七不思議～過去から未来へ～

1日目Part1

朝起きると私は泣いていた。不思議に思いながらも準備をして家を出る。
しばらく歩いていると秋雨と出会った。
「おはよー春花！」
朝から元気だなぁと思いつつ、
「…………はよ。」
と返す。授業も終わり放課後が訪れる。
「いよいよ今日からだ。」
桜我の一言で私たちは現実を突きつけられる。
「僕たち………だね。」
冬馬と梅雨が顔を見合わせる。
「私、門のところで待ってるから。大丈夫だよ。」
冬馬と梅雨にそう告げる。すると、
「女子が1人じゃ危ないだろ。俺も待つ。」
桜我が意外なことを言いみんなが驚く。
「俺も！一緒に待つ！」
「私も待つわ。」
秋雨と雫もそう言って結局全員で待つことに。

適当に時間を潰し、12時に学校へ行く。
門まで来たところでお別れである。
「春花～～～怖いよぉ……。」
そう言って泣きながら抱きついてくる梅雨。
「大丈夫。がんばれ梅雨！」
そう言って送り出す。
「冬馬、がんばってね！」
不安そうな彼も送り出す。
「がんばれよー！」
「がんばれ。」
「ファイトー！！」
「待ってるからね！」
私たちは2人を見送った。