夢物語

遠藤きっか

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11章

日本最後のデート.8

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可愛いハートのついた指輪をミンがくれたからだ

 
照れながら、きっかの右手の薬指に指輪をはめるミン

 
『とっても嬉しいよ』と泣きながら喜ぶきっか

 
ミンは、すごく嬉しくてきっかを抱きしめて『ずっと一緒にいようね』と言い、キスをする

 

そして、きっかと約束する『毎日連絡もするし、写真もいっぱい送るから絶対寂しい思いをさせないから』ときっかの泣きじゃくる顔を見つめ涙を指で拭き

もう一度優しいキスをして抱きしめる

 
離れても大丈夫なように強く抱きしめるミン

 

時間が一刻一刻と過ぎていき気づけばもう17時

 
飛行機の時間がやってきた

 
ミンからもらった指輪を眺めながら、幸せを感じ

 
ミンとお別れすることに

 
ミンは『すぐに連絡するからね』ときっかに伝える

 
きっかは、『私もメールするね』と言って手を振って見送ることに

 
ゲートに入り

マネージャーは『大丈夫か?』とミンに聞く

 
『大丈夫。』と微笑み飛行機に乗り込む


きっかは

ミンの心配をしながらも指輪を見て
来月会えるから大丈夫と思い彼を見送る

 
寂しいけど、彼のことを信じて待とうと決めたきっか

 

彼が旅立っていった……自分の国へ………

 

 

 
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