夢物語

遠藤きっか

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6章

一緒にいる時間.2

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次の日、

 

珈琲の匂いで目が覚めるきっか………


ミンが珈琲を淹れている

その姿がまた格好良くて見惚れているきっか

 

きっかが起きたのに気づくミン

澄ました顔で近寄ってきて

 

軽いキスをする


そして、『おはよう』とニコッと微笑む

 
その笑顔がまたかっこよすぎて

顔を背け枕で顔を隠すきっか

 

枕を退け

キスをしようとするミン


ミンの口に手を当ててダメというきっか

 
『してもいい?』と可愛く言ってくるミン

『ぜったいダメ!!』と譲らないきっか

『ふ~ん。じゃあ、もうしない』と拗ねるミン

 

そんなミンを見てきっかは

 

不意打ちでキスをする………

 

その行動にミンが嬉しくて微笑んでいる


きっかに『おひるにおわるからまってて』と片言の日本語で言う

 
『うん・・・。///』と笑顔で応える

 
さりげなくきっかの額にキスをして『いってきます』と手を振って部屋を出ていくミン

 

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