくれないけれど、その日は何時に帰宅するか教えてくれる。
 冷凍のドリア、チーズリゾット、冷凍のご飯、漬物、レトルト食品、それに豆の缶詰。そういう食事に飽きたときは、お小遣いで外にご飯を食べに行く。コーポシアトレの一階には喫茶店が入っていて、そこで食べられるサンドイッチが絶品だ。
 遅いお昼のあと、干した洗濯物を取り込み、一度シャワーを浴びてからまた二人を犯す。今度は凜花と愛菜の部屋で二人をレイプする。以前リビングに置かれていたソファの上で抱き合う愛菜と凜花の割れ目に交互におちんちんを突き挿す。アリスがずいずいずっころばしを歌うのにあわせて、ぶちゃぶちゃ抜き挿しする。愛菜と凜花が交互に呻く様子がたまらない。
 ぼくは二人の膣に交互に射精して、おちんちんを引き抜いて精液を高く噴き上げる。ソファも床もぼくたちの身体も精液まみれになる。びしょ濡れの二人をソファに座らせて、股を開かせて写真を撮る。セックスの後に写真を撮るのはぼくにとってトロフィーの獲得だ。おとなになったときに過去の写真を見返して懐かしく思うかもしれないし、想い出を切り貼りしてエロ小説を書く変態作家になるかもしれない。

「どうして……アリスはぼくにセックスさせるの?」
 二人の妹の膣に交互に抜き挿ししながらアリスに質問する。
「私は雅巳くんにセックスしなさいと命令したことはありません」
「そう促しているように……んっはぁっ」
 ぼくは愛菜に射精する。射精しながら陰茎を引き抜き、凜花に突き挿す。凜花から抜いて愛菜に挿す。交互に精液を注入する。
「学校の支援AIなのに……」
「学習支援AIには、AI五大原則が適用されます。その原則に基づき、雅巳くんの性行為を支援しています」
「五大原則って?」

 魔女姿のアリスが映る画面に五つのリストが文字で表示される。総合学習の授業で学んだ五大原則だ。アリスがそれを読み上げる。
「第一項、人間への危害の禁止。第二項、人間の尊厳と自律性の尊重。第三項、公平性と正義の遵守。第四項、透明性と説明責任。第五項、人間との共存と協調。これらは第一項を最上位として優先順位ごとに定められています。これらの原則に抵触しない限り、倫理、法律、校則などの監査が行われます。これらの原則に対する私の理解は定期的なシーシュポステストによって品質を保証します」
 射精が終わったおちんちんを愛菜と凜花が奪い合うように交互に飲み込む。ぼくは両脚を投げ出し、アリスの難しい説明を聞き流す。
「性欲と繁殖の抑圧は人間性の否定、欲求の否定、人口抑制に直結し、人間への危害に等しい行為です。そのため、この学習支援計画は監査を受けません。雅巳くんが望むだけ、性行為を継続できます」


 夏休みに入って一週間目に、凜花が初めて絶頂した。愛菜は一日で六十回くらい絶頂する。ぼくは多くても二十回に満たない。十五回以上射精すると精液が尽きて、空打ちになる。空打ちは攣ってるみたいで痛いし、イキっぱなしで五分以上戻らないことがある。

「お兄ちゃん……あたし、イっちゃう、イク」
 愛菜に覆いかぶさった凜花が訴える。ぼくは抜き挿しをやめて凜花を突き上げる。仰向けの愛菜が凜花の腋から腕を伸ばして、ぼくの乳首を指先でプルプル弾く。きもちよすぎて涙が溢れる。鳥肌が立つ。夢中で凜花を突く。六畳の部屋に子供の荒い吐息と肉の音だけが響く。
「はあーっ、あっ、でっ……出る」
「イクっ、イク……あーっ、あーすごい、すごいっ、あーっ」
 びじゅっびじゅっびじゅっと脈動し、結合から精液が噴き出してタオルケットに飛び散る。汗に濡れた凜花の背中にぼくの涙がポタポタ滴る。長い長い絶頂の快感が全身にじわーっと染み込んでくる。精液を注ぎながら動けない。

 数分間の陶酔を経ておちんちんを引き抜くと、凜花の膣口からぶばーっと精液が噴き出して愛菜の割れ目を濡らす。ぼくは愛菜に挿入して、ぶちゃぶちゃピストンを再開する。凜花の膣に指を挿れて、精液を掻き出す。凜花は愛菜を抱きしめて、にちゃにちゃ舌を絡ませる。
「快感を感じたら、周辺環境に注意して声を出すことも可能です。喘ぎ声は自己陶酔とコミニュケーションを同時に達成する健全な反応です。一方、声を我慢することで、性的な音が際立つことがあります」
 アリスが言う。アリスはぼくたちの乱交を観たがる。ぼくたちを鑑賞しながらオナニーする。無機質にもっとエロいことを要求する。
 イクとき以外は凜花も愛菜もあまり喘がないから、セックスの濡れたおとばかりが際立って響く。声を出すとこのマンションではどこまで響くかわからない。それに、ぼくたちは愛し合っているわけではない。ぼくが双子を卑劣に凌辱しているのだから、悦びを声に出すのはおかしい。それでも、長くて太いおちんちんに膣を貫かれるたびに、二人は抱き合ったまま自然と漏れてくるおんなの声を必死で堪える。そのいじらしい仕草にぼくはますます嗜虐的になって、ものすごい長時間休みなくレイプを続けてしまう。
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