夢物語

遠藤きっか

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36章

3.

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『きっか・・?許可がないとお酒飲めないの?』と不思議に思うかすみ

『私・・お酒飲むと人に絡むからミンがだめって』と苦笑いするきっか

『確かに昔からそうだもんね』と笑うかすみ


『それ絶対にミンに言わないでね』と必死になるきっか

『ミンくんて嫉妬深いしね』と笑うかすみ


『そうかなぁ。・・・なぜかよくミンが怒ってるからやっぱり私のせいだよね?』と困るきっか

『きっかって自分がモテてるのわかる?』と笑うかすみ


『誰が私のこと好きなの?』ときょとんとしてかすみに話を聞く

『やっぱり・・・だからミン君ほっとけないんだね。きっかがよかれと思って親切にしてあげるとみんな勘違いするんだよ。特に男の人は・・・注意しなさいよ。』と説教するかすみ

『注意するも何も私何もしてないから』と困るきっか

シンの携帯に電話がかかってきて席を外す

『最近モテ期だもんね。ミン君が彼氏だから余計にモテるのかもね』とからかうかすみ

『そんなことないよ』と話していると

ミンが『さっきから何の話してるの?』とニコニコで話に入ってくる

『きっかはどうしてモテるのか?って話をしてるの』とかすみ

『そんなことないって言ってるんだけど』と不満げに応えるきっか

『ふ~ん。・・・きっかがモテるのは僕のおかげだよ。』と自信満々で応えるミン

    
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