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由香里と麻耶の処女を奪う・1

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 放課後。
 帰りの会が終わると、ぼくはランドセルを背負って一人で教室を出る。一度昇降口へ歩いてから、一階の廊下を体育館の方へ歩いて、三階まで階段を駆け上がる。ぼくたち六年生の教室は南棟の二階で、三階には空き教室しかない。空き教室には電子錠がかかっているのだけど、アリスが鍵を管理していて、ちょうど三階の真ん中にある古い六年三組の教室を開けてくれる。
 中に入ると、すでに美咲がいた。
 窓際に並んだ古い椅子を下ろして、座って校庭を眺めている。空き教室にはこういう使われなくなった古い椅子や机がたくさん置いてある。ぼくに気づくと、もう一つ椅子を下ろしてくれる。ぼくは美咲の隣に腰掛ける。
「明日香たちは?」
 美咲が訊く。
「わからない。教室出るときは見ないようにしてるもん」
「そっか……」
 美咲は口ごもる。緊張が伝わる。

 あの日以来、ぼくたちは毎日放課後、この空き教室でセックスを強要されていた。明日香たちは毎日動画を撮影し、それを使ってぼくたちを脅迫する。
 毎日どうせそうなるとわかっているから、ぼくはランドセルにタオルを二枚入れている。タオルを学校に持っていくことを提案したのはアリスだ。ティッシュだと見つかってしまう可能性があるけれど、自分で洗濯をするぼくはタオルを持参するほうが安全だし後始末が楽。

 美咲がぼくに向き直って、椅子の上で両脚を拡げる。濡れた割れ目がぱっくり開く。
「待たずに始めちゃおうか」
「え、いいの?」
「どうせするじゃん。いいよ、しようよ」
 美咲は椅子から降りて、ぼくの前に跪く。ぼくのショートパンツのホックを外す。ジッパーを下ろして、おちんちんを引きずり出す。躊躇いなくちゅるりと飲み込んで、扁桃腺と喉でにゅるにゅる圧迫する。きもちよくて力が抜ける。ぼくは美咲のカットソーの袖から手を挿し込んで、剥き出しの乳首を摘む。カットソーの下には下着を着ていない。
 美咲はフェラチオしながら自分の割れ目を愛撫する。
「勝手に始めちゃっていいのかな」
「んむ、ぷはぁ……いいよ。ぐずぐずしてる方が悪いんだもん」
 そして、美咲は自分の巻きスカートを捲くりあげて、四つん這いになる。ぼくにお尻を向ける。濡れた割れ目を指で拡げる。
「挿れて……、雅巳くんのおちんぽ」
 美咲がはっきりとぼくを誘ったのは初めてだ。ぼくは椅子から降りてパンツを脱ぎ、下半身裸になる。長いおちんちんを支えて美咲の割れ目におしつける。体重をかけると、強い圧迫を伴って、みちゅるるるっと滑らかに滑り込む。
「んあっ……、カタ……い、おっき……あっあっあっうっ、んふ」
 美咲が唇を噛んで声を堪える。腰を回転させて、マイルドな膣粘膜を抉るようにピストンする。後ろからつながると、おまんこの匂いをより強く感じて興奮する。前からつながったときと全く違う感触を楽しめる。

 教室の窓は閉まっていたけれど、校庭でボールを蹴って遊ぶ子の声が聞こえる。カスタネットの音が廊下に響く。まだ学校内に残っている生徒たちの元気な声を聞きながら、美咲を突きおろし、美咲の巻きスカートを脱がして、カットソーも脱がす。ぼくもつながったまま服を脱ぐ。上履きと靴下も脱いで全裸になる。脱いだ服はできるだけ遠くに投げる。ぼくのセックスはいろんな体液がたくさん飛び散るから。
 空き教室は古い机と不揃いの椅子が隅に並べられている以外に遮蔽物が無い広い空間だから、全裸になると無防備が極まって心拍数が上がる。声を堪えると、肉の音が際立って響き渡る。

 つちゃっつちゃっつちゃっ、みちゃっ、ぶちゅっ、ぶちゃっぶちゃっぶちゃっ。

 こんな綺麗な子が立てて良い音じゃない。おちんちんが長くて密着できないから、ぼくがセックスすると陰茎が膣を出入りする純粋に卑猥な音しか響かない。そんな音を小学校の教室に響かせる。マイルドな感触だけでなく、おまんこの音、匂い、味、おちんちんを出し挿れするときの滑らかな陰唇のうごめきを、五感全部で堪能する。
「くはーっ、でっ……出るっ」
「いいよ……、だっ、出し……てっ」
 ぼくは四つん這いの美咲を突きながら、膣内にびじゅっびじゅっびじゅっと精液を送り込む。ピストンしながら射精する。結合から律動に圧迫された精液が盛大に噴き出し、ぼくたちの身体に飛び散る。ものすごい量の精液を撒き散らし、美咲が「きゃーすごーい」と驚いて笑う。喘ぐ。自分で口を押さえる。
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