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第1章︙精霊編
異世界へ
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「……うーむ、ここはいったいどこだ?」
目の前にいる蝶々さんに俺はしゃがみこんで声をかけるけど勿論返事は帰ってこない。
……俺、そういえば神様にどこに転移するのか聞いてなかった。
これは不味い。俺は今完全に子供なのだ。高校生の時とは違って有り余る体力なんぞないしこれから一人でこれから暮らせるのかさえ怪しいな。
「うーん、どうすれば……あ!そういえば、かみさまにいろいろもらったんだ!」
もっと欲しいとねだったり神様がご機嫌取りの為にくれた数々の物が入ってる筈だ。
俺は腰にあるポシェットからゴソゴソといろんな物を取り出しはじめた。
「これはズボンで………これはすいとうでしょ……これは……ネックレシュかなー?」
俺は色々出して整理すると、服三着、フード付きマントに水筒にお弁当箱、ルービックキューブみたいな謎の物体、綺麗なボールペン、謎の瓶、あのナイフに分厚い装飾が施された本、これが神様の言ってたグリモアってやつかも。更に良くわからないネックレスがあった。
あ……あとこの魔法のポシェットもある。
「とりあえず………ふくはもどして、すいとうとおべんとうばこ、しかくいのもいらないな。それにペンとビンも……いちおうネックレシュとナイフは、もっておこー。」
今使わないものはポシェットに戻し、使えそうなものは身につけた。残ったのはグリモアとか言う本だけ。
取り敢えず読めるか調べようか。
「うーん………よめるかどうか、わからないな。しかもぜんぶはくしだ。」
本を開くと驚いたことになんにも書かれていなかった。まさか神様が適当なものを上げたのかも……いや、流石にそれはないか。
本を持ったままどうしたものかと思っているとヒラヒラとあの蝶々さんが舞いはじめた。
その光景が美しくてじーっと見ていた俺は、蝶々さんを保存しようとした。
だってボールペンあるし。白紙の分厚い本もあるし。スマホないし書かない理由はないでしょ。
異世界ということもあってか少し幻想的な光景を残そうと俺はボールペンを取り出し本を開いた。
「…………え?」
俺が本もページを開くと白紙だった場所に文字が書かれていた。
【精霊蝶】
・主に神秘の森に生息している精霊の魔力残滓によって誕生した魔法生物。かすかな魔力を有しており、また精霊の近くでしか生息できないので見つけたら縁起が良いといわれている。
……もしかしてこの蝶々さんって精霊蝶っていうなのか?
「フム………とりあえず、なんでもじがあらわれたのかはおいといて、これはせいれいちょうだな。ほんにもえがかいてあるけどそっくりだし……
………もしかしてこのほんって、おれに、しりたいことをおしえてくれるのか?」
………試してみるか。
俺は一旦本を閉じると手に持っているボールペンを頭に浮かべながら本を開いた。
【神贈︙魔法ペン】
・時空神によって創造され贈られたアイテム。原初の魔導書専用のペンであり魔力を対価として使うことで半永久的に使用可能。
また、魔法ペンで書いたものは言語の枠から逸脱した力を持つ。
………ほんとに出てきちゃった。
凄い。これがあれば何でも分かるじゃないの。
俺はポシェットから次々に取り出して調べていった。
【神贈︙時空神の冒険者道具】
・時空神によって創造され贈られたアイテム。弁当箱、水筒、冒険者服一式、収納型簡易天幕がある。
弁当箱、水筒には時間停止の権能が付与されており、冒険者服一式には時空神から空間隔絶領域術が施されている。
【神贈︙神秘の首飾り】
・時空神によって創造され贈られたアイテム。時空神によって情報は秘匿されている。
【神贈︙幻の魔法瓶】
・時空神によって創造され贈られたアイテム。持ち主の記憶にある調味料を好きなだけ出すことが出来る幻の瓶。
【神贈︙魔法のポシェット】
・時空神によって創造され贈られたアイテム。神話級空間拡張魔法が施されていて約家一軒分収納することが出来る。
ポシェットに入れられない物をいれることは出来ない。
【神月・創滅のナイフ】
・創世神話における原初のアイテム。絶対切断の力を有し、極めた者には世界の理さえ切ることができる強力なナイフ。
無制限魔法付与が可能。
【神々の結晶︙原初の魔導書】
・様々な神々が協力して作り上げた世界最高峰のアイテム。あらゆる知識を閲覧することができ、制作者以外のあらゆる者たちは干渉権を行使することが出来ない。
また、魔法媒介を可能とする。
……グリモアって凄いやつだったんだな。
まず冒険者道具一式はあの神様の作ってくれたやつで四角いのはテントだったらしい。
俺の手に収まるくらい小さくなるテントって凄いやつだね。
空間隔絶領域とか分からないので放置して、ブレスレットも情報が見られないからどうしようもないな。
俺がビックリしたのはポシェット。家一軒分入るなんて凄い。流石にポシェットに入口より大きい物は入れられないけどそれでも便利だ。
これはずっと使えるように大切に使うことにしよう。
瓶は神様から事前に聞いていたからいいとして……
ナイフはヤバい。うん、ヤバいね。一旦見なかったことにしようか。
そして最後のグリモアだけど………神々の結晶ってなに。てか俺が持ってていいやつなの?
すべての知識を閲覧出来るとかもはや元の世界の有名検索サイトの完全上位互換じゃん。
なんか凄いものたくさんもらっちゃった気が……
俺がオロオロしているといつの間にか日が結構傾いていることに気づいた。
あと二、三時間後には日が沈みそうだ。
「……とりあえずきょうの、きょてんをみつけよーか」
俺は一旦アイテムの事は頭から追い出して拠点探しをはじめた。
目の前にいる蝶々さんに俺はしゃがみこんで声をかけるけど勿論返事は帰ってこない。
……俺、そういえば神様にどこに転移するのか聞いてなかった。
これは不味い。俺は今完全に子供なのだ。高校生の時とは違って有り余る体力なんぞないしこれから一人でこれから暮らせるのかさえ怪しいな。
「うーん、どうすれば……あ!そういえば、かみさまにいろいろもらったんだ!」
もっと欲しいとねだったり神様がご機嫌取りの為にくれた数々の物が入ってる筈だ。
俺は腰にあるポシェットからゴソゴソといろんな物を取り出しはじめた。
「これはズボンで………これはすいとうでしょ……これは……ネックレシュかなー?」
俺は色々出して整理すると、服三着、フード付きマントに水筒にお弁当箱、ルービックキューブみたいな謎の物体、綺麗なボールペン、謎の瓶、あのナイフに分厚い装飾が施された本、これが神様の言ってたグリモアってやつかも。更に良くわからないネックレスがあった。
あ……あとこの魔法のポシェットもある。
「とりあえず………ふくはもどして、すいとうとおべんとうばこ、しかくいのもいらないな。それにペンとビンも……いちおうネックレシュとナイフは、もっておこー。」
今使わないものはポシェットに戻し、使えそうなものは身につけた。残ったのはグリモアとか言う本だけ。
取り敢えず読めるか調べようか。
「うーん………よめるかどうか、わからないな。しかもぜんぶはくしだ。」
本を開くと驚いたことになんにも書かれていなかった。まさか神様が適当なものを上げたのかも……いや、流石にそれはないか。
本を持ったままどうしたものかと思っているとヒラヒラとあの蝶々さんが舞いはじめた。
その光景が美しくてじーっと見ていた俺は、蝶々さんを保存しようとした。
だってボールペンあるし。白紙の分厚い本もあるし。スマホないし書かない理由はないでしょ。
異世界ということもあってか少し幻想的な光景を残そうと俺はボールペンを取り出し本を開いた。
「…………え?」
俺が本もページを開くと白紙だった場所に文字が書かれていた。
【精霊蝶】
・主に神秘の森に生息している精霊の魔力残滓によって誕生した魔法生物。かすかな魔力を有しており、また精霊の近くでしか生息できないので見つけたら縁起が良いといわれている。
……もしかしてこの蝶々さんって精霊蝶っていうなのか?
「フム………とりあえず、なんでもじがあらわれたのかはおいといて、これはせいれいちょうだな。ほんにもえがかいてあるけどそっくりだし……
………もしかしてこのほんって、おれに、しりたいことをおしえてくれるのか?」
………試してみるか。
俺は一旦本を閉じると手に持っているボールペンを頭に浮かべながら本を開いた。
【神贈︙魔法ペン】
・時空神によって創造され贈られたアイテム。原初の魔導書専用のペンであり魔力を対価として使うことで半永久的に使用可能。
また、魔法ペンで書いたものは言語の枠から逸脱した力を持つ。
………ほんとに出てきちゃった。
凄い。これがあれば何でも分かるじゃないの。
俺はポシェットから次々に取り出して調べていった。
【神贈︙時空神の冒険者道具】
・時空神によって創造され贈られたアイテム。弁当箱、水筒、冒険者服一式、収納型簡易天幕がある。
弁当箱、水筒には時間停止の権能が付与されており、冒険者服一式には時空神から空間隔絶領域術が施されている。
【神贈︙神秘の首飾り】
・時空神によって創造され贈られたアイテム。時空神によって情報は秘匿されている。
【神贈︙幻の魔法瓶】
・時空神によって創造され贈られたアイテム。持ち主の記憶にある調味料を好きなだけ出すことが出来る幻の瓶。
【神贈︙魔法のポシェット】
・時空神によって創造され贈られたアイテム。神話級空間拡張魔法が施されていて約家一軒分収納することが出来る。
ポシェットに入れられない物をいれることは出来ない。
【神月・創滅のナイフ】
・創世神話における原初のアイテム。絶対切断の力を有し、極めた者には世界の理さえ切ることができる強力なナイフ。
無制限魔法付与が可能。
【神々の結晶︙原初の魔導書】
・様々な神々が協力して作り上げた世界最高峰のアイテム。あらゆる知識を閲覧することができ、制作者以外のあらゆる者たちは干渉権を行使することが出来ない。
また、魔法媒介を可能とする。
……グリモアって凄いやつだったんだな。
まず冒険者道具一式はあの神様の作ってくれたやつで四角いのはテントだったらしい。
俺の手に収まるくらい小さくなるテントって凄いやつだね。
空間隔絶領域とか分からないので放置して、ブレスレットも情報が見られないからどうしようもないな。
俺がビックリしたのはポシェット。家一軒分入るなんて凄い。流石にポシェットに入口より大きい物は入れられないけどそれでも便利だ。
これはずっと使えるように大切に使うことにしよう。
瓶は神様から事前に聞いていたからいいとして……
ナイフはヤバい。うん、ヤバいね。一旦見なかったことにしようか。
そして最後のグリモアだけど………神々の結晶ってなに。てか俺が持ってていいやつなの?
すべての知識を閲覧出来るとかもはや元の世界の有名検索サイトの完全上位互換じゃん。
なんか凄いものたくさんもらっちゃった気が……
俺がオロオロしているといつの間にか日が結構傾いていることに気づいた。
あと二、三時間後には日が沈みそうだ。
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