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エギング編
エギング編7
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テーブルには、アジフライ、アジゴの唐揚げ、アジの刺身。白身の刺身はバリなんだろうか?何時ものように鶏の唐揚げが鎮座する。あとは、サラダに枝豆、ヨシさんが何時も買ってくるマカロニサラダ、冷や奴。……お!?これはもしかして、ソラちゃんが持っていたやつかな?アスパラベーコンだった。
「これは、ソラちゃんが持ってたやつかな?」
僕が聞くとソラちゃんは嬉しそうに「うん!」と頷いた。
「空がつくったんだよね~。」
重松さんはソラちゃんの頭を撫でながらい言う。
まじか!?まだ五歳だよね!?僕よりすげぇ……。
「それじゃ、今日もお疲れ様!かんぱい!」
島田社長の一言で宴が始まる。
まずは、アジの刺身から。
じつはアジの刺身、初体験。
わさび醤油につけると、脂がいい感じに醤油に溶け出す。
口に入れる。青魚だから、魚臭いんじゃないかと思ったけれど、そんなの一切ない。甘い、しかも脂がのってる。こんな美味いものだったんだ。
次に、バリの刺身を食べる。
ん?少し、独特な風味がする。美味いのだけれど、ちょっとクセがあるかも……。
次はアジフライ。
わわ!フワフワしてる!たまに家で出るアジフライとはレベルが違う。アジは味がいい。とはよく言ったものだ。これは、ごはんがすすむ。タルタル、ソース、醤油とつけて食べる。全てに合う。なんと至福の一時。
今回もタルタルなんだろうか?島田社長に目をやった。
やはり、タルタルだ。しかも、トーストにマーガリンを塗るが如く、びっしりとかけていた。
もう、そうなったら、アジフライではなく、タルタルフライなのでは?と思うが、人の食べ方にケチをつけてはいけない。美味しいと本人が思えばいいのだ。島田社長を遠い目でみる。
そして、アスパラベーコンも忘れずに食べる。
ソラちゃんに美味しいと伝えると凄く喜んでもらえた。
宴は楽しく進み、重松さんもいい感じに酔っ払う。
やっぱり、日頃のストレスが溜まってるんだな~。
少しでも、ストレスを吐いて、楽になってくれるといいな~。なんて、のんきに思っていた。
ソラちゃんも居る事だし、僕は一旦、重松さん達を送る事になり、島田社長宅を出た。
重松さん宅に着くなり、少しの事件?が起きた。
重松さん宅はアパートの二階。
酔って千鳥足の重松さん。
まともに歩けなさそうなので、肩をかす事にした。まずは、ソラちゃんに先に行って鍵を開けて貰うように言い、重松さんに肩をかして階段を登り、部屋の前まで到着。
部屋まで行きましょうか?と聞くと、いいよ~。いいよ~。と玄関の所まで送った。ここまでは良かった。
「ありがとうね。ヒロくん。」と酔っ払いの、とろんとした独特の口調の重松さん。離れた瞬間、足かもつれて、僕に抱きついた感じになった。
「大丈夫ですか?」
僕がそう言った瞬間。後ろで大きい声がした。
「これは、ソラちゃんが持ってたやつかな?」
僕が聞くとソラちゃんは嬉しそうに「うん!」と頷いた。
「空がつくったんだよね~。」
重松さんはソラちゃんの頭を撫でながらい言う。
まじか!?まだ五歳だよね!?僕よりすげぇ……。
「それじゃ、今日もお疲れ様!かんぱい!」
島田社長の一言で宴が始まる。
まずは、アジの刺身から。
じつはアジの刺身、初体験。
わさび醤油につけると、脂がいい感じに醤油に溶け出す。
口に入れる。青魚だから、魚臭いんじゃないかと思ったけれど、そんなの一切ない。甘い、しかも脂がのってる。こんな美味いものだったんだ。
次に、バリの刺身を食べる。
ん?少し、独特な風味がする。美味いのだけれど、ちょっとクセがあるかも……。
次はアジフライ。
わわ!フワフワしてる!たまに家で出るアジフライとはレベルが違う。アジは味がいい。とはよく言ったものだ。これは、ごはんがすすむ。タルタル、ソース、醤油とつけて食べる。全てに合う。なんと至福の一時。
今回もタルタルなんだろうか?島田社長に目をやった。
やはり、タルタルだ。しかも、トーストにマーガリンを塗るが如く、びっしりとかけていた。
もう、そうなったら、アジフライではなく、タルタルフライなのでは?と思うが、人の食べ方にケチをつけてはいけない。美味しいと本人が思えばいいのだ。島田社長を遠い目でみる。
そして、アスパラベーコンも忘れずに食べる。
ソラちゃんに美味しいと伝えると凄く喜んでもらえた。
宴は楽しく進み、重松さんもいい感じに酔っ払う。
やっぱり、日頃のストレスが溜まってるんだな~。
少しでも、ストレスを吐いて、楽になってくれるといいな~。なんて、のんきに思っていた。
ソラちゃんも居る事だし、僕は一旦、重松さん達を送る事になり、島田社長宅を出た。
重松さん宅に着くなり、少しの事件?が起きた。
重松さん宅はアパートの二階。
酔って千鳥足の重松さん。
まともに歩けなさそうなので、肩をかす事にした。まずは、ソラちゃんに先に行って鍵を開けて貰うように言い、重松さんに肩をかして階段を登り、部屋の前まで到着。
部屋まで行きましょうか?と聞くと、いいよ~。いいよ~。と玄関の所まで送った。ここまでは良かった。
「ありがとうね。ヒロくん。」と酔っ払いの、とろんとした独特の口調の重松さん。離れた瞬間、足かもつれて、僕に抱きついた感じになった。
「大丈夫ですか?」
僕がそう言った瞬間。後ろで大きい声がした。
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