夢物語

遠藤きっか

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26章

プロポーズ.6

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『僕と結婚してください』と小さい箱を取り出しきっかに見せる


きっかは『えっ?・・・どうして・・私なんかで・・・いいの?』と本音がぽろっと出てしまう………


また、心配そうに泣きそうになりながらミンを見つめる


『もちろんだよ。きっかじゃないとダメなんだ。・・・・サランヘヨ』と真剣な顔で優しく言うミン


『あっ・・・ありがとう。こんな私でよかったら、本当にお願いします』と泣きながらミンの手を取る


ミンは立ち上がりきっかの涙を指で拭き


箱に入っているダイヤの指輪をきっかの左薬指に着けてあげる

そして、きっかをじっと見つめニコッと微笑み


急に手を取り『やった~!!』ときっかの顔を見て満面の笑みで万歳するミン

きっかはそんなミンのはしゃぎぐ姿にびっくりするが


嬉しくて嬉しくてミンを微笑みながらじっと見つめる


『ごめんね。こないだは、変なプロポーズになっちゃったから、ちゃんとしたかったんだ・・・』と頭を掻きながら恥ずかしそうに話すミン


『凄く嬉しいよ。ミンはいつも私のこと考えてくれるんだね。プレゼントもたくさんもらっちゃったし』と微笑む

『大切だから、当たり前だよ。・・・プレゼントはたまたま重なっちゃっただけだから。』と微笑んで応えるミン

その後、ミンは真剣な顔をしてきっかをじっと見つめ




『ずっと一緒にいようね』と約束する………
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