夢物語

遠藤きっか

文字の大きさ
上 下
128 / 223
21章

本当のこと…2

しおりを挟む
『えっと、実は・・・。一回だけあんまり覚えてないことがあって』

『えっ?』


『お酒を結構飲んでたから・・・記憶が曖昧で。ハンソしかわからないんだ』と申し訳なさそうに言うきっか


『明日じゃあ、そのこと直接本人に聞くよ』と少し冷たい態度でそっけないミン

『聞かないほうが一番いいと思うけど・・・』と焦って言うきっか

『それいつの話?』


『ミンと出会う1ヶ月前かなぁ?・・・』


『あいつ・・・』


『ごめんね。どうやってわかって貰えばいいかわからないけど、本当になんでもするから許して』と謝るきっか


ニコッと笑い『なんでも?』


『うん。』真剣に応えるきっか


『きっかは僕のことほんと大好きなんだね』と自信満々に言う

『じゃあ、まず・・・。お仕置きとして

抱かせて』と真剣な顔で言うミン


『えっ?』

『やなの??』と上から目線で話すミン


『そう言うわけじゃないけど・・・』と困惑する


『ならいいでしょ??』とニコニコ笑顔で応えるミン


『そこなの?』と凄く困るきっか


『大事なことだと思うけど・・・。今日は寝かさないから覚悟してね』とニコニコで言うミン

『えっとやっぱり今日はちょっと・・・』


『きっか、さっきなんでもって言ったよね』と強気なミン

    
しおりを挟む

処理中です...